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2017
06.28

時計回りの風 最終話

NYでの生活は形ばかりの結婚生活。妻と暮らしたのは、最初の1年だけ。
その中でいつも彼女のことを考えていた。

結婚しなければならなかった理由は会社のため。
4年連続の赤字決算を出し、立て直しが迫られていた。
そんなとき、吸収合併したオーストラリアの会社の役員が不正経理を行っていたことが発覚し、財務状況が一気に悪くなった。そして事業に関係ない投資が焦げ付いた。

悪いことが重なる時は重なるもので、ちょうどその頃、病に臥せっていた父親が亡くなった。そんな状況から会社を救う目的で結婚を求められた。だが司は拒否した。牧野つくし以外と結婚するつもりなどなく、ましてや会社のための結婚をするなど考えてもいなかった。だが彼女から他に好きな男が出来たと聞かされ、別れたいと言われた。信じられなかった。それは高校生の頃、一度別れを経験した雨の日と同じ嘘だと思いたかった。そして恐らくそうであろうということは、彼女の下手な芝居とでもいえる態度から感じ取ることが出来た。

そんなとき、身体の中に自覚のない変化が生じたことを知った。
大腸に出来たポリープの細胞検査の結果は、良性ではあったが未来はどうなるか分からないといったことを示していた。そんなことから彼女の意思を尊重した。
他に好きな男が出来た。
それがたとえ嘘だとしても、彼女の未来のため、彼女が幸せになるためなら、と別れを決断した。

幸い毎年行っている健康診断に異常は見られない。だが常にリスクはある。いつ自分の命が失われてもおかしくないことは自覚している。今回の入院は休養も兼ねての検診となり、通常より長い1週間。
恭介は、その間に彼女が病院を訪ねてくれることを望み、7枚の航空券を渡していた。
そして彼女が訪ねて来たのは、恭介が訪問してから4日目。随分と時間がかかったと思ったが、彼女に文句を言うつもりはない。検査は終わり、あとの3日はまさに休養するための時間なのだから、彼女が4日目に来たのも運命なのかもしれない。

長い間離婚せずにいたのは、ただ都合が良かったから。
名目上の結婚であり、夫婦としての生活もなく、同居人ですらなかった。だが離婚を決めたのは、やはり彼女のことが忘れられなかったから。人生の半分を過ぎ、ここから先、生きていくうえで彼女に傍にいて欲しいと思うようになっていた。愛という言葉を語る人が傍にいて欲しかった。そしてそれは17の時初めて女に向かって言った言葉。ただし、それは彼女に対してしか口にしたことはない。

司は2年前帰国したが、彼女の元を訪ねることはしなかった。
それはやはり身体の不安が心にあったから。
帰国してすぐ、どうしているか知りたいと思った。
だが知り過ぎると怖い。
知り過ぎたばかりに心が痛むといったことがある。だから敢えて調べなかった。
だが東京から遠く離れた場所に暮らしていることだけは知っていた。
その場所へ自ら転勤願いを出したことも。

それは、まるで司のことを避けているように思えた。だから余計連絡を取ることが躊躇われた。そんな男を見て痺れを切らしたのが、姉椿の息子である恭介だ。
叔父の不甲斐なさを情けなく思い、自らが行動した。だがそれは椿の差し金に違いない。
恭介の行動は、まさに姉の意を汲んでのこと。この一件の黒幕が、姉の椿であることは間違いない。

弟思いの姉らしい行動とはいえ、自らではなく息子を使うところが、確信犯的行動だ。
見知らぬ青年の訪問は彼女を驚かせたかもしれないが、その口から語られたことはインパクトがある。そして、椿より息子の恭介の方が演技力がある。
つまり嘘が上手いということだ。

ある日、見知らぬ青年が突然訪ねてきて、そこで昔の恋人である男が不治の病にかかり死の縁にいる。だから会いに来て欲しいといった話しをする。
姉はドラマチックな性格だが、その性格がここまでさせたのだろうか?
甥の演技力に感服しなければならないのだろうが、病気が嘘だと知られた以上、正攻法で行くしかない。
折角姉と甥が作ったチャンスだ。無駄にすることはない。
あの頃と同じ堂々とした態度で彼女に愛を伝える。
そのことに何の躊躇もない。


