2017
09.02

時の撚り糸 最終話

雲ひとつなく晴れ渡たった透明感を感じさせる高い空。
乾いた空気に感じられるのは、かすかな冷たさを感じさせる秋の気配。
カエデは赤へ、イチョウは黄色へと色を変え、無数の樹木がセントラルパークを真っ赤に、そして黄金色に燃え上がらせる秋の紅葉シーズンがやってくる。
だが北半球のこの街に秋が留まる時間は短く、すぐに冷たい冬を連れて来るはずだ。

それは、この街が忙しいのと同じで季節も忙しく移り変わって行くのだろう。
そして移り行く季節は、二人がこれから先見つめていく未来なのかもしれない。
だが未来というものは、季節と同じで形はない。
しかし今の二人には、この手に掴み取るための未来といったものが形となって見えていた。


どんな時も共に手を取り歩んで行こう。
そう決めた二人が先へと進む道は、果たしてどんな道なのか。
人生の半分を過ぎ、折り返し地点と言われる年齢だとしても、振り返るのは最後の日だけでいい。その時、全てを知ればいい。

今はただ思う。
こんな風に近くにいることが出来ることが、どれほど幸福なことか。
寄り添えることがどれだけ幸せか。
言葉が少なくとも、手を伸ばせば互いの身体に触れることが出来ることがどれほど素晴らしいことか。
長い間、離れ離れでいた二人はそんな思いでいるはずだ。




婚姻届けの提出を済ませ、晴れて夫婦となった二人。
秀麗な顔をした男の優しい眼差しが、食い入るように黒い大きな瞳を見つめ、
結婚式はどうする?と問えば、

「・・・うん、司はどうしたい?」
と答え、
「俺はおまえと俺と赤ん坊の為にも式は挙げた方がいいと思う」
と言った。

結婚したら忠実で誠実な夫になると自ら口にするが、それは、誰が見てもそう思うはずだ。
渡米したつくしを待っていたのは、現実的な対応から済ませようと言い、直ぐに入籍をすることを望んだ司。
何故なら、つくしのお腹には、新たな命が宿っていたからだ。
それが二人にとっての未来だ。

妊娠が分かった時、二人はすぐさまあの夜を思い出していた。赤ん坊は紛れもなくカリブで過ごした熱い夜の賜物だと。

だが正確にはカリブの夜なのか、NYの夜なのか微妙なところだが、それでも、二人が再会後愛し合うようになってすぐの段階で妊娠したことに間違いはなかった。

高齢出産となるつくしの妊娠。
一度流産を経験しているだけに、司はつくしの身体を心配した。
そんな司は、NYで一番の産科医に診察させ、夫として守るべき注意点を聞き、まだ随分と先の話だが、来るべき日である我が子の誕生を心待ちにしていた。


超音波検査で映し出された小さな影は、まだ人間とは言えず、爬虫類が進化の過程を経ているといった姿だが、かつてつくしに出会うまで、己の命などどうでもいいと思っていた男が命の大切さを実感したのは、まさにこの時だ。

自分の命を受け継ぐ赤ん坊がいる。
そしてその赤ん坊に強烈な絆を感じていた。
それが父親である司の思いなら、その命を自分の身体の中に抱えている母親の気持ちといったものがどれほどのものか。そしてその子を失ってしまったとき、母親というものがどれだけの喪失感に苛まれるか。つくしから生まれることのなかった赤ん坊の話を聞かされたとき、理解したと思ったが、今ならあの時以上に彼女の気持ちを理解することが出来た。
たとえ胎動はまだだとしても、もし、司の手の中にある小さな命の鼓動がなくなったとすれば、神を怨むはずだ。



そして二人程の年齢になれば、順序などどうでもいいと思えるのは、過去の経験があるからだ。
司は仕事のため結婚し、つくしと別れなければならなかった。だがどうしても別れることが出来ず過ごした4年間があった。その時の逢瀬で授かった赤ん坊が産まれなかったことに、つくしは心を閉ざしていたが、カリブでの旅をきっかけに、誰にも語ることのなかった思いを司に向かって解き放った。

あの日、二人は抱き合い泣いていた。そして哀しみを分かち合うことをした。
たとえ、産まれなかった子供だとしても、二人にとっては大切な子供だ。その存在を消して忘れることなく、一生心の中へ留めておこうと決めていた。
そんな思いもあり、授かった大切な命を守り、必ず産んでみせるといった強い想いが彼女の中にも感じられた。


司がソファに座ったつくしのお腹に顔を埋める姿は、まるで小さな子供が母親に甘えているようで、つくしはお腹の我が子と共に癖のある大きな子供の髪を撫でていた。
細い指に絡む癖のある髪の毛は、果たして子供にも受け継がれるのか。まだ膨らんでもいないお腹だが、司は芽生えた命を自分の命以上に大切に感じていた。

