人を愛して、愛しすぎて自分の気持ちを抑えることが出来なくなる。
それが道明寺司だったのかもしれない。
世の中に法律というものがあるが、それさえも凌駕する権力と財力を持つ家に生まれた男が17歳で恋をした。そんな男は、かつて女に興味がないと言い切った。
だが恋に堕ちた男は、はじめての恋を実らせようと懸命になった。その姿は、仲間が見ていても滑稽だと感じることがあった。
恋をした相手は長い黒髪と大きな瞳を持ち、貧弱な身体でお世辞にも美人とは言えない少女。ただし、逃げ足だけは素早く、脚が丈夫だと自慢出来るような少女。その少女の眩しいほどの生命の輝きを感じさせる瞳は、彼の心を捉え離さなかった。その瞳がキラキラと反応することが楽しくて、その反応を引き出す彼女の心が欲しかった。
彼女に注目してもらうためには、どんなことでもした男。
やがてその少女との恋が始まれば、彼女の優柔不断さに戸惑いながら、時にきっぱりとした態度を見せるその仕草がなんとも言えず魅力的に思え、怒りたくとも怒れない状況に陥ることもあった。そして、そんな彼女の態度が愛おしと思え、楽しんでいる男がいた。
きっぱりとした態度と強い意思を持つ少女でありながら、顔を赤らめ、恥ずかしそうに俯く仕草は、今まで彼の周りにいた女性には見られない態度。そして、時に斜め45度下から見上げるその仕草がどこか甘えたように見え、愛おしく、守ってやりたい思いに駆られていた。
彼女のためならどんな事でも出来る。
彼女のためなら全てを捨てる。その覚悟で臨んだ恋。
その言葉に嘘はなく、負けたことがない喧嘩をわざと負けたこともあった。
もっとも自分の中で沸き起こった感情を、彼女に素直に伝えることが出来なかったのだから、恋を恋と認めるまで時間がかかったことは否めなかった。
誰よりも大切で、誰よりも近くにいたいと願った人。
その人の全てを抱きしめたかった。
周りの仲間は応援した恋。
星降る夜に自分の思いを伝え、やがて彼女も彼を愛するようになり、相思相愛となった二人。だがそんな二人に時の流れは冷たかった。それでも、二人の心が揺れることはなかった。
しかし互いが互いを想えば想うほど、彼らを取り巻く風は冷たく激しく吹き、二人の想いを揺れ動かし始めた。
若い二人が恋をすれば、周りは見えなくなることがある。だが、彼らの間にそれは許されなかった。共に過ごした黄昏の街を後にしたとき、優しさだけを心に留めた男に突然降り出した雨は、優しくはなかった。
やがて別れを経験した二人。
心に素直になった結果ではない。
司にとっては置き去りにされた愛。
忘れることが出来ず面影を追いかけたこともあったはずだ。
たとえ心の奥深くに沈めた愛だったとしても、思い出に変えることなど出来るはずもなく、心の中で何度もあの日と、あの日までの日々を辿ったはずだ。
彼女が好きだった物を、場所を思い出すたび、思い浮かぶのは笑顔の彼女だったはずだ。
そして何度も繰り返し思い出すたび、あの日の冷たい雨が心に沁み、身体から温かさを奪い、やがて人としての感情を奪って行った。
最後に司が見た情景は、土砂降りの雨の中、傘を差すこともなく、彼の前に佇む彼女の口から語られる別れの言葉を聞くことだった。
そしてもうあの日を振り返るのを止めた。
何も求めなくなった。何も見えなくなった。見なくなった。
それからの彼は虚無を抱え生きた。それでも時に心の隙間に入り込む何かに苛立ちを感じ、その感情の捌け口を女に求め、ビジネスに向けた。だがどれも彼の心の隙間を埋めることは出来なかった。彼の周りにいた誰一人としてその隙間を埋めることなど出来ず、荒んでいく心は地の底へと堕ちた。
道明寺司の人生は、彼女と別れてからの彼の10年は、いったい何だったのか。
それを語れる人間がいるとすれば__
パーティーはお開きになったが、つくしの傍にいる男は席に着いたままだ。
「どうしたの?どこか痛い?気分が悪いの?」
つくしは司の顔を覗き込むように言った。
「いや。大丈夫だ」
彼は言い、彼女の心配を打ち消そうとした。
二人の間に距離はなく、互いの顔がつきそうなくらいだ。
父親の葬儀で左脇腹を刺された男は、大量の出血を伴う大けがをし、命が失われる寸前まで行ったが一命を取り留めた。
そして、退院後初めて自社主催のパーティーに出席したが、着席形式で身体を労わることが出来た。
「花沢専務、道明寺社長の隣の女性はどなたですか?」
最近類の秘書として傍に付いた男は尋ねた。
類は、遠く離れた席から二人の姿を見つめていた。
「彼女は司....道明寺社長の奥さんだよ」
「そうですか!ご結婚をされたとは存じ上げませんでした」
それもそのはずだ。司の入院中に入籍だけを済ませた二人が、そろって公の場に姿を現したのは、まだ数えるほどしかない。
そんな二人は遠いあの日から結びついている。司が牧野つくしに恋をしたあの日から。
そして、彼女がすることは司の人生を左右して影響を与えている。
このパーティーもつくしが参加しようと言い出したものだ。以前なら絶対にそんなことを言わなかった彼女が、最近は積極的にパーティーに顔を出すようにしていた。ひと前に堂々と出るなど考えられなかった彼女が、そうしているのは全て司のため、道明寺財閥のためだ。
それは、ビジネスのやり方を変えると言った男の今までを払拭する目的があった。
彼は変わったのだと。もう以前のような攻撃的な態度を示すことがないといったことを、アピールする目的もあった。
「お子さんはいらっしゃるんですか?」
「ああ。子供なら今彼女のお腹の中にいる」
「そうですか。大企業の跡取りともなると奥様も責任重大ですね」
「さあ.....どうだろうね」
類は感心なさげに答えたが、彼女ならどんな責任でも引き受けるつもりでいることを知っていた。何しろあの長女気質だ。責任を責任などと考えるはずもなく、どんなことでも受け止めていくはずだ。そしてそれを苦とは思わない。
類も司と同じ大企業の跡取り息子と呼ばれているが、まだ結婚する気はない。
それに結婚したい相手などいなかった。
パーティーの参加者は、ホストである道明寺司への挨拶を済ませると、皆足早に会場を後にしていた。つくしは立った姿勢で挨拶を受けていたが、司は席を立つことがなかった。
「専務、道明寺社長は御加減がよろしくないのでしょうか?」
「いや.....そんなことはないと思うけど?」
類は親友の醸し出す雰囲気も以前とは変わったと感じていた。
だが相変わらず眼光だけは鋭く他人を見るが、それでも以前とは何かが違っていた。
それは、隣に立つ女性の温もりを感じることが出来る男の余裕といったものなのかもしれなかった。遠い昔、その目が蛇のようだと怖れていた彼女も、今ではその目の持つ意味を知った。愛しい人をじっと見つめるその目は、彼女の一挙手一投足を見逃さまいとしていた。
それは、まるで仔犬が親犬を目で追っているかのような視線。
まさか自分が犬に例えられているとは知らないだろうが、司という男は、彼女には忠実な犬のようだと例えられたこともあった。一時は命が危ういと言われていたが、まさにその犬並の回復力があったからこそ、ここまで回復したはずだ。
「さて、俺たちもそろそろ引き上げよう」
類は席を立ち、二人の傍まで行くと立ち止まった。
「司、牧野。俺そろそろ帰るよ」
「類、今日は来てくれてありがとう」
「うん。久しぶりに牧野に会いたいと思ってたんだ。実は俺、来月からパリに行く。暫くあっちかな?それから紹介するよ、司。花沢ニューヨークから来た戸嶋。新しい俺の秘書」
「は、はじめまして道明寺社長、奥様」
戸嶋は、NY時代の道明寺司を知っているだけに緊張した。
知っていると言っても、直接会ったことはなく、新聞や雑誌に載るゴシップ記事程度だ。
だがビジネスについてのやり方は知っていた。それだけに、もし一人で道明寺司と会えと言われれば、尻込みしていたはずだ。
「ああ、よろしくな。偏屈な男の秘書を務めるなんぞおまえも大変だな」
司は砕けた口調で言った。
「はじめまして戸嶋さん。座ったままでごめんなさい」
と、つくしは挨拶を受け司の着席を詫びた。
戸嶋はそのとき初めて道明寺司の傍に杖があることに気がついた。
