2017
09.11

秋日の午後 最終話

いったい今が何時なのか分からなかったが、外の明るさは、夕方とは思えない明るさがあり、部屋の中で感じた庭の陰りは樹々の悪戯だったのかと思った。

それなら、やはり眠っていたのは、ほんの30分程度であり、老女と会話をした時間を考えても、3時10分で止った時計の針を、せいぜい50分程進めればいいことだと思う。
そう思えば、今の時間は4時前後だと考えれば、この明るさにも納得がいった。

だが時間の感覚がこれほど曖昧になるといったことは今まで無かった。
それに、時計の針が止るといったことも経験したことが無い。

人は時と共に生き、時によって人生を動かして行く。
だからこそ、時は金なり、Time is money、時間を無駄に使うな。といった言葉が頻繁に使われる。司自身、経営者としてそのことを重んじて来た。そして、その言葉を常に実践して来た。

だから、そんな男が考える時計といったものは、自分を律する上でも必要なビジネスアイテムであり、電池で動くクォーツ式ではなく、ゼンマイで動く機械式の腕時計が止るといった状況になどなったことが無い。
だが、ビジネスの最前線から退き、人生の一区切りを迎え、どこか気が緩んでしまったのだろうか。時計の針を常に気にしていた男の時が止ったことが信じられなかった。

どちらにしても、東京に帰ったら秘書に言ってオーバーホールに出そうと思う。
彼女と知り合う前の司なら、どんなに高価なものだろうと役に立たなくなった物は価値などないと捨てていた。だが、物を大切にしろと常々子供たちに言い聞かせていた妻はそんな司を許さなかった。

慎ましやかに育った妻の感覚からすれば、まだ使えそうな物を簡単に捨てるのは、勿体ない以上に罪なことであり、子供の教育にもよくないと言われていた。
だから物を簡単に捨てるなと約束させられた。

だが約束といったものは、約束した相手が亡くなれば、無効となるはずだ。
しかし司は妻と交わした約束を無効にする気はない。
例え約束した相手がいなくなっても、約束は約束だ。それに生きていく意味を教えてくれた大切な人と交わした約束は、どんな約束だろうが破るつもりはない。







広大な別荘の敷地は、門から邸までかなりの距離があり、玄関に辿り着くまで緩やかな坂になっていた。そして司の乗って来た車は、今は玄関から遠く離れたその坂の途中に止められていた。

何故、あんな所へ車を止めているのか。いつも玄関のすぐ前に止められているはずの車が、と思うが、これも運動であり歩くことも必要だと自分に言い聞かせ、そこへ続く小径をゆっくりと歩いていた。

かつてこの小径を妻と歩いたことがあった。
純和風の別荘に相応しく、庭は築山のある日本庭園となっており、小径はそんな庭の中を散策するために造られた道だ。

池には沢山の花菖蒲が植えられているが、6月になればいっせいに咲き揃う花は見事だと言われていた。秋に訪れることが多かったこの別荘だが、6月の雨に打たれる菖蒲を愛でるため訪れたこともあった。だがその花も、もう一緒に見ることは無いのだと思えば、不意に胸を衝かれた。

やはり一人で来るべきでは無かったと。
まだこの場所に一人で来るべきでは無かったのだ。
年を取った二人が、二人だけで過ごしたこの場所は想い出が多すぎる。
妻に会いたいといった思いがこの場所へ足を向けさせたのだろうが、まだここに来るのは早すぎたのだ。

そう思った途端、一陣の風が吹き、広大な敷地に植えられていた木々が一斉にざわざわと大きな音を立てた。
その時、小径の一カ所に強い光り当たり、明るい光りの塊が現れた。
初めは白い石が敷かれた小径に太陽の光りが当たり、強い照り返しが起きたのだと思った。
だが、その中に現れた何かの塊がみるみるうちに形をつくり、人影だと気付いたとき、口をついたのは妻の名前だった。