「…なあ、どっちに似てると思う?」

司はつくしを見上げ言った。

「そうね…司に似ていたら我儘で俺様で…カッコいいと思うわ」

我儘で俺様といった言葉はもう随分と昔の司の事で、今のつくしは、司のことをそんな風に考えてはいない。だがカッコいいの言葉は本心だが、面と向かっては言ったことはない。
しかし今はそんな言葉もスラスラと口をついて出るのは、今が幸せだからだ。

「そうか。俺に似たらカッコいいか」

「でもあたしに似たら頭がいい子になると思うわ」

つくしは自慢げに笑みを浮かべ言ったが、司も笑みを浮かべ言った。

「と、言うことは、俺のカッコ良さとおまえの頭の良さを併せ持つ子供ってことになるな。となると将来はモテるぞ、この子は」

そんなことが言えるのは、早くも親バカぶりを発揮しているとしか言いようがない。

「…もしあの赤ん坊が生まれてたらどっちに似てたんだろうな…」

ふと司の口をついた言葉につくしは思わず涙ぐんでしまったが、つくしも同じことを考えていた。どちらに似ていたのかと。

「そうね。きっとやっぱりカッコよくて頭のいい子だったはずよ」

「ああ。そうだな。俺たちの子供はみんなそうに決まってるさ…それに母親の持つ思いやりと優しさを受け継いでいたはずだ」

司はつくしの左手を掴み、薬指に嵌められた指輪にそっと口づけをした。
それは慰めの口づけではなく、愛を誓う口づけ。その仕草に、つくしの心には温もりの波が伝わっていた。



彼女と再会を果たすまで、煙草の本数が増えたと言われていた男は、つくしが妊娠したことが動機付けとなり、煙草を止めることを決めた。
果たして禁煙の誓いといったものが、いつまで持つかと思われたが、いつも胸のポケットにあった煙草はシガレットケースごとゴミ箱に捨てられていた。


容貌も性格も自分にそっくりな子供が生まれる。
そう思う司は、子供が産まれるということは、幸せが産まれる事だと思っていた。
彼は、世間の経済水準とはかけ離れた裕福な家に生まれたが、心はいつも淋しい思いをしていた幼い頃があった。17歳でつくしに出会うまで人を愛したことが無く、その愛し方は、彼女にとっては迷惑なものとしか受け取られず、彼の初恋は前途多難と言われていた。だがそんな状態ですら当時の司は喜びを感じていた。
どんなことをしても手に入れたい女性であり、離れたくなかった女性。
その女性とこうして結婚し、我が子が生まれるといったことが彼にどれほどの喜びを与えることか。

そして、司があの頃彼女と出会わなければ、今の彼はいなかったはずだ。




そんな司の穏やかな瞳に映るのは、シルクとレースに包まれた小さな身体だ。
ウエディングドレスは花嫁を世界で一番美しく見せるものでなければ、と言いい、少し膨らんで来たウエストを細く見せるデザインのドレスがいいと言ったのは楓だ。
本来なら母親が準備を手伝うはずだが、他界してしまったつくしの母親に変わり手伝ってくれた。

あなたはわたくしの娘です。義理といった言葉は好きではないの。だからあなたのことは義理の娘とはいいません。これから世間に向けては司の伴侶でしょうけど、わたくしにとってはただの娘。だから言いたいことは言います。その変わり、もちろんあなたも言いたいことがあれば言って頂戴。

そして楓に手伝ってもらい、ウエディングドレスを着た妻の姿を、夫となった司は息を止め見つめた。本当ならもっと早く彼女のその姿を見ていたはずだ。だが戻らない過去を悔やんだところで今が変わることはない。そう自覚した途端、司は深く息を吸った。



執り行われた結婚式は、ごく親しい人間だけを招き行われた。
一番に駆け付けたのは大河原滋だが、いつの頃からか疎遠になっていた仲間たちに声をかければ、みんなここに居た、と言った言葉と共に駆けつけてくれた。

“みんなここに居た”

それは、心の中、と言った意味。
年を重ね、それぞれの仕事が忙しくなれば、昔のように集まるといったことはなかったが、親友といった存在は、互いの心の中にあればそれでいいと言った意味だ。

会いたくなれば会いたいと言えばいつでも会えた友人達。だがそれを望まない友に対し無理に会おうとはしない。たとえ滅多に会えないとしても、遠い昔に結ばれた友情といったものが簡単に壊れるならそんな友情は必要ない。
それにベタベタするのが友情ではないはずだ。そんな意味が込められた言葉だった。