司は恭介に騙されたと知ったときの彼女の顔を思い出していた。
涙で潤んだ瞳が睨みつけて来た顔を。
そして彼女と再会してからはじめて笑いが込み上げて来るのを感じていた。
あの頃変わらない大きな瞳は、睨んでは来たがどこか気迫に欠けていた。
どこか戸惑いが隠せず、まるで目の前に置かれていた餌が急に無くなり、半べそをかいた犬のように感じられた。唖然と言おうか、呆然と言おうか、やがてその顔が怒りに真っ赤になった。
そして相変わらず逃げ足の速い女が航空機に乗った形跡はない。
ならば新幹線ということになる。
東京駅から乗った新幹線が、彼女の住む街に着くまで随分と時間がかかると思ったが、向うで待つしかない。









東京より西にある街は、当然だが日の入りが遅く、空はまだ十分明るい。
だが日の入りは今日の終わりを告げる。
今日のこの日はつくしにとっていったい何だったのか。

今朝、東京へ向けて旅立ったが、一日が終わる前にはまたこの街へと戻ってきていた。
哀しみだけを抱えてあの街へ降り立ったはずが、今は腹立たしさを抱えていた。
道明寺は死の縁になどいなかった。
あの男の甥が仕組んだ質の悪い悪戯だったのだ。
人の死を利用しようとするあの青年にまんまと騙され悔しかった。
あの青年が現れてから今日まで悩んだことが虚しく感じられた。

「・・はぁ・・」

つくしは小さくため息をついた。
あの男のために流した涙はいったい何だったのか?
心の中に葛藤を抱え悩んでいたことがバカバカしく感じられ、そして徒労感に襲われていた。

つくしを乗せた列車は、間もなく彼女が住む街の駅に着く。
アナウンスが聞えてくると席を立ち、乗降口があるデッキへと向かった。
やがて滑らかに止まった新幹線から降りた。
そして1階にある改札に向かうためホームを歩き始めた。
その時だった。彼の姿を認めた。
人の流れに逆行して歩いて来る背の高い男を。

平日夕方の新幹線はビジネスマンの利用が多く、逆行して歩いて来る男の顔に視線を定めると、皆一様にハッとして道を開ける。それはまさに旧約聖書の中に書かれているモーゼが目の前にある海に手をかざし、分かち、道を生み出したような光景だ。それは田舎町の新幹線のホームの光景としてはある意味異様かもしれない。だがモーゼがある民族にとっての指導者として尊敬されるなら、背の高い男はビジネスマンの尊敬の対象のはずだ。

ダークスーツを身に纏った男は、見覚えのあるネクタイを締めていた。
それはつくしが昔プレゼントしたものだ。
そして近づいて来る男の手にはあるものが握られていた。
徐々に近づいて来る彼の香りは病室でも感じたが、今も昔と変わらない。
その香りが潜在意識の奥深くに眠る何かを揺り起こした。その何かとは、いったい何なのか。


「・・よお。随分と時間がかかったじゃねぇか」

口の端を微かに歪めて言った言葉。
つくしは目の前の男がどういった交通手段でこの場所に来たのか知っている。
公共交通機関なるものを使わなくても、いとも簡単にこの場所を訪れることが出来ることを。
そんな男を無視して通り過ぎようとした。
だが、司は彼女の後ろについて来た。

「・・牧野。おまえ何か勘違いしてるようだが、俺はおまえを騙してねぇからな。今日のことは恭介が勝手に計画したことだ」

事実司は知らなかった。
恭介が母である椿から聞かされた二人の話に、実らなかった恋のキューピッドを務めようとした。そしてそれは、健康診断を受けるため病院にいた男の元に、牧野つくしを呼びよせることを計画したということだ。