「つくし・・・」

死んだはずの妻がそこにいた。
亡くなった時よりもずっと若い姿をした妻が。

「司。ねえ、どうしたの?」

懐かしく愛おしい声に、この状況が夢なのか、幻なのか、区別がつかなかった。
今、目の前にいるのは確かに妻だ。心はそれを認めているが、脳は理解出来ずにいた。

そして、纏まりのつかない頭は、妻が何を言っているか理解が出来ずにいた。
もし、夢ならまだ自分は部屋のカウチで寝ているということになる。そして幻なら瞬きを繰り返すうちに消えてしまいそうな気がして、じっと目を凝らし、妻の顔を見つめていた。

「どうしたって・・何がどうしたんだ。・・いや、そんなことはどうでもいい。会いに来てくれたんだろ?俺に会いに。なあそうだろ?」

司は何を口にしていいのか分からず、そこまで言って喉が詰まり、それ以上言葉が出なかった。幽霊でもいいから会いたいと願った最愛の人がそこにいて、話をしていることに胸が熱くなり、目に熱いものが込み上げて来るのが感じられた。

「ねえ、どうしてこんなに早く来たの?ゆっくりでいいって言ったじゃない」

若い姿をした妻は20代の頃の姿で少し怒ったような、戸惑ったような口調で言う。
そんな妻に気味が悪いだとか、怖いといった感情は無い。むしろ愛おしさでいっぱいだ。
そして、二人の距離は互いに手を伸ばせば届くほど近くにいた。
だが何が早いと言うのか。二人の想い出が詰まったこの場所に来たことが早すぎると言いたいのか。

「・・・本当に困った人ね」

ふうっ、と息を吐き、出た言葉は、やはり司に対しての言葉だが、いったい何が困ったというのか分からなかった。
そして気が付けば、司は妻の身体をしっかりと抱いていた。
夢ではない、幻でもない。確かに小さな身体は彼の腕の中にあった。

「つくし・・つくし、会いたかった!」

ギュッと力強く抱きしめる司の背中にそっと回された細い腕は、紛れもなく妻の、つくしの腕だ。

「本当に、困った人ね」

司の胸の中で、くぐもった声で繰り返されるその言葉の意味は、いったいどういう意味なのか。
だが司は、どんな意味だろうと構わなかった。
ただ会いたいと思っていただけで、何が困るのか、そう言いかけたが今は言葉よりも妻の柔らかい唇が欲しかった。
最後に触れた、また逢おうといった約束としての口づけが、早々に叶えられることが喜ばしいことだと感じ、重ねた唇は、あの時と同じ温もりが感じられ柔らかかった。

暫くして顔を上げた司は、妻の顔をじっと見つめていたが、もし、これが夢か幻なら何を話せばいいのかと、迷っている暇はないはずだと口を開こうとした。
だが、その瞬間、妻の1本の細い指が彼の唇を塞いだ。
そして、後ろを振り向いた。

司が妻の視線の先に見たのは一台の車だ。
その車の運転手が後部座席のドアを開け、中に座る動かぬ人物に、懸命に何かを呼びかけている姿が見えた。
そして慌てた様子で携帯電話を取り出し、どこかへ電話をしている様子が見て取れた。


あれは、司が乗って来た車で、運転手は彼専属のドライバーだ。


司は妻の手を握り、大きく頷いた。
こうして妻の手を握っている方が大切だと。




司は心の中で望んでいた。
時が止る日が来たら、妻の手で連れて行って欲しいと。
そして、どうやらその瞬間が訪れたようだ。
時計は3時10分で止ったままだ。
二人の想い出の場所である修善寺の別荘が、彼の旅立ちの場所となった。