だから仲間たちが二人の事を忘れた訳ではない。
誰もが二人の事を見守っていた。見守るしかなかったから。
それに4年間のことは、触れられたくなかったはずだ。

人の心には、多かれ少なかれ襞がある。生まれ持ったものもあるが、それは哀しみや苦しみを経験すればするほど増えると言う。だからその心の襞が多い人間ほど、心は奥が深く、複雑であり、また感受性は豊であり、人の心の痛みを理解することが出来る。

二人は仲間の誰よりも多くの襞を持ち、そんな襞の間に人には知られたくない思いを隠し持っていたはずだ。
だから仲間たちは、哀しみや苦しみを自分達より多く抱えた二人をそっとしておくことを決めていた。


「おめでとう」

「よかったな」

「やっと一緒になれたな」

そんな言葉が繰り返し言われ、涙をポロポロと流すつくしに桜子は、

「先輩、長い旅でしたね」
と声をかけ、

「つくし、本当に長い旅に出ていたね」
と、優紀は優しく声をかけた。

そして、一番感極まったのが滋だ。

「幸せになってね、二人とも!新しい旅はお腹の中の赤ちゃんと三人でスタートだからね!司もつくしもパパとママなんだから頑張りなさいよ!」

鼻をすすり、両目はウサギのように赤くなり、周りの仲間から見れば、どうしてひとりそんなになるのかと訝しく思われたはずだ。だがそれは、儚い命の物語を知る滋だからこそ新しい旅の始まりが、幸せなスタートであるようにと願わずにはいられなかったからだ。

あはっ、と滋は短く笑い
「…あたしの顔、今凄いことになってるよね?」
と言ってまた泣いていた。










どんなに遠くまで旅に出ようと、人は帰る場所があるから出かけることが出来る。
帰る場所があるということは幸せなことであり、あたり前のように迎え入れて貰えることがどれほど幸せなことか。
それは4年間、時がくれば離したくなくても離さなければならなかった手があったとき感じたことだ。
あの頃、行かないでとも、行くなともいえない言葉があった。
司はあのとき、確かに旅に出ていた。それは、いつの日か彼女の元へ戻る日があるはずだと望みを繋いでいた旅。

旅はいつか終わり、彼女の元へ帰ることが出来るはずだと。


人生の旅路には哀しみも苦しみある。
だがそんな旅も行き着く場所と目的があれば何も哀しむことはない。
そして少し考えれば誰もが分かることがある。
それは、明日は必ず来るということだ。
明日が来ない日はない。それは太陽が昇ることを止めないと同じこと。


二人が付き合い始めた頃、悩みばかりを抱えていた。
そして互いの思いが上手く伝わらず空回りばかりしていた頃があった。
ただ立ち尽くすしかなかった雨の日があった。
あの日は言葉が虚しく感じられた。
流れて行く時はあっという間で、何度か離した互いの手。
だがこれからは“その時”が来るまで離すつもりはない。







セントラルパークの秋はあっという間に過ぎ去り、公園を赤く、黄色く染めていた葉はすべて枝から落ち、今では分厚い絨毯のように地面を覆っていた。そして、その中をそれぞれが暖かそうなコートにくるまりながら二人は散歩をしていた。

「つくし、寒くねぇか?」

「うん。平気。だってこんな暖かい手袋があるんだもの」

と、言ったつくしの手は司の大きな手に包まれていた。
どれだけ手を伸ばしても掴めなかった互いの手も今はすぐ傍にある。
抱き寄せたかった華奢な肩はこれからずっと司の傍にいる。
そして抱きしめれば柔らかさが感じられる小さな身体は彼の子供を胎内で育んでいた。