「・・・・」

「牧野。無視するな。いいから少し話しを聞け」

二人の間には15年の歳月が流れているというのに、司はまるで昨日まで普通に会っていたように話しかけていた。そんな言葉につくしは立ち止ると彼の方を振り返った。

「・・・いつから・・待ってるのよ?」

「おまえが新幹線に乗ってから。・・そうだな1時間半くらいしてからか?」

ニヤリと笑みを浮かべた男。
それはつくしが乗った新幹線が浜松辺りを通過した頃だ。
だとすれば、少なくとも2時間はこの場所で待っていたことになる。すると司はつくしの考えを読んだように言った。

「2時間だろうが5時間だろうが、おまえを待つのに時間なんて関係ねぇよ。昔だって雨の中、随分と長い間待たされたことがあっただろうが」

確かにあった。
雨の中この男を散々待たせたことが。

「おかげでこれ何個食ったと思ってんだ・・。ほら、おまえも食え」

司が差し出したのは、手に握られていたソフトクリーム。
さっきから気になってはいたが、確かこの男は甘い物が苦手だったはずだ。それなのに、何個も食べたと言った。

「あんた・・甘い物は苦手だったでしょ?」

「ああ。・・けどな、この年になって味覚が変わったっての?こん位の甘さなら割と普通に食えるようになった」

と、言ってあの頃と変わらない微笑を見せた。

「あんた、本当に何個も食べたの?」

「ああ。列車が入って来るたび、おまえが降りて来るんじゃねぇかって思って買って待ってた。イライラしてる女には甘いものが一番だろ?・・けど降りて来ねぇから結局俺が食った。・・そうは言っても流石にそう何個も食えねぇな・・」

うんざりとした調子で答える男がおかしく、フッと、つくしの口から笑い声が漏れた。
最高級の香り高いコーヒーを好む男が、スーツ姿でソフトクリームを何個も食べる姿を想像して吹き出しそうになった。そして思い出していた。まだ高校生だった頃、二人で入った店で、食べなさいよと言ってパフェをスプーンでひと口掬って差し出したが、甘いと言って苦笑した顔を。そんな男の変わり様がおかしかった。けれど、全部を自分で食べたというのは絶対に嘘だ。きっとこのホームの隅にでもいる秘書に食べさせたに決まってる。


「_んだよ?ひとりで笑って気持ち悪りぃな」

いい年をした男が笑うと目じりに皺が出来たが、見せる白い歯が若々しさを感じさせた。

許そうと思った。

西園寺恭介のついた嘘を。


東京を発った新幹線の中で考えていた。
改めて思った。この人のことを愛している。15年振りに会った道明寺のことを。どんなに忘れようとしても忘れることは出来なかった。
突然現れた彼の甥の言葉に心が動いたのもそのせいだ。だから会いに行った。もう会えなくなる。その思いがつくしを突き動かした。離れていた15年間があったが、はじめから分かっていた。彼の代わりになる人はいないということを。

今、目の前にいる男は、ただ黙って私を見ている。そしてその目は言葉を待っているように感じられた。

「なんで入院してたのよ?」

どこか半信半疑な気持ちもあるが、入院していたのは確かなはずだ。
その理由が知りたい。

「オーバーホールだ。年に一度身体中検査してもらってる」

司は一旦言葉を切った。
そして心配そうに彼を見つめる瞳をじっと見つめ、慎重に言葉を継いだ。

「恭介が話したと思うが、あの頃ポリープが出来たって話しは本当だ。あれは結局良性だったから問題なかった。・・まあ、また出来る可能性は無いとは言えねぇけどな」

良性のポリープはすべて除去され、問題ないと言われていた。
そして事実、あれ以降司の身体に何か起こることはなかった。
だがリスクはある。一度出来たということは、また再び出来る可能性はないとは言えなかった。

「そんなことよりこれ食えよ。溶けるだろうが」

つくしの口元へ差し出されたソフトクリーム。
そして目で食べろと言っていた。
彼女はそれを少しだけ口に含んだ。

「あん時一緒に食ったパフェより美味いだろ?」

そう言って満足そうに笑う男の白い歯が眩しかった。
そんな男は、やはりあの時のことを覚えていた。
そして今のつくしは、かつてのように感情を誤魔化すことはしない。
今は正直に気持ちを伝えることが出来る。