「司、もっとゆっくりでよかったのに。ゆっくりって言ったのにせっかちな人ね?でも仕方ないわね」

「ああ。俺は元々気長な人間じゃねぇからな。けどお前のためなら気長にもなれたけどな」

彼女がいたから気長にもなれた。
彼女がいなければ、とっくの昔に死んでいたとしてもおかしくない人間だった。
それに、彼女がいない人生にやり残したことなどない。

「・・・つくし、どこに行く?」

「司が行きたい所ならどこでもいいわよ?」

「そうか。俺はお前が一緒ならどこでもいい。これから先もずっと一緒にいれるならそれで」

「でも本当にいいの?」

と彼女は運転手を振り返り、それから再び司を見た。
その目は真剣で、今ならまだ戻ることが出来るのよ、後悔しない?と聞いていた。
だが司は、後悔するつもりはない。これから先、何年待てば彼女に会えるのか分からないのだ。それに、このチャンスを逃せば、もしかすると二人が再び会うことがないのではないか。そんな思いが頭の中を過っていた。

「ああ、構わねぇ。お前のいる場所なら地獄でもどこでも追いかけて行くって言ったろ?」

「そう?じゃああたしの手を離さないで。ずっと離さないで握っててくれる?」

先に離したのはお前の方だろ、と言いたかったが、もう決して離すつもりはない。

「ああ。離さねぇよ。二度とな」

この場所に戻ることが出来ないとしても構わなかった。
だがこの小径を行けば、夕陽が落ちる頃には二人だけの別の世界があるはずだ。

やがて、二人の前に続く小径に明るい光りが射し、目の前の景色がゆっくりと光りの中に溶けていった。そして、それと同時に、懐かし景色だけが司の脳裏に浮かんでいた。

それは二人が20代の頃。
まだ子供たちが生まれる前の甘いひととき。
大きなお腹を抱え、司を見てコロコロと笑う妻の姿があった。
忘れなかったその笑顔は今、やはり目の前で柔らかなほほ笑みを浮かべていた。





二人で決め、二人が選んだ人生だ。
これまで生きてきた人生に後悔はない。
だが、二人が生きた人生は長いようで短かった。
だから、もう一度二人で新たな人生を送ろう。
そして、二人が一緒なら、一度だけではなく何度でも新たな人生を送りたい。


二人は目を合わせ、頷いた。
これから先の未来もずっと一緒だと。


それは若い恋人同士が、心を弾ませる楽しい約束を交わした瞬間だった。





< 完 > *秋日の午後*

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dot 2017.09.11 06:13 | 編集
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dot 2017.09.11 07:57 | 編集
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dot 2017.09.12 22:19 | 編集
ま**様
秋らしい切ないお話でしたでしょうか?
秋の風景を感じる司。つくしちゃんの元へ旅立ちました。
きっと二人は生まれ変わっても共に幸せな人生を送ることでしょうねぇ。
二人は運命の恋人ですから(笑)
拍手コメント有難うございました^^

アカシアdot 2017.09.13 20:23 | 編集
h*o様
はじめまして^^
おはようございます^^
涙しながらお読み頂いたんですか?
朝からすみません。司らしい最期を迎えたと思って頂き、彼も「・・んなモン、あたり前だろうが!」と言うことでしょう。
何しろ司、つくしちゃんのことばかり考えていますからねぇ。彼女がいないと生きる意味がないそうです(笑)
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.13 20:27 | 編集
ふぁい***んママ様
おはようございます^^
哀しいラストでしたが、司はつくしちゃんを追いかけて行くことが出来ましたので、本人は未練はないはずです。残された者は、司らしいと思っていることでしょうねぇ(笑)
奇しくもつくしの月命日の日に旅立った司。
「親父、さては狙ったな?」と子供達に言われるはずです(笑)
これからは、二人で愛する人々を見守ってくれるはずですね?
拍手コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.13 20:29 | 編集
司×**OVE様
おはようございます^^
止った腕時計。明るい外の光り。
つくしちゃんが会いに来るというよりも、司の方が逝ってしまいました。
別荘に着いたとき、車の中でこと切れた・・ということです。
出迎えたタマさんの親戚筋の老女は誰だったのか。タマさんだったのかもしれませんね?
ゆっくりでいいから・・と言っていたつくしちゃん。
しかし、司は1年しか待てませんでした。
二人、これから天国から愛する人たちを見守ってくれるでしょう。
短編連載、無事終わりました^^いつも有難うございます。
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.13 20:33 | 編集
こ*子様
こ*子先生!有難うございます!
ラストは司が亡くなりましたが、穏やかにと言いますか、お迎えが来るのを待っていたような感じです。お墓でふらつき、どこか体調が優れない。そして身体の変化は車の中で起きた様です。
え?(゚Д゚)ノ こちらのお話がこ*子様の選ぶアカシア、べスト3にですか?
こ*子先生がお好きな他のお話二つが気になるところです。やはり記憶喪失でしょうか(笑)
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.13 20:39 | 編集
s**p様
ゆっくりでいい、と言われても、司が待てるはずがありません(笑)
早く傍に行きたかったようです。
それでも1年間は留まったようですが、本当にせっかちなお人です(笑)
どれだけ愛妻家なんでしょうねぇ(笑)
拍手コメント有難うございました^^

