秋から冬へと季節が移り変わり、窓の外は冷たい風が吹いていた。
その風が渦を巻き、落ち葉を舞い上げ、茶色い塊を空の彼方へ押し上げると消えていく。
そして、巻き上げられた塊は、フロントガラスに降り注ぎ、やがてどこかへ飛んでいった。
車は都内を走っていた。
司は、片肘をドアの内側に着き、アスファルトに引かれた白線が後ろへ流れていくのを目で追っていた。
天気予報では、寒気は暫く日本列島上空に居座ると言っているが、北陸の天気はどうなのか。寒さが厳しくなって来ているのではないか。そう思うと、分厚いコートにマフラーを巻き、手袋を嵌めた女性の姿が目に浮かんだ。
あの日、慈愛に満ちた表情を浮かべ、雄一の容態を心配する女性は『あたしはあんたの事は好きだけど、雄一さんは家族だから、今は家族のことが一番なの。だからゴメンね』と病を告知する医者を思わせる、おごそかな口調で言った。
勿論それは分かっている。二人の関係に司が口を出す立場にいないことは、重々承知している。
そして1ヶ月前、篠田雄一が入院したと連絡があった。
自分で自分のことが出来なくなれば、入院すると言っていた男は、自ら入院することをつくしに告げたという。
病気になったら色々なことが見えてくる。
賢くなった。
そう言っていた雄一は、司を自宅に招き、つくしと二人だけの時間を用意してくれた。
そしてその日、彼自身かつて交際していた女性と会った。
雄一は、部屋に残した司とつくしがどうなったのか、気にしていた。
そしてつくしに対し、どうなったのかと聞いたが、彼女の言葉は曖昧で、はっきりとした言葉は聞けなかったと、彼女に内緒でこっそり司に連絡をしてきた。
その時、司はこう言った。
聞きたかった言葉は聞けた。と。
その言葉に対し、雄一はそれだけ聞けば十分だと笑っていた。
司の心は静けさを取り戻したが、雄一の思いが気になり聞いた。
病気の事を告げることなく、別れを告げた女性は、雄一からの突然の連絡に驚いたが、金沢まで来てくれたと言った。
そしてその女性は、雄一と同じ大学の法学部での同級生であり、弁護士として都内の事務所で働いていると言う。
そんな女性は、再会した雄一が、以前自分が知っていた彼とは違う、と痩せた男の姿に涙を流したと聞かされた。
雄一は、既に電話で自分の病気のことを伝えていたが、再会し、別れを告げた本当の理由と自分の気持ちを告げた。
本当は別れたくはなかったのだと。
だが、僕には未来がない。それに君に心配をかけたくない。やがて死んでいく人間の恋人でいるよりも、もっと自分に相応しい人と付き合う方がいい。君ならどんな男性からでも愛される。そんな思いから別れを決断したと言った。そして、他に好きな女性が出来た訳ではないと告げた。
だがそれは、雄一の勝手な気持ちだ。自己犠牲とも言える勝手な思い込みだ。
相手が幸せか幸せでないかは、他人が自分の物差しで測るものではない。
人は、それぞれ幸せの尺度が違うのだから、押し付けることは間違っている。
それは、過去の司にも言えたことだ。押し付けるだけの愛は愛ではない。
今の司は、そのことを理解しているつもりだ。だから彼女の気持ちを優先した。
お前の気が済むようにすればいいと。篠田雄一は、牧野つくしにとってかけがえのない家族なのだから。
雄一から思わぬ告白を受けた女性は、どうして本当のことを教えてくれなかったの。と責めた。どんなことがあっても、あなたの傍にいたかったと。
だからその女性は、あの日以来、仕事が休みのたび、金沢の雄一の元を訪れるようになったと言う。別れて3年が経っていたが、今でも気持ちは変わらないと言い、傍にいたいと言った。
そして、つくしが妻であることを知ったが、腹を立てることはなかったと言う。
だがそれは、雄一の口から知らされた実情を知っているからであって、そうでなければ、好きな男性が他の女性と結婚していることを簡単に受け入れることなど出来ないはずだ。
司とて実情を知らなければ、受け入れることなど出来なかった。
そして雄一は、つくしに離婚をしてくれないか、と告げた。
かつて『私が死ぬまでは、彼女を私に貸して下さい』と言われたが、本当に寄り添ってもらいたかった人が現れた男は、自分の心に正直になることを決めた。
『僕の我儘でごめん。でも死ぬ人間の我儘だから許してもらえるよね』
と、軽く言い放っているものの、それが雄一の深い希望であることは分かっているだけに、戸籍の上だけの妻であるつくしが拒否することはない。
そして雄一は、別れたかつての恋人と入籍することを決めたという。
勿論、相手の女性もそれを望んだ。
過ぎた日々は取り戻すことは出来ないが、これから訪れる日々があるなら構わない。