どこか怪我でもしたのだろうかと思ったが初対面の、しかも道明寺社長に尋ねるわけにもいかなかった。戸嶋はあとで専務に尋ねることにした。そして見舞いを届ける手配をしなければと思案した。
「専務、道明寺社長はお怪我でもされたのですか?」
「ん?....うん」
「そうですか。ではお見舞いを」
「あれからもう半年か」
「半年も.....前ですか?」
「そう。ちょっとした事故かな」
「事故ですか?」
戸嶋は怪訝な顔で聞き返し、思い出しハッとした。
「もしかして.....お父様の葬儀で刺されたあの....」
戸嶋は司が妻に支えられ立ち上がると、杖をつきながら、ゆっくりと会場を出て行く姿を目で追っていた。
「戸嶋、見舞いは要らないから」
「でも....」
「司は、そんなもの嫌がるから」
類は二人が仲睦まじい様子で話をしながら、司が杖を握る反対側の手を、妻の指にしっかりと絡めている様子を見ていた。
そして、少し間を置くと言った。
「司は左脚が不自由なんだ。でも同情なんてしなくていい。あの二人はあれでいいんだから」
そう言われたが戸嶋は同情を禁じえなかった。
道明寺司といえば、世の中全ての女を好き勝手に出来るとまで言われた男だ。周りの者を寄せ付けない空気を持ち、堂々とした態度で歩いていた男が足を引きずるようにして歩く姿が、NY時代を思えば考えられなかった。
だが見たところ二人共楽しそうに笑っているではないか。
そしてお互いにどれほど愛し合っているのかが傍目にも感じられる。
だがやはり気の毒だという言葉が喉まで出かかっていたが、その言葉を呑み込んだ。
類はそんな戸嶋の思いを読み取ったように言った。
「あの二人は魂が結ばれているからいいんだ。司は心の底から欲しかった女性を手に入れたんだから。これ以上あの男には欲しいものなんてないはずだと思うけど」
かつて情熱の行き場を失っていた男の今は、あの頃とは違う。強権を持つ男は、愛する人が傍にいることで立ち直った。そして努力している。妻となった女性と生れ来る子供のために。
「道明寺社長の脚は...」
「そうだね。リハビリを頑張れば違うんじゃないの?」
類の言葉は本心からだ。
司は自分に打ち勝って未来を築く力を持つ男だ。
それは高校生の頃、類が見た彼の一片(いっぺん)。
好きな女のためならプライドを捨て何でもする男だった。
それでも、司の愛は攻撃的過ぎて彼女には受け止めきれない時もあった。
愛するがゆえ彼女を攻撃していたが、それがいつの日からか守ることに転じていた。
愛するがゆえに、愛しすぎたために自分自身が壊れるところまで行った。
彼女を閉じ込め、自分の檻の中へ閉じ込めようとした。
だが彼女が撃たれたとき、自分が撃たれた方がよかったと思ったはずだ。
あの時の司は生と死の狭間を彷徨う彼女の傍で気がおかしくなりそうだった。
どうか死なないでくれと祈る男は、牧野の命が助かるならどんな取引にでも応じただろう。
たとえそれが悪魔との取引でも。
それに対し、彼女もそうだ。司が刺され、命が尽きる寸前まで行ったとき、わが身を捨ててもいいとまで言い放っていた。
牧野つくし。いや、道明寺つくしは不思議な女性だ。
自分の愛する男だけに愛情を注げばいいものを、その男の周りにいる人間まで変えてしまう力を持っている。それは、自分の周りにいる全ての人間に愛情を与えようとするからだ。その愛情が行き渡るはずがないと思ったとしても、何故か行き渡っているから不思議だ。
そして、その愛情を受けた人間は、彼女の虜になるのだから不思議だ。
類は、それが自分自身であることも知っていた。だが、その魅力に一番初めに気付いたのは、彼女の夫となった司だ。司は彼女と出会って変わった。
だがそれは、類にも言えることだった。
人は一人で生きていくことは出来ないと、二人を見れば理解できた。
いつか、自分にもそんな人が現れる。そう思えることが出来るようになったのも、彼女を知ったからだ。そして人生には良い時も悪い時もあるということも。
但し、あの二人は極端すぎるところがある。類は二人ほど激しい恋は自分には出来ない。そう思った。だがあの二人は命がけの恋をした。だからなのか、ああして二人一緒にいる姿に強い絆を感じることが出来る。
二人には勇気があったのかもしれない。
とてつもなく大きなものを乗り越えるだけの勇気が。
そして、あの二人は遠い昔から結びついていた。
まだ二人が巡り逢う前の遠い昔から。
「戸嶋。これからあの夫婦のいざこざに巻き込まれることを覚悟して」
「専務?それはいったいどういう意味ですか?」
「ん?あの夫婦。比翼の鳥じゃないけど、片方がいなくなったら飛べなくなるから煩いんだよ。特に男の方が」
雌雄それぞれが、目と翼を一つずつ持ち、二羽が常に一緒に飛ぶ鳥。互いが互いの目となり翼となり大空を羽ばたくとされている空想上の鳥。だからこそ、互いの翼が触れ合う場所でなければ休むことは出来ない鳥。
あの二人は共に身体に大きな傷を持つ。
そして心にも。
それは互いの父親のこと。
だがそれは過去になった。
司は彼女が誰よりも近くにいなければ心を休めることが出来ない。だからこれから彼女が自分の目の届くところにいなければ、大袈裟に騒ぐに決まってる。
そう思う類の薄茶色の瞳が映す未来は、外れたことがない。
そして類も、これから彼ら夫婦の小さないざこざに巻き込まれることを承知していた。
何しろ、あの夫婦の一番の親友は自分だと自負していたから。
季節は急に変わることなく、ゆっくりと流れて行く。
毎日が少しずつ確実に時を刻んで行くのがわかる。風の匂いが変わり、光りの強さが変わり、焼け付く夏の景色を窓から眺めることを止め、秋の気配を感じさせる季節が過ぎ、本格的に訪れる冬を前にした今、新たな命の誕生を待つばかりとなっていた。
「もし」
と間を置いた男は妻となった女に囁いていた。
「生まれ変わったとしたら、その時はまたおまえを見つけてやるよ。今度は優しさと強さとを持ち合わせた男で生まれてぇ。それからおまえを愛する気持ちだけは忘れねぇ」
闇の中、ベッドの上で囁かれるそれは、死の縁に立たされた男の今際の際の言葉。
この世の終わりかと思われたとき、「もし」の始まりで彼の口から紡ぎ出された言葉は、二人にとってこれから先も、忘れることが出来ない言葉だ。そして、その言葉を何度でも繰り返す男は、残りの人生を幸せに暮らせば、今までのことは全てが帳消しとなるはずだと信じていた。
何故なら、人生は最期に帳尻が合うようになっているからだ。
刺されたことは、己の傲慢さの上にある不遜さが招いたこと。それを今では理解していた。
「狂ったようにおまえを愛した頃が懐かしい」
それは山荘に閉じ込めていた頃の話。
今ではあの頃とった自分の態度を逡巡することなく口にするが、それに対し〝忘れようとしても忘れられない経験″と返される言葉に悪意はない。
もうすぐ二人の間に子供が生まれる。
その子がどんな人生を送るのか。親として愛情を持って育てて行くつもりでいる。
そして人として何が一番大切なのかということを、教えていくつもりでいた。
運命の恋は一度二人の元から去った。
だが再び二人の元へ戻って来た。
二人は正式に結婚はしているが、式は挙げていなかった。
それは、この先いつでも出来ることだ。
二人の間に子供が産まれ、大きくなった頃でもいい。
だが二人共そのことに拘りはない。
司が欲しかったものは、今この手の中にある妻の手。
そして妻が胎内で慈しみ、育んでくれる命。
それは、思いもしなかった神からの贈り物。
新しい命が、家族としての絆をより一層深めてくれるはずだ。
心だけが追いかけて行ったあの頃とは違う。
欲しかったものは、もうこの手の中にある。
そして、手を伸ばせば、すぐそこに求めた人がいた。
夫となった男は、お腹の大きな妻の身体を、後ろからそっと抱きしめた。
司の掌に感じるのは、二人の未来に向けた新しい命の鼓動。
それは、過去の哀しみを消し去り、明るい未来へと連れて行ってくれる命。
その命の誕生を心待ちにしながら眠りにつく。
身体も心も全てをその腕に抱きしめ、もう決して離さないと囁きながら。
< 完 > *Collector*