アカシアdot 2017.09.13 20:43 | 編集
み**ゃん様
おはようございます^^
お休みの日に再読して頂き、有難うございました。
はい。3時10分で亡くなりました。
車が別荘の門をくぐり、緩やかな長い坂道を玄関に向けて進んでいるとき、運転手さんが声をかけたはずです。そのとき、異変を感じとり、車を止め、慌てて後部座席のドアを開けた。
司は時を遡る列車に乗り、その様子を見ました。

つくしが先に別世界へ旅立ち、1年間はひとりでいましたが、やはり無理でした。
お墓でふらついた司。どこか体調不良を感じていたようです。心は彼女の元にあった。
それが司を旅立たせることになったのでしょう。
そんな司の元に現れたつくし。「困った人ね」と言いましたが、司にしてみれば、この世に未練はないと言うことで、喜んで手を取りました。本当に彼はつくし無しの人生は意味がないようでした。
坊ちゃん、どれだけつくしが好きなのか・・・。そして、こんな風に愛してもらえるつくしが羨ましいです。
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.13 20:49 | 編集
イ**マ様
人生の終わりを司のように穏やかに終えられたら幸せ。
本当ですよね。二人の想い出が詰まった別荘で穏やかな顔で逝ったと思います。
お迎えに来たつくし。
「困った人ね」と言い、本当にいいの?と聞く。
楽しかった、ありがとう、愛してると言えたつくしでしたので、少し早く司に会えたのは、嬉しかったはずです^^
司はねぇ、ストーカーですから、地獄でも天国でも追いかけて行きます。
今回は天国でしょうねぇ^^
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.13 20:52 | 編集
委*長様
委*長様に「はよぉ逝け」
と、言われ、坊ちゃん逝きました(笑)
坊ちゃんつくしちゃんがいないと駄目なんですねぇ。
離れ離れは1年が限度だったようです。
え?毎日涙腺崩壊・・( ノД`)…有難うございます。
涙しながらもハピエンだと言って頂き、アカシアもそのつもりでしたので、良かったと胸を撫で下ろしています。
二人はいつも一緒。それが未来の姿であって欲しいと願います。
こんな老後、羨ましいです!
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.13 20:56 | 編集
ま**ん様
>哀しくも温かいお話だった・・・
人生をかけた大恋愛の末、結ばれた二人。
子供達を立派に育て上げ、これから、といったところでつくし旅立ちました。
そして、そんなつくしが忘れられない司は、追いかけるように逝きました。
つくしのお迎えに喜んでついて行く司。
思い残すことはない。そう言い切れる男は、愛妻家ですね?
司の愛は海よりも深く・・ですね?
運転手さんは慌てたでしょうねぇ。慌てて車を止め、後部座席のドアを開け、声をかけた・・
その時の司の顔は穏やかだったことでしょう。
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.13 21:00 | 編集
か**り様
司、幽体離脱!(笑)
確かにそうですね?時を遡る列車に乗りました。

猫のつくしと猫の司(笑)ありましたねぇ。
猫のつくしに背中を引っかかれた司がいました。
そして、黒猫の司がつくしに飼われている話しは、アマゾンで行方不明になった司でしたが、あれは夢でしたねぇ。
今回は正真正銘でした。