「うん。美味しい・・・甘くて美味しいよ、道明寺」

それは甘かった。
何年かぶりに食べるソフトクリームの甘さは舌の上でゆっくりと溶けたが、甘い物が苦手な男の我慢を感じた瞬間でもあった。
それはつくしの為に、大して食べられもしない甘い物を食べようとしている姿が、15年前と変わらぬ男の思いを感じさせた。それがつくしの思い過ごしかもしれないとしても。


「なあ、俺たちやり直さねぇか?」

そのとき口の中にあった甘さが心の中に広がった。
そして、その言葉に誰にも言わずこっそりと隠し持っていた孤独が、心の奥底に沈めていたはずの想いが浮かび上がり、胸の底に落としたものを見つけたような気がした。

15年振りに会う男は、相変らず強引で俺様だ。
でもそれでもいいと思った。今はそれが懐かしくもあり、そしてまた嬉しかった。
彼ともう二度と会うことはないと思っていただけに、まさかこうしてまた会えるとは思いもしなかった。
それに何故か妙にすっきりとした気持ちになっていた。それは、過去の事は、どうでもいいではないかといった気持ちだ。
だがつくしは思わず言っていた。

「・・嘘つき」

「俺が嘘ついたんじゃねぇぞ?あれは恭介が_」

司は言葉を切った。
二人のうちのどちらが嘘つきか。それはお互い様だと思っていた。
別れたとき、二人とも互いの気持ちを偽っていたからだ。
女は彼の会社のため身を引いた。そして男は彼女の幸せのため身を引いた。

「それにおまえの方が嘘つきだろうが。他に好きな男が出来た。他の男とも付き合ってるなんて下手な嘘つきやがって。おまえが二股掛けれる訳ねぇだろうが。仮にそうだとしても、最後におまえを抱いたとき、あれが他に男がいる女の態度とは思えなかったがな」

軽快な声で笑いながら応じる男の声。
ああ。この人は全てを知っていた。
でも私は知らなかった。この人が病気を抱え、それを気にして、他に男が出来たから別れたいと言った私の言葉を受け入れたことを。もし、彼の病気を知っていたら別れはしなかった。彼の傍にいたはずだ。

「ごめん・・道明寺・・」

今なら潔く言える。
あの頃、あんたの思いを知らなくて。
そして今でもあんたを愛していると。







あのとき、それぞれの愛は同じ方向を見ていたが、それでも結ばれることはなかった。
だが今、時の流れを忘れさせるほどあの頃と同じ思いを抱えた二人は、長い時間を経て再び会うことが出来た。

二人がこれまで心に留めていた切ない思い出が消えることはないが、その切なさの上に別のものを重ねていけばいい。

これから先、二人が見る未来がどんなものだとしても、この先に哀しみが訪れるとしても、それを二人で乗り越えていけばいい。

互いの心がひとつであればそれも出来るはずだ。だがもし、心に足らないものがあれば、二人で足していけばいい。

今の二人はあの頃とは違う。雨に打たれた日もあった。風に流されそうになったこともあった。だが乗り越えて来たはずだ。だからこれからの人生も、もう一度二人で乗り越えられるはずだ。

 「牧野・・おまえ、昔と全然変わんねぇな」

何が変わらないのか?含み笑いをしながらの言葉に何が変わらないのか聞きたかった。
だがその答えを聞くことは出来なかった。
何故なら、彼の唇がゆっくりと下りて来たからだ。

それは懐かしい唇。
そしてその唇が近づき重なる寸前、囁くように言われた。

「なあ、俺たち結婚しようぜ」

そのとき、プラットホームを風が駆け抜けた。
それはこの駅に停車することのない列車が起こした風。

熱かった。
その風が。

それはまるで時計回りの風のように感じられた。
時計回りの風。それは高気圧のことだ。
道明寺司という男は、高気圧のように熱い男だった。
そして彼の周りに吹く風は熱い風だ。
その風が再びつくしの元へ吹き寄せていた。