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最後までお読みいただき、有難うございました。
今後の予定につきましては、明朝定時にお知らせ致します。
それが道明寺司だったのかもしれない。
世の中に法律というものがあるが、それさえも凌駕する権力と財力を持つ家に生まれた男が17歳で恋をした。そんな男は、かつて女に興味がないと言い切った。
だが恋に堕ちた男は、はじめての恋を実らせようと懸命になった。その姿は、仲間が見ていても滑稽だと感じることがあった。
恋をした相手は長い黒髪と大きな瞳を持ち、貧弱な身体でお世辞にも美人とは言えない少女。ただし、逃げ足だけは素早く、脚が丈夫だと自慢出来るような少女。その少女の眩しいほどの生命の輝きを感じさせる瞳は、彼の心を捉え離さなかった。その瞳がキラキラと反応することが楽しくて、その反応を引き出す彼女の心が欲しかった。
彼女に注目してもらうためには、どんなことでもした男。
やがてその少女との恋が始まれば、彼女の優柔不断さに戸惑いながら、時にきっぱりとした態度を見せるその仕草がなんとも言えず魅力的に思え、怒りたくとも怒れない状況に陥ることもあった。そして、そんな彼女の態度が愛おしと思え、楽しんでいる男がいた。
きっぱりとした態度と強い意思を持つ少女でありながら、顔を赤らめ、恥ずかしそうに俯く仕草は、今まで彼の周りにいた女性には見られない態度。そして、時に斜め45度下から見上げるその仕草がどこか甘えたように見え、愛おしく、守ってやりたい思いに駆られていた。
彼女のためならどんな事でも出来る。
彼女のためなら全てを捨てる。その覚悟で臨んだ恋。
その言葉に嘘はなく、負けたことがない喧嘩をわざと負けたこともあった。
もっとも自分の中で沸き起こった感情を、彼女に素直に伝えることが出来なかったのだから、恋を恋と認めるまで時間がかかったことは否めなかった。
誰よりも大切で、誰よりも近くにいたいと願った人。
その人の全てを抱きしめたかった。
周りの仲間は応援した恋。
星降る夜に自分の思いを伝え、やがて彼女も彼を愛するようになり、相思相愛となった二人。だがそんな二人に時の流れは冷たかった。それでも、二人の心が揺れることはなかった。
しかし互いが互いを想えば想うほど、彼らを取り巻く風は冷たく激しく吹き、二人の想いを揺れ動かし始めた。
若い二人が恋をすれば、周りは見えなくなることがある。だが、彼らの間にそれは許されなかった。共に過ごした黄昏の街を後にしたとき、優しさだけを心に留めた男に突然降り出した雨は、優しくはなかった。
やがて別れを経験した二人。
心に素直になった結果ではない。
司にとっては置き去りにされた愛。
忘れることが出来ず面影を追いかけたこともあったはずだ。
たとえ心の奥深くに沈めた愛だったとしても、思い出に変えることなど出来るはずもなく、心の中で何度もあの日と、あの日までの日々を辿ったはずだ。
彼女が好きだった物を、場所を思い出すたび、思い浮かぶのは笑顔の彼女だったはずだ。
そして何度も繰り返し思い出すたび、あの日の冷たい雨が心に沁み、身体から温かさを奪い、やがて人としての感情を奪って行った。
最後に司が見た情景は、土砂降りの雨の中、傘を差すこともなく、彼の前に佇む彼女の口から語られる別れの言葉を聞くことだった。
そしてもうあの日を振り返るのを止めた。
何も求めなくなった。何も見えなくなった。見なくなった。
それからの彼は虚無を抱え生きた。それでも時に心の隙間に入り込む何かに苛立ちを感じ、その感情の捌け口を女に求め、ビジネスに向けた。だがどれも彼の心の隙間を埋めることは出来なかった。彼の周りにいた誰一人としてその隙間を埋めることなど出来ず、荒んでいく心は地の底へと堕ちた。
道明寺司の人生は、彼女と別れてからの彼の10年は、いったい何だったのか。
それを語れる人間がいるとすれば__
パーティーはお開きになったが、つくしの傍にいる男は席に着いたままだ。
「どうしたの?どこか痛い?気分が悪いの?」
つくしは司の顔を覗き込むように言った。
「いや。大丈夫だ」
彼は言い、彼女の心配を打ち消そうとした。
二人の間に距離はなく、互いの顔がつきそうなくらいだ。
父親の葬儀で左脇腹を刺された男は、大量の出血を伴う大けがをし、命が失われる寸前まで行ったが一命を取り留めた。
そして、退院後初めて自社主催のパーティーに出席したが、着席形式で身体を労わることが出来た。
「花沢専務、道明寺社長の隣の女性はどなたですか?」
最近類の秘書として傍に付いた男は尋ねた。
類は、遠く離れた席から二人の姿を見つめていた。
「彼女は司....道明寺社長の奥さんだよ」
「そうですか!ご結婚をされたとは存じ上げませんでした」
それもそのはずだ。司の入院中に入籍だけを済ませた二人が、そろって公の場に姿を現したのは、まだ数えるほどしかない。
そんな二人は遠いあの日から結びついている。司が牧野つくしに恋をしたあの日から。
そして、彼女がすることは司の人生を左右して影響を与えている。
このパーティーもつくしが参加しようと言い出したものだ。以前なら絶対にそんなことを言わなかった彼女が、最近は積極的にパーティーに顔を出すようにしていた。ひと前に堂々と出るなど考えられなかった彼女が、そうしているのは全て司のため、道明寺財閥のためだ。
それは、ビジネスのやり方を変えると言った男の今までを払拭する目的があった。
彼は変わったのだと。もう以前のような攻撃的な態度を示すことがないといったことを、アピールする目的もあった。
「お子さんはいらっしゃるんですか?」
「ああ。子供なら今彼女のお腹の中にいる」
「そうですか。大企業の跡取りともなると奥様も責任重大ですね」
「さあ.....どうだろうね」
類は感心なさげに答えたが、彼女ならどんな責任でも引き受けるつもりでいることを知っていた。何しろあの長女気質だ。責任を責任などと考えるはずもなく、どんなことでも受け止めていくはずだ。そしてそれを苦とは思わない。
類も司と同じ大企業の跡取り息子と呼ばれているが、まだ結婚する気はない。
それに結婚したい相手などいなかった。
パーティーの参加者は、ホストである道明寺司への挨拶を済ませると、皆足早に会場を後にしていた。つくしは立った姿勢で挨拶を受けていたが、司は席を立つことがなかった。
「専務、道明寺社長は御加減がよろしくないのでしょうか?」
「いや.....そんなことはないと思うけど?」
類は親友の醸し出す雰囲気も以前とは変わったと感じていた。
だが相変わらず眼光だけは鋭く他人を見るが、それでも以前とは何かが違っていた。
それは、隣に立つ女性の温もりを感じることが出来る男の余裕といったものなのかもしれなかった。遠い昔、その目が蛇のようだと怖れていた彼女も、今ではその目の持つ意味を知った。愛しい人をじっと見つめるその目は、彼女の一挙手一投足を見逃さまいとしていた。
それは、まるで仔犬が親犬を目で追っているかのような視線。
まさか自分が犬に例えられているとは知らないだろうが、司という男は、彼女には忠実な犬のようだと例えられたこともあった。一時は命が危ういと言われていたが、まさにその犬並の回復力があったからこそ、ここまで回復したはずだ。
「さて、俺たちもそろそろ引き上げよう」
類は席を立ち、二人の傍まで行くと立ち止まった。
「司、牧野。俺そろそろ帰るよ」
「類、今日は来てくれてありがとう」
「うん。久しぶりに牧野に会いたいと思ってたんだ。実は俺、来月からパリに行く。暫くあっちかな?それから紹介するよ、司。花沢ニューヨークから来た戸嶋。新しい俺の秘書」
「は、はじめまして道明寺社長、奥様」
戸嶋は、NY時代の道明寺司を知っているだけに緊張した。
知っていると言っても、直接会ったことはなく、新聞や雑誌に載るゴシップ記事程度だ。
だがビジネスについてのやり方は知っていた。それだけに、もし一人で道明寺司と会えと言われれば、尻込みしていたはずだ。
「ああ、よろしくな。偏屈な男の秘書を務めるなんぞおまえも大変だな」
司は砕けた口調で言った。
「はじめまして戸嶋さん。座ったままでごめんなさい」
と、つくしは挨拶を受け司の着席を詫びた。