たとえ過ごす日々が短くても、一緒にいたいと言って。
そして弁護士の仕事は、休職してもいい。金沢に移り住むと言った。
『弁理士である僕の理想の死に方は、大量の書類に囲まれて死ぬことだった。けれど今は違う。好きな人に・・愛した人に看取られて死ぬことを望むよ』
その言葉に、もし自分が雄一と同じ状況に置かれれば、同じことを思ったはずだ。最期の瞬間、どんな状況に置かれようと、愛する人に手を握られ、その声を耳の奥に聞きながら、安らぎに包まれ旅立つことを望む。
『僕は幸運でした。二人の素敵な女性に出会えて。そしてそのうちのひとりの女性は、道明寺さん。あたなの大切な人だ。だからこれからはあなたが彼女を大切にして下さい』
司は、雄一を看取るといったつくしに待つと告げた。
だから司は、彼に会いに行くことはしなかった。
それに雄一からは、友人と言われたが、雄一とつくしの間には、司にはない二人だけの絆があると感じていたからだ。かつて司とつくしが付き合った短い時間以上の時が二人の間にはあるのだから。
そして、男の気持ちといったものは、実に厄介なものだと気付く。
雄一とつくしとの関係が友情と分っていても、司には入って行くことの出来ない部分がある。
それは透明な膜で覆われ、中は見えるが、触れることが出来ないもののような感じだ。
それが、心の繋がりといったものなのかもしれない。
だが、雄一の気持ちが変わった以上、金沢を訪れようとしていた。
司が、つくしのことだけを忘れるといった記憶喪失は、つくしにとっては理不尽なことだった。だが雄一の病も同じだと思う。
まだ若く優秀な人間である雄一が癌を患い、思いもかけない早さで人生を終えることは、理不尽なことだと思う。
恐らく自らの運命を恨んだはずだ。
そして自らを励ましながら生きて来た。
だが、雄一という男は、死ぬまで自分らしい姿勢を崩すことはない男だと感じていた。
だから彼は、司が勧めた東京での治療といったものを断った。
都内でも有数の設備を持つ、道明寺財閥系列の病院なら、延命とまで行かないが、それなりに命を長らえる治療も受けることが出来る。しかし、雄一はそれを延命と受け取った。
だが司の考え方も雄一と同じだ。もし、最期の瞬間を迎える時がくれば、自分らしく逝きたいと望む。たった一人の人に見守られながら静かに息を引き取ることが安らかな眠りにつけると信じていた。
それは、17年前、彼が刺され、死の淵を彷徨った経験があるからだ。
人に一途でいるということは、なかなか出来ることではない。
いくつもの哀しみをくぐり抜けたつくしだったが、雄一と一緒にいたからこそ、司は彼女に会うことが出来たと思っている。
そして、かつて心の一角にあった心が満たされないといった思いも、今はもうなかった。
「今夜は寒くなりそうだ・・」
車窓から見える景色。寒風が木々の枝を揺らす様子に司は独りごちるが、二人を引き合わせてくれた雄一が、一日でも長く命を繋いでくれることを祈っていた。

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あの日、慈愛に満ちた表情を浮かべ、雄一の容態を心配する女性は『あたしはあんたの事は好きだけど、雄一さんは家族だから、今は家族のことが一番なの。だからゴメンね』と病を告知する医者を思わせる、おごそかな口調で言った。
勿論それは分かっている。二人の関係に司が口を出す立場にいないことは、重々承知している。
そして1ヶ月前、篠田雄一が入院したと連絡があった。
自分で自分のことが出来なくなれば、入院すると言っていた男は、自ら入院することをつくしに告げたという。
病気になったら色々なことが見えてくる。
賢くなった。
そう言っていた雄一は、司を自宅に招き、つくしと二人だけの時間を用意してくれた。
そしてその日、彼自身かつて交際していた女性と会った。
雄一は、部屋に残した司とつくしがどうなったのか、気にしていた。
そしてつくしに対し、どうなったのかと聞いたが、彼女の言葉は曖昧で、はっきりとした言葉は聞けなかったと、彼女に内緒でこっそり司に連絡をしてきた。
その時、司はこう言った。
聞きたかった言葉は聞けた。と。
その言葉に対し、雄一はそれだけ聞けば十分だと笑っていた。
司の心は静けさを取り戻したが、雄一の思いが気になり聞いた。
病気の事を告げることなく、別れを告げた女性は、雄一からの突然の連絡に驚いたが、金沢まで来てくれたと言った。
そしてその女性は、雄一と同じ大学の法学部での同級生であり、弁護士として都内の事務所で働いていると言う。
そんな女性は、再会した雄一が、以前自分が知っていた彼とは違う、と痩せた男の姿に涙を流したと聞かされた。