司の最期がヒースクリフではなくて良かったです!
司の顔は穏やかだったことでしょう。ただ、運転手さんは突然のことで驚いたはずです。でも、司はつくしのいない人生は無意味だと思っていたので、未練はないはずです。
哀しいけど、素敵。そして複雑な感情。確かに少し早すぎるかもしれませんが、これからは二人はずっと一緒です。
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.13 21:06 | 編集
pi**mix様
コメント投稿時間は、どうぞお気になさらずに^^
3時10分。司が旅立った時間で時計は止まったということです。
司は後悔することなく、つくしのお迎えに喜びを隠せません。
本当にいいの? 
司は迷うことなく、彼女の手を取りました。
本当にこの二人は離れたくない。と言うか、司の方が離れたくないんですね?
楽しそうですね?
そして最後の2行。
「二人は目を合わせた~」
「それは若い恋人同士が~」
何度も出逢いと別れを繰り返す二人の人生。運命でそのように決まっているようです。
永遠に繰り返される二人の出会いを確かめ合っている二人です^^
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.13 21:09 | 編集
でん**でんでん様
えーっと、こんな感じで終わりましたが、2回も再読!有難うございます。
季節が来ると亡き人を思い出す。
アカシアもとても近い親族を随分と前に亡くしましたが、ある意味坊ちゃんに近い、あっという間の出来事でした。
通勤電車の中でウルウルしそうなところでスマホ、フリーズ。それは坊ちゃんのせいかもしれません(笑)
坊ちゃんの1年はどんな1年だったのでしょうね。
坊ちゃんがつくしの後を追うように逝ったことは、部下を鯉のエサにするより驚かれましたか?(笑)
はい。坊ちゃんは車を降りていません。車は門をくぐりましたが、緩やかな坂道の途中、玄関まで辿り着く前に、運転手さん、異変に気付いたようです。そして慌てて車を止めた。
そしてタマさんに似た人は、誰だったのか?魂だけの司が出会ったのは、果たして・・・。
親戚筋の似た人。タマさんだったのかもしれませんね?
坊ちゃんの最期の日の午後はこんな風に終わった・・といったお話でした。
色々とご心配を頂き、有難うございます。
少しゆっくり更新になると思いますが、また覗いて下さいませ。
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.13 21:16 | 編集
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dot 2017.09.14 23:30 | 編集
し*様
はじめまして^^
ようこそお越し下さいました。
ひとつでも心に残るようなお話があればいいのですが、楽しんで行って下さいませ^^
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.14 23:49 | 編集
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dot 2017.10.01 01:38 | 編集
さと**ん様
こんばんは^^お身体の具合はいかがですか?
季節の変わり目や、日々色々のことで身体に変調をきたすことがあると思いますが、お大事になさって下さいませ。

さて、こちらの二人は4人の子育て後、孫もいる。その状況で少し早い別れが訪れました。
でもやはり司は一人では駄目でしたね?
世間のセオリー通り、妻に先立たれた夫は少し遅れて妻の元へ。
そんな司は妻の迎えに喜んでいます。

沢山の思い出を振り返る秋の日の午後。
やがて呼ばれたように伊豆の別荘へ向かう男。
そうですね、死後も魂が結ばれていたようです。
はい。別荘で過ごした一人の時間は、彼の魂が経験したものです。
別荘の門はくぐりましたが、車の中でこと切れた・・。
運転手が気付き車を止めた。そして懸命に呼びかけ、慌てて電話をかけますが、その様子を少し離れた場所から見た司とつくし。
司には戻れるチャンスがありましたが、妻のいないこの世に未練はないと妻と逝く世界を選びました。
背中がゾクりとした!!鯉にエサをやる男もある意味ゾクりですが、どちらもつくしだけを愛する男ですからOKということでお願いします(笑)
こちらのお話が胸に残るお話だと感じて頂けてアカシアも嬉しいです。
そう言えばあんな話がアカシアの所にあったな、また読みたいな・・と思って頂ければ本当に嬉しいです^^
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.10.01 21:16 | 編集
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