戸嶋はそのとき初めて道明寺司の傍に杖があることに気がついた。
どこか怪我でもしたのだろうかと思ったが初対面の、しかも道明寺社長に尋ねるわけにもいかなかった。戸嶋はあとで専務に尋ねることにした。そして見舞いを届ける手配をしなければと思案した。
「専務、道明寺社長はお怪我でもされたのですか?」
「ん?....うん」
「そうですか。ではお見舞いを」
「あれからもう半年か」
「半年も.....前ですか?」
「そう。ちょっとした事故かな」
「事故ですか?」
戸嶋は怪訝な顔で聞き返し、思い出しハッとした。
「もしかして.....お父様の葬儀で刺されたあの....」
戸嶋は司が妻に支えられ立ち上がると、杖をつきながら、ゆっくりと会場を出て行く姿を目で追っていた。
「戸嶋、見舞いは要らないから」
「でも....」
「司は、そんなもの嫌がるから」
類は二人が仲睦まじい様子で話をしながら、司が杖を握る反対側の手を、妻の指にしっかりと絡めている様子を見ていた。
そして、少し間を置くと言った。
「司は左脚が不自由なんだ。でも同情なんてしなくていい。あの二人はあれでいいんだから」
そう言われたが戸嶋は同情を禁じえなかった。
道明寺司といえば、世の中全ての女を好き勝手に出来るとまで言われた男だ。周りの者を寄せ付けない空気を持ち、堂々とした態度で歩いていた男が足を引きずるようにして歩く姿が、NY時代を思えば考えられなかった。
だが見たところ二人共楽しそうに笑っているではないか。
そしてお互いにどれほど愛し合っているのかが傍目にも感じられる。
だがやはり気の毒だという言葉が喉まで出かかっていたが、その言葉を呑み込んだ。
類はそんな戸嶋の思いを読み取ったように言った。
「あの二人は魂が結ばれているからいいんだ。司は心の底から欲しかった女性を手に入れたんだから。これ以上あの男には欲しいものなんてないはずだと思うけど」
かつて情熱の行き場を失っていた男の今は、あの頃とは違う。強権を持つ男は、愛する人が傍にいることで立ち直った。そして努力している。妻となった女性と生れ来る子供のために。
「道明寺社長の脚は...」
「そうだね。リハビリを頑張れば違うんじゃないの?」
類の言葉は本心からだ。
司は自分に打ち勝って未来を築く力を持つ男だ。
それは高校生の頃、類が見た彼の一片(いっぺん)。
好きな女のためならプライドを捨て何でもする男だった。
それでも、司の愛は攻撃的過ぎて彼女には受け止めきれない時もあった。
愛するがゆえ彼女を攻撃していたが、それがいつの日からか守ることに転じていた。
愛するがゆえに、愛しすぎたために自分自身が壊れるところまで行った。
彼女を閉じ込め、自分の檻の中へ閉じ込めようとした。
だが彼女が撃たれたとき、自分が撃たれた方がよかったと思ったはずだ。
あの時の司は生と死の狭間を彷徨う彼女の傍で気がおかしくなりそうだった。
どうか死なないでくれと祈る男は、牧野の命が助かるならどんな取引にでも応じただろう。
たとえそれが悪魔との取引でも。
それに対し、彼女もそうだ。司が刺され、命が尽きる寸前まで行ったとき、わが身を捨ててもいいとまで言い放っていた。
牧野つくし。いや、道明寺つくしは不思議な女性だ。
自分の愛する男だけに愛情を注げばいいものを、その男の周りにいる人間まで変えてしまう力を持っている。それは、自分の周りにいる全ての人間に愛情を与えようとするからだ。その愛情が行き渡るはずがないと思ったとしても、何故か行き渡っているから不思議だ。
そして、その愛情を受けた人間は、彼女の虜になるのだから不思議だ。
類は、それが自分自身であることも知っていた。だが、その魅力に一番初めに気付いたのは、彼女の夫となった司だ。司は彼女と出会って変わった。
だがそれは、類にも言えることだった。
人は一人で生きていくことは出来ないと、二人を見れば理解できた。
いつか、自分にもそんな人が現れる。そう思えることが出来るようになったのも、彼女を知ったからだ。そして人生には良い時も悪い時もあるということも。
但し、あの二人は極端すぎるところがある。類は二人ほど激しい恋は自分には出来ない。そう思った。だがあの二人は命がけの恋をした。だからなのか、ああして二人一緒にいる姿に強い絆を感じることが出来る。
二人には勇気があったのかもしれない。
とてつもなく大きなものを乗り越えるだけの勇気が。
そして、あの二人は遠い昔から結びついていた。
まだ二人が巡り逢う前の遠い昔から。
「戸嶋。これからあの夫婦のいざこざに巻き込まれることを覚悟して」
「専務?それはいったいどういう意味ですか?」
「ん?あの夫婦。比翼の鳥じゃないけど、片方がいなくなったら飛べなくなるから煩いんだよ。特に男の方が」
雌雄それぞれが、目と翼を一つずつ持ち、二羽が常に一緒に飛ぶ鳥。互いが互いの目となり翼となり大空を羽ばたくとされている空想上の鳥。だからこそ、互いの翼が触れ合う場所でなければ休むことは出来ない鳥。
あの二人は共に身体に大きな傷を持つ。
そして心にも。
それは互いの父親のこと。
だがそれは過去になった。
司は彼女が誰よりも近くにいなければ心を休めることが出来ない。だからこれから彼女が自分の目の届くところにいなければ、大袈裟に騒ぐに決まってる。
そう思う類の薄茶色の瞳が映す未来は、外れたことがない。
そして類も、これから彼ら夫婦の小さないざこざに巻き込まれることを承知していた。
何しろ、あの夫婦の一番の親友は自分だと自負していたから。
季節は急に変わることなく、ゆっくりと流れて行く。
毎日が少しずつ確実に時を刻んで行くのがわかる。風の匂いが変わり、光りの強さが変わり、焼け付く夏の景色を窓から眺めることを止め、秋の気配を感じさせる季節が過ぎ、本格的に訪れる冬を前にした今、新たな命の誕生を待つばかりとなっていた。
「もし」
と間を置いた男は妻となった女に囁いていた。
「生まれ変わったとしたら、その時はまたおまえを見つけてやるよ。今度は優しさと強さとを持ち合わせた男で生まれてぇ。それからおまえを愛する気持ちだけは忘れねぇ」
闇の中、ベッドの上で囁かれるそれは、死の縁に立たされた男の今際の際の言葉。
この世の終わりかと思われたとき、「もし」の始まりで彼の口から紡ぎ出された言葉は、二人にとってこれから先も、忘れることが出来ない言葉だ。そして、その言葉を何度でも繰り返す男は、残りの人生を幸せに暮らせば、今までのことは全てが帳消しとなるはずだと信じていた。
何故なら、人生は最期に帳尻が合うようになっているからだ。
刺されたことは、己の傲慢さの上にある不遜さが招いたこと。それを今では理解していた。
「狂ったようにおまえを愛した頃が懐かしい」
それは山荘に閉じ込めていた頃の話。
今ではあの頃とった自分の態度を逡巡することなく口にするが、それに対し〝忘れようとしても忘れられない経験″と返される言葉に悪意はない。
もうすぐ二人の間に子供が生まれる。
その子がどんな人生を送るのか。親として愛情を持って育てて行くつもりでいる。
そして人として何が一番大切なのかということを、教えていくつもりでいた。
運命の恋は一度二人の元から去った。
だが再び二人の元へ戻って来た。
二人は正式に結婚はしているが、式は挙げていなかった。
それは、この先いつでも出来ることだ。
二人の間に子供が産まれ、大きくなった頃でもいい。
だが二人共そのことに拘りはない。
司が欲しかったものは、今この手の中にある妻の手。
そして妻が胎内で慈しみ、育んでくれる命。
それは、思いもしなかった神からの贈り物。
新しい命が、家族としての絆をより一層深めてくれるはずだ。
心だけが追いかけて行ったあの頃とは違う。
欲しかったものは、もうこの手の中にある。
そして、手を伸ばせば、すぐそこに求めた人がいた。
夫となった男は、お腹の大きな妻の身体を、後ろからそっと抱きしめた。
司の掌に感じるのは、二人の未来に向けた新しい命の鼓動。
それは、過去の哀しみを消し去り、明るい未来へと連れて行ってくれる命。
その命の誕生を心待ちにしながら眠りにつく。
身体も心も全てをその腕に抱きしめ、もう決して離さないと囁きながら。
< 完 > *Collector*