雄一は、既に電話で自分の病気のことを伝えていたが、再会し、別れを告げた本当の理由と自分の気持ちを告げた。
本当は別れたくはなかったのだと。
だが、僕には未来がない。それに君に心配をかけたくない。やがて死んでいく人間の恋人でいるよりも、もっと自分に相応しい人と付き合う方がいい。君ならどんな男性からでも愛される。そんな思いから別れを決断したと言った。そして、他に好きな女性が出来た訳ではないと告げた。
だがそれは、雄一の勝手な気持ちだ。自己犠牲とも言える勝手な思い込みだ。
相手が幸せか幸せでないかは、他人が自分の物差しで測るものではない。
人は、それぞれ幸せの尺度が違うのだから、押し付けることは間違っている。
それは、過去の司にも言えたことだ。押し付けるだけの愛は愛ではない。
今の司は、そのことを理解しているつもりだ。だから彼女の気持ちを優先した。
お前の気が済むようにすればいいと。篠田雄一は、牧野つくしにとってかけがえのない家族なのだから。
雄一から思わぬ告白を受けた女性は、どうして本当のことを教えてくれなかったの。と責めた。どんなことがあっても、あなたの傍にいたかったと。
だからその女性は、あの日以来、仕事が休みのたび、金沢の雄一の元を訪れるようになったと言う。別れて3年が経っていたが、今でも気持ちは変わらないと言い、傍にいたいと言った。
そして、つくしが妻であることを知ったが、腹を立てることはなかったと言う。
だがそれは、雄一の口から知らされた実情を知っているからであって、そうでなければ、好きな男性が他の女性と結婚していることを簡単に受け入れることなど出来ないはずだ。
司とて実情を知らなければ、受け入れることなど出来なかった。
そして雄一は、つくしに離婚をしてくれないか、と告げた。
かつて『私が死ぬまでは、彼女を私に貸して下さい』と言われたが、本当に寄り添ってもらいたかった人が現れた男は、自分の心に正直になることを決めた。
『僕の我儘でごめん。でも死ぬ人間の我儘だから許してもらえるよね』
と、軽く言い放っているものの、それが雄一の深い希望であることは分かっているだけに、戸籍の上だけの妻であるつくしが拒否することはない。
そして雄一は、別れたかつての恋人と入籍することを決めたという。
勿論、相手の女性もそれを望んだ。
過ぎた日々は取り戻すことは出来ないが、これから訪れる日々があるなら構わない。
たとえ過ごす日々が短くても、一緒にいたいと言って。
そして弁護士の仕事は、休職してもいい。金沢に移り住むと言った。
『弁理士である僕の理想の死に方は、大量の書類に囲まれて死ぬことだった。けれど今は違う。好きな人に・・愛した人に看取られて死ぬことを望むよ』
その言葉に、もし自分が雄一と同じ状況に置かれれば、同じことを思ったはずだ。最期の瞬間、どんな状況に置かれようと、愛する人に手を握られ、その声を耳の奥に聞きながら、安らぎに包まれ旅立つことを望む。
『僕は幸運でした。二人の素敵な女性に出会えて。そしてそのうちのひとりの女性は、道明寺さん。あたなの大切な人だ。だからこれからはあなたが彼女を大切にして下さい』
司は、雄一を看取るといったつくしに待つと告げた。
だから司は、彼に会いに行くことはしなかった。
それに雄一からは、友人と言われたが、雄一とつくしの間には、司にはない二人だけの絆があると感じていたからだ。かつて司とつくしが付き合った短い時間以上の時が二人の間にはあるのだから。
そして、男の気持ちといったものは、実に厄介なものだと気付く。
雄一とつくしとの関係が友情と分っていても、司には入って行くことの出来ない部分がある。
それは透明な膜で覆われ、中は見えるが、触れることが出来ないもののような感じだ。
それが、心の繋がりといったものなのかもしれない。
だが、雄一の気持ちが変わった以上、金沢を訪れようとしていた。
司が、つくしのことだけを忘れるといった記憶喪失は、つくしにとっては理不尽なことだった。だが雄一の病も同じだと思う。
まだ若く優秀な人間である雄一が癌を患い、思いもかけない早さで人生を終えることは、理不尽なことだと思う。
恐らく自らの運命を恨んだはずだ。
そして自らを励ましながら生きて来た。
だが、雄一という男は、死ぬまで自分らしい姿勢を崩すことはない男だと感じていた。
だから彼は、司が勧めた東京での治療といったものを断った。
都内でも有数の設備を持つ、道明寺財閥系列の病院なら、延命とまで行かないが、それなりに命を長らえる治療も受けることが出来る。しかし、雄一はそれを延命と受け取った。