つくしは身体の力を抜き、司にあずけた。
そして大きな腕で抱きしめられると、その腕の中で大きく息を吸った。
彼の全てを嗅ぎ取ってしまうように。







生きていれば色んなことがある。
この年になればそれも理解出来る。
心が、別れたあの日に戻ることがあるかもしれない。
けれど、終わり良ければ総て良しという言葉がある。
過ぎて来た時を振ることが悪いとは思わないが、二人とも今はもう前を向いて歩くことしか考えてない。人生の後半が素晴らしければそれでいい。今ではそんな考え方が出来るようになっていた。だから離れていた15年を無駄だとは思わない。それぞれが人生の経験を積んで来たはずだから。



太平洋高気圧が張り出せば雨の季節は終わる。
それは梅雨が上がるということ。

どんよりとした雲が去り、じめじめとした季節が終り、熱く乾いた空気が感じられるようになる。

やがて突き抜けるような青い空に夏の太陽が顔を出す。




それは、二人の再会を祝福するようであり、踏み出す未来を表しているはずだ。






< 完 >*時計回りの風*

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コメント
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dot 2017.06.28 09:15 | 編集
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dot 2017.06.28 12:10 | 編集
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dot 2017.06.28 12:55 | 編集
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dot 2017.06.28 22:48 | 編集
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dot 2017.06.28 23:57 | 編集
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dot 2017.06.29 01:40 | 編集
司×**OVE様
おはようございます^^
短編終わりました。月末を回避し、書き終えました(笑)

こちらのお話しは、互いに嘘をつきながら別れた二人でしたね?
そして恐るべし椿親子(笑)
西園寺恭介くんは見事に演じ切ってくれました。つくしちゃんもそんな彼に騙され東京へ行きましたが、あれでよかったんです。ただ、司の病状を思い、心を痛めたと思いますので、怒りも当然です。そして新幹線を降りたところで司に会い、なんだか気持ちがすっきりしていたつくしちゃん。道中で色々考えたのでしょう。そして自分の気持ちに向き合い、決めたようです。

タイトル「時計回りの風」それは高気圧を指します。
高気圧のような熱い男道明寺司のお話しということです。太平洋高気圧が張り出せば梅雨も上がる。
二人の雨は上がるということですね?
ダークな司くん。短編ですよ?読みたいですか?本当に?いいんですか?かなりアレですよ?
殆ど書いてありますので、週末公開しましょうかねぇ(笑)
来月お忙しいご様子ですね?暑さが厳しくなりそうですので、体調管理にはお気をつけて下さいね。
アカシアも気を付けたいと思います。いつもありがとうございます。
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.06.29 20:58 | 編集
s**p様
今回は夢オチではなく、嘘でした(笑)
それも甥のお芝居つき。西園寺恭介の迫真の演技です。
通過する新幹線の風圧はかなりのものを感じますよねぇ。
その風と共に15年間もあっという間に吹き飛ばしたようですね?
そして坊っちゃんという熱い風がまたつくしに吹き寄せて来ました。
ふたり、これからの人生を楽しんで欲しいですね?
拍手コメント有難うございました^^