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す**様
こちらこそ、お読みいただき有難うございました。
最後はラストスパートをかけ、現在脱力しております(笑)
コメント有難うございました^^
こちらこそ、お読みいただき有難うございました。
最後はラストスパートをかけ、現在脱力しております(笑)
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 21:31 | 編集

じ**こ様
こちらのお話し。
>どのように終わりに向かっていくのか想像すらつかなかった・・
度肝を抜く出来事の数々に驚かれたとのこと。確かに色々とありました。
最後はこれで上手く行くかと思えば、司が刺される・・。
そんな中、なんとか一命を取り留めましたので、良かったですね?
脚に障害が残りましたが、それはこれからの司のリハビリ次第ではないでしょうか?
彼の根性で治して欲しいですね^^
濃い内容でドキドキでしたか?そんなお話にお付き合いをいただき、有難うございます。
コメント有難うございました^^
こちらのお話し。
>どのように終わりに向かっていくのか想像すらつかなかった・・
度肝を抜く出来事の数々に驚かれたとのこと。確かに色々とありました。
最後はこれで上手く行くかと思えば、司が刺される・・。
そんな中、なんとか一命を取り留めましたので、良かったですね?
脚に障害が残りましたが、それはこれからの司のリハビリ次第ではないでしょうか?
彼の根性で治して欲しいですね^^
濃い内容でドキドキでしたか?そんなお話にお付き合いをいただき、有難うございます。
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 21:35 | 編集