だが司の考え方も雄一と同じだ。もし、最期の瞬間を迎える時がくれば、自分らしく逝きたいと望む。たった一人の人に見守られながら静かに息を引き取ることが安らかな眠りにつけると信じていた。
それは、17年前、彼が刺され、死の淵を彷徨った経験があるからだ。
人に一途でいるということは、なかなか出来ることではない。
いくつもの哀しみをくぐり抜けたつくしだったが、雄一と一緒にいたからこそ、司は彼女に会うことが出来たと思っている。
そして、かつて心の一角にあった心が満たされないといった思いも、今はもうなかった。
「今夜は寒くなりそうだ・・」
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司×**OV様
おはようございます^^
雄一さんも彼女と話ができました。そして限られた時間しかない彼はつくしと離婚を望み、彼女と一緒になりたいと望みました。もちろんつくしが断るはずがありません。
互いの幸せの為ですから^^
雄一さんの限られた人生のなか、有意義な時間が過ごせるといいですね。
コメント有難うございました^^
おはようございます^^
雄一さんも彼女と話ができました。そして限られた時間しかない彼はつくしと離婚を望み、彼女と一緒になりたいと望みました。もちろんつくしが断るはずがありません。
互いの幸せの為ですから^^
雄一さんの限られた人生のなか、有意義な時間が過ごせるといいですね。
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.10.13 22:44 | 編集

ま**様
おお素晴らしい!拍手、ゾロ目だったんですね?
そして、何かいいことがありそうな数字ですね?
お話は予測に違わぬ状況に向かうと思いますが、お付き合い頂ければと思います。
また寒さが戻って来ましたねぇ。ま**様もお身体ご自愛下さいませ。
拍手コメント有難うございました^^
おお素晴らしい!拍手、ゾロ目だったんですね?
そして、何かいいことがありそうな数字ですね?
お話は予測に違わぬ状況に向かうと思いますが、お付き合い頂ければと思います。
また寒さが戻って来ましたねぇ。ま**様もお身体ご自愛下さいませ。
拍手コメント有難うございました^^
アカシア
2017.10.13 22:50 | 編集

か**り様
雄一さんが彼女と別れた理由。
確かに自分だけの決断で決めてしまうのは、相手にしてみれは、否定された事と同じです。まさにつくしがつくしのことを忘れた司にされたことと同じです。
そして別れた彼女は、雄一さんの妻として傍にいたい。と思っていることは間違いないでしょう。愛する人の最期を・・そう思っていることでしょう。
満ち足りた心。そうですよね。最期は心が満たされることが幸せに繋がる。そう思います。
雄一さん、間に合って良かったですね!
コメント有難うございます^^
雄一さんが彼女と別れた理由。
確かに自分だけの決断で決めてしまうのは、相手にしてみれは、否定された事と同じです。まさにつくしがつくしのことを忘れた司にされたことと同じです。
そして別れた彼女は、雄一さんの妻として傍にいたい。と思っていることは間違いないでしょう。愛する人の最期を・・そう思っていることでしょう。
満ち足りた心。そうですよね。最期は心が満たされることが幸せに繋がる。そう思います。
雄一さん、間に合って良かったですね!
コメント有難うございます^^
アカシア
2017.10.13 22:52 | 編集

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さと**ん様
雄一も別れた彼女も、なんとか一緒に最期を過ごすことが出来るようです。
人生の残り時間が僅かだとしても、二人が過ごせる「時」が残されていた良かったと思います。
司とつくしに負けないほどの愛で結ばれた二人。
二人の時間は、短く儚いものだとしても、思いが同じならそれで満足ではないでしょうか。
泣くのはまだ早いです!!いや、別に泣かそうとは思ってません(笑)
コメント有難うございました^^
雄一も別れた彼女も、なんとか一緒に最期を過ごすことが出来るようです。
人生の残り時間が僅かだとしても、二人が過ごせる「時」が残されていた良かったと思います。
司とつくしに負けないほどの愛で結ばれた二人。
二人の時間は、短く儚いものだとしても、思いが同じならそれで満足ではないでしょうか。
泣くのはまだ早いです!!いや、別に泣かそうとは思ってません(笑)
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.10.13 23:24 | 編集