アカシアdot 2017.06.29 21:06 | 編集
6月28日11時50分に拍手コメント下さったお方様へ

こちらこそ、いつもお読みいただき有難うございます。
これくらいの長さのお話しが読みやすいですか?
1週間で終わるお話し、また機会があればと思います。
拍手コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.06.29 21:08 | 編集
ま**ん様
落ち着いた空間での二人の人生のひとコマでした。
今回、尾道に逃げたつくしちゃんを書きました。先日某国営放送で取り上げられていましたので、懐かしくなりました。
え?ご主人様、いよいよなんですね?
少し複雑ですよねぇ(笑)どんな時間が流れるのでしょうねぇ。
>もともとお互いの行動に入り込むことはしてきてない。
いい距離感が保て、でも安らぎを感じることが出来るといいですよね?
言いたいことは言わなければ、それが大きな塊になってしまうこともありますよね?
心のしこりにならないうちに、何でも早いうちに手を打つことが大切ですよね?(笑)
この二人は、なかなかそうもいかない事情がある人生ですが、この度やっとどうにかなりました。
いえいえ、こんなお話でよければまたお立ち寄り下さいませ。
こちらこそいつも有難うございます。
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.06.29 21:13 | 編集
イ**マ様
途中どうなることかとご心配をさせてしまいました。(低頭)
恭介くんがいい仕事してくれました。さすが椿さんの息子です。
切なさの上に別のものを重ねて生きましょう!
そうです。辛いことがあっても、生きていれば良い事があるはずです。
二人のこれからの人生が幸多からんことを祈ります。
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.06.29 21:16 | 編集
ふぁい***んママ様
大人の二人のこれからの人生。
どんなことがあっても経験が乗り越える力をくれるはずです。
甥っ子、いい仕事してくれました。さすが椿さんの息子です。
行動力ありますね?(笑)そして演技が上手い!
梅雨が明け、抜けるような青空が二人の前に広がりますように、と祈るばかりです。
拍手コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.06.29 21:20 | 編集
pi**mix様
大人の二人の空気感を感じていただけて、嬉しいです。
このお話に出て来る3人は、皆それぞれ嘘をついていました。
西園寺恭介も嘘をつき、つくしちゃんも嘘をつき別れ、司も彼女のことを考え、自分の気持ちに蓋をし、嘘をつき別れました。嘘つきの話でしたねぇ(笑)
>西園寺くんも将来司みたいになれば・・。
母親の椿さんは弟みたいな息子をどう思うでしょうねぇ(笑)
時計回りの風=高気圧はこれから張り出してくることでしょう。
司は高気圧のように熱い男ですから、つくしちゃんもこれからまた大変なことになるはずです(笑)
でも、彼女もそんな男が好きなんですね?
え?おかわりですか?(笑)
えー。黒い坊っちゃんならいます(笑)そんな司でもいいですか?
週末を予定していますので、よろしければまたお立ち寄りくださいませ^^
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.06.29 21:26 | 編集
さと**ん様
高気圧の風は時計回りに吹いています。
そして熱い男がおこす高気圧がすぐそこまで来ているようです。
新幹線が通過する時の風圧はかなりのものです。
その時の風が司の周りに吹く熱い風のように感じられたようです。
もみじ饅頭司(笑)
う~ん、もみじ饅頭だと雰囲気が(笑)
ホームでソフトクリーム食べる司。ギャップがありますが、そのギャップがつくしの女心をそそったようでした(笑)
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.06.29 21:31 | 編集
マ**チ様
甥っ子は、司の顔に椿の性格。そして嘘が上手い!
完全に詐欺師になれる。確かにそうですね(笑)
そしてその甥に騙されたつくしと、司でした。
ホームでソフトクリームを食べる超絶イケメン。つくしじゃなくても見惚れてしまいます。
特に司のように高級スーツを着た男がそんなものを食べていれば、そのギャップに萌えですね?(笑)

そして西田さん。久し振りのマ**チ様劇場に大笑いです。
BLに走る西田さん!!(≧▽≦)
西田さんそうだったんですね?紺野くんかと思いました!(笑)
そしてどこぞの議員秘書のようなことはしないところが、流石西田さん。
ポトフの鍋を落した!(笑)重いでしょうね。その鍋は・・。
ふと頭を過ったのは、ル・ク*ーゼのオレンジ色の鍋です。
そして次回作!お待ちいただけるんですか?
ありがとうございます。お知らせにも書きましたが、ダークな司がいます。
そしてかなりアレです。これどうしましょうかといった感じです。短編です。ほぼ書き上がってはいるんです。週末あたり公開しようかと思っています。
「なんですかこれは!!」と怒らないで下さいね。いえ、本当にダークなんです。
それでも読んで下さるでしょうか?
週末であり月末を乗り切り頑張ります!最近栄養ドリンクと共に甘酒も飲んでいます。
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.06.29 21:38 | 編集
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dot 2017.06.30 04:09 | 編集
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dot 2017.06.30 08:26 | 編集
司×**OVE様
こんにちは^^
どんな彼でもOKですか?
いつもと趣が異なっていると思います。
記憶喪失話(笑)確かにいくつか書いていますが、免疫が付いてきたんですか?(笑)
辛いのは最初だけ・・なるほど。(笑)
明日は黒い坊っちゃんです。鬼畜ではありません。『黒い』んです。
短いお話しですが、楽しんで頂けるといいのですが(^^ゞ
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2017.06.30 21:53 | 編集
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