か**り様
生か死か。司はなんとか一命を取り留めました。
良かったですねぇ。恐い楓様もあれからは、司とつくしの幸せを祈るとともに、あのことは墓場まで持って行かれることでしょう。
最後までお付き合いをいただき、有難うございます。
拍手コメント有難うございました^^
生か死か。司はなんとか一命を取り留めました。
良かったですねぇ。恐い楓様もあれからは、司とつくしの幸せを祈るとともに、あのことは墓場まで持って行かれることでしょう。
最後までお付き合いをいただき、有難うございます。
拍手コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 21:41 | 編集

ふ*吉様
はじめまして^^
鬼畜な坊ちゃんの心の移り変わりを感じて頂けましたでしょうか?
撃たれたり、刺されたり、どんどん暗くなる・・。
どんな終りがあるというのか?そう思われたことでしょう。
映画化は無いと思います(笑)
そして、ぞ、続編?(笑)
・・続編・・番外編・・少々考えてみたいと思います。
拍手コメント有難うございました^^
はじめまして^^
鬼畜な坊ちゃんの心の移り変わりを感じて頂けましたでしょうか?
撃たれたり、刺されたり、どんどん暗くなる・・。
どんな終りがあるというのか?そう思われたことでしょう。
映画化は無いと思います(笑)
そして、ぞ、続編?(笑)
・・続編・・番外編・・少々考えてみたいと思います。
拍手コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 21:46 | 編集

252**uko様
二人の幸せを感じて頂けたでしょうか?
え?そしてその先、子供が産まれてからの3人の様子・・
番外編ですよね?(笑)
・・考えてみたいと思います。
拍手コメント有難うございました^^
二人の幸せを感じて頂けたでしょうか?
え?そしてその先、子供が産まれてからの3人の様子・・
番外編ですよね?(笑)
・・考えてみたいと思います。
拍手コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 21:54 | 編集

ふぁい***んママ様
おはようございます^^
司、この世に執着してくれました。良かったですねぇ。
そうですよ、これから家族を守らなければなりません。
そして穏やかな日々になりますように。
赤ちゃんがあんよが出来る頃には、司の脚も治っているといいですよね~。
子供を追いかける司。司ならやり遂げる。アカシアもそう思います。
拍手コメント有難うございました^^
おはようございます^^
司、この世に執着してくれました。良かったですねぇ。
そうですよ、これから家族を守らなければなりません。
そして穏やかな日々になりますように。
赤ちゃんがあんよが出来る頃には、司の脚も治っているといいですよね~。
子供を追いかける司。司ならやり遂げる。アカシアもそう思います。
拍手コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 21:57 | 編集

は*め様
はじめまして^^
労いのお言葉有難うございます。
そして、次のお話しも読んで下さるんですね?
有難うございます。
また素敵だと言って頂けるように、頑張ります。
拍手コメント有難うございました^^
はじめまして^^
労いのお言葉有難うございます。
そして、次のお話しも読んで下さるんですね?
有難うございます。
また素敵だと言って頂けるように、頑張ります。
拍手コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 22:01 | 編集

このコメントは管理人のみ閲覧できます

m様
労いのお言葉有難うございます。
良かったですねぇ。
司、一命を取り留めました。
そして子供の誕生を待つばかりとなりましたので、これから先、二人には幸せな未来が待っているはずです。
拍手コメント有難うございました^^
労いのお言葉有難うございます。
良かったですねぇ。
司、一命を取り留めました。
そして子供の誕生を待つばかりとなりましたので、これから先、二人には幸せな未来が待っているはずです。
拍手コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 22:44 | 編集

co**y様
有難うございます^^v
只今脱力感に襲われてます(笑)
いえ、リアルが忙しいのもあります(笑)
そして、これからもよろしくお願いします!!
コメント有難うございました^^
有難うございます^^v
只今脱力感に襲われてます(笑)
いえ、リアルが忙しいのもあります(笑)
そして、これからもよろしくお願いします!!
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 22:50 | 編集

司×**OVE様
おはようございます^^
司くん無事退院し、つくしちゃんの元に戻ってきました。
左脚は少し不自由になりましたが、類の言う通り、これからリハビリを頑張れば、犬並の回復を見せてくれるはずです(笑)
途中、類と秘書の会話でお話を進めるシーンは、類からの視点で二人を見てもらいました。
この二人、比翼の鳥です。二人とも互いが必要なはずです。
二人が持つ傷痕も愛の勲章(?)かもしれません。
これからは、二人で過ごせる幸せと、子供が産まれてくる幸せがあります。
こちらのお話しは、一番長い連載となりましたが、大変お待たせした上の完結でした(笑)
>サスペンスであり、恋愛小説・・
ジェットコースターのような恋と呼ばれた恋は、大人になりこんな風に形を変えたのかもしれませんね?(笑)
長きに渡りの伴奏、いつも有難うございます。
コメンント有難うございました^^
おはようございます^^
司くん無事退院し、つくしちゃんの元に戻ってきました。
左脚は少し不自由になりましたが、類の言う通り、これからリハビリを頑張れば、犬並の回復を見せてくれるはずです(笑)
途中、類と秘書の会話でお話を進めるシーンは、類からの視点で二人を見てもらいました。
この二人、比翼の鳥です。二人とも互いが必要なはずです。
二人が持つ傷痕も愛の勲章(?)かもしれません。
これからは、二人で過ごせる幸せと、子供が産まれてくる幸せがあります。
こちらのお話しは、一番長い連載となりましたが、大変お待たせした上の完結でした(笑)
>サスペンスであり、恋愛小説・・
ジェットコースターのような恋と呼ばれた恋は、大人になりこんな風に形を変えたのかもしれませんね?(笑)
長きに渡りの伴奏、いつも有難うございます。
コメンント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 22:55 | 編集

ま**ん様
こちらこそ、最後までお読みいただき、有難うございました。
司が助かって良かったですねぇ。
荒波を乗り越え結ばれた二人。色々とあり過ぎですよねぇ?(笑)
しかしこの坊ちゃん、よくぞここまで立ち直ってくれました。
この先は、ぜひ幸せになって欲しいものです。
子供の誕生を待ちわびる司の表情は、きっと穏やかなはずです。
コメント有難うございました^^
こちらこそ、最後までお読みいただき、有難うございました。
司が助かって良かったですねぇ。
荒波を乗り越え結ばれた二人。色々とあり過ぎですよねぇ?(笑)
しかしこの坊ちゃん、よくぞここまで立ち直ってくれました。
この先は、ぜひ幸せになって欲しいものです。
子供の誕生を待ちわびる司の表情は、きっと穏やかなはずです。
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 23:01 | 編集

pi**mix様
完結してしまいました^^
少し寂しいですか?そう感じて頂けて大変嬉しいです。
ドロドロの病んだ坊っちゃんが、ここまで立ち直ることが出来ました。
それもpi**mix様の応援のおかげです!坊ちゃんその声が聞えたはずです。
そうなんです。書いていてアカシアの方が落ち込むといいますか、そんなこともありました。故に遅筆になりがちでした。そしてそんなとき、pi**mix様のコメントは楽しく拝読させて頂いておりました。
司の手術も成功し、左脚は不自由ですが、赤ちゃんも産まれます。
類もそんな二人のこれからに幸せな未来を見ている・・あの薄茶色の瞳は未来を見通す力があるのかもしれません。
そうですねぇ(笑)司は脚が悪かろうと、ヤルことはヤッているはずです(≧▽≦)
はい!ゴールしました。本当にいつも有難うございました^^
コメント有難うございました^^
完結してしまいました^^
少し寂しいですか?そう感じて頂けて大変嬉しいです。
ドロドロの病んだ坊っちゃんが、ここまで立ち直ることが出来ました。
それもpi**mix様の応援のおかげです!坊ちゃんその声が聞えたはずです。
そうなんです。書いていてアカシアの方が落ち込むといいますか、そんなこともありました。故に遅筆になりがちでした。そしてそんなとき、pi**mix様のコメントは楽しく拝読させて頂いておりました。
司の手術も成功し、左脚は不自由ですが、赤ちゃんも産まれます。
類もそんな二人のこれからに幸せな未来を見ている・・あの薄茶色の瞳は未来を見通す力があるのかもしれません。
そうですねぇ(笑)司は脚が悪かろうと、ヤルことはヤッているはずです(≧▽≦)
はい!ゴールしました。本当にいつも有難うございました^^
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 23:10 | 編集

真*様
はじめまして^^
>一時はどうなるのかと・・・
そうですよねぇ。色々なことがあり過ぎました。
そんな二人もやっと落ち着くことが出来たようです。
・・え?この先ですか?(笑)
少し考えてみます。
コメント有難うございました^^
はじめまして^^
>一時はどうなるのかと・・・
そうですよねぇ。色々なことがあり過ぎました。
そんな二人もやっと落ち着くことが出来たようです。
・・え?この先ですか?(笑)
少し考えてみます。
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 23:15 | 編集

イ**マ様
ありがとうございます!
無事完結致しました。ラスト数話で危ない所もありましたが、司頑張りました。
彼の生命力は素晴らしです。
そして二人は比翼の鳥。離れ離れになることは、もう無いはずです。
職場の休憩中に読んで下さったんですね?貴重な時間にお読みいただき、有難うございました^^
コメント有難うございました^^
ありがとうございます!
無事完結致しました。ラスト数話で危ない所もありましたが、司頑張りました。
彼の生命力は素晴らしです。
そして二人は比翼の鳥。離れ離れになることは、もう無いはずです。
職場の休憩中に読んで下さったんですね?貴重な時間にお読みいただき、有難うございました^^
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 23:22 | 編集

H*様
こんばんは^^
>ハラハラしたり、唖然としたり・・
でも最後はハピエンでした。あれだけ色々とありましたので、これからは幸せな二人でいて欲しいですね?
子供の誕生を待ちわびる夫、司。良きパパになって欲しいものです。
拍手コメント有難うございました^^
こんばんは^^
>ハラハラしたり、唖然としたり・・
でも最後はハピエンでした。あれだけ色々とありましたので、これからは幸せな二人でいて欲しいですね?
子供の誕生を待ちわびる夫