今二人の前にあるのは言葉でも時間でもなく、確かな愛。

この広い世界で巡り逢った二人は、これから先、掴んだ未来を育てて行く。


そうだ。
二人の人生は、たった今始まったばかりだ。

二人の“より”は戻った。
そして二人の絆は撚りをかけ、決して切れることはない糸として紡いでいく。

1本なら弱い糸も、他の糸と撚られることにより強くなるのと同じで、二人が一緒ならこれから先どんなことでも乗り越えて行ける。

運命の赤い糸も決して切れることがないようにと撚られていたはずだから。





そして20年後、30年後もこのままでいよう。

出来ることなら永遠に。






<完> *時の撚り糸*

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コメント
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dot 2017.09.02 06:57 | 編集
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dot 2017.09.02 08:22 | 編集
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dot 2017.09.02 09:44 | 編集
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dot 2017.09.02 13:40 | 編集
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dot 2017.09.03 00:13 | 編集
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dot 2017.09.03 01:56 | 編集
ま**様
お久しぶりです^^
アカシアらしいお話でした?(笑)ありがとうございます!
ま**様にステキと言って頂けて本当に嬉しいです。
季節の変わり目、朝晩の空気が入れ替わったように感じられ、秋が身近に感じられるようになりました。
ま**様もお身体ご自愛くださいませ。
拍手コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.03 16:20 | 編集
椿**さん☆様
司の熱い思いがほとばしった結果がつくしのお腹に現れたようです^^
沢山苦労したつくし。
これから幸せになってくれるはずです。
番外編ですか?子育て奮闘記(笑)
司、子育て出来るのでしょうか?
でも楽しそうですね?
ちょっと司に聞いてみたいと思います(笑)
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.03 16:23 | 編集
司×**OVE様
おはようございます^^
二人の幸せな姿に酷い顔になりながらも祝福をする滋がいました。
これからは、親子3人で幸せな家庭を築いて欲しいものですね?
次のお話は、う~ん・・今までとはまた少し違った色合いかもしれません。
御曹司シリーズ、次は記念すべき50作目!
そんな風に書かれると緊張しますねぇ(笑)
最近ご無沙汰していますが、御曹司、忙しいのか、それとも妄想し過ぎて西田さんに呆れられ、反省しているのでしょうか(笑)
いえ、単なるアカシア頭の切り替えが出来ないだけです。
そろそろお出まし願いたいですね?(笑)
暑さ寒さも彼岸まで・・秋の彼岸の頃には季節もすっかり秋なのでしょうねぇ。
司×**OVE様も夏のお疲れが出ませんようにお過ごし下さいね。
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.03 16:27 | 編集
こ*子様
こんにちは^^ご無沙汰しております。
いつも、ありがとうございます(低頭)
はい、優しいハッピーエンドを迎えさせていただきました。
アカシアワールド(笑)時々おかしなワールドに足を取られつつ、といった状況ですが書かせていただいております。
そして、こんなワールドでも何故か続いている状況です(笑)
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.03 16:32 | 編集
s**p様
司とつくしの糸に新しい命の糸が加わり、3本の糸が撚られます。
これから先、この3本の糸が解けることは無いはずです。
そうです。強固な糸となり、人生の新しいスタートを切る二人です^^
赤ちゃんの誕生を待ちわびる二人は幸せを噛みしめているはずです。
今度こそ幸せに・・・その思いを込めた最終話となりました。
拍手コメント有難うございました^^

アカシアdot 2017.09.03 16:42 | 編集
か**り様
>分っていても、ハッピーエンドはいい・・
大人の二人の素直な感情。それがこちらのお話の中にはありました。
お見合い相手は、お見合いのルールを知っていた大人の男性でした。
真っ黒黒な司が強烈だったんですね?(笑)そうですよね、驚かれましたよね、あの司。
道明寺邸のお池の鯉は、今もあのエサを食べているようです。
さて今度のお話はどんなお話になるのか。少々お待ち下さいませ^^
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.03 16:44 | 編集
アー***チョーク様
こんにちは^^
つくしの叔母さん、「勝手に見合い話を断って」と怒っているでしょうねぇ(笑)
結婚式には出席したのか。恐らく進と一緒に出席したはずです。
姪がまさかあの道明寺財閥の道明寺司と?!
と驚いていることは間違いありません。
確かに叔母様の行動が気になりますね?
そうですねぇ・・検討してみたいと思います(笑)
拍手コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.03 16:58 | 編集
とん**コーン様
いつも沢山の拍手、ありがとうございます^^
マンハッタンの秋風は二人を優しく包みました。
これから迎える寒い冬は司の大きな身体が優しくつくしを優しく包み込んでくれるはずです。
500人目のキリ番!おめでとうございます。
そして、繋がっているかも?(笑)いいんですか?こんな所と繋がっても?(笑)
え?一日に何回も考えて・・本当ですか?(*^^*)
またお時間があれば次のお話でも遊びに来て下さいね。
とん**コーン食べながら←(笑)食べ過ぎないで下さいね。
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.03 17:04 | 編集
pi**mix様
これから家族になる二人とひとり。
長い時を経て、やっと家族になることが出来ました。
そして二人の元へ天使が遣わされた。もうこれは奇跡に近いことですねぇ^^
スピード婚、オメデタ婚。巷では色々とあるようですが、この二人も巷の波に乗ったのでしょうかねぇ(笑)
滋さんは感極まって涙も鼻水も出る。そんな彼女も幸せを掴んで欲しいですね?
そして、今回は大人二人のラブストーリーです。
確かに愛人関係は二人を苦しめる関係だったと思いますが、まだ若かった二人は離れることが出来なかったんでしょうねぇ。
こちらのお話は、悪い人も邪魔者も出て来ませんでした。
二人の感情だけが綴られたような形のお話です。
そんな二人の間にある糸は強くなり、これから先も紡がれていく・・。
そして、未来は二人が生み出した命が繋いでくれるようです。
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.09.03 17:11 | 編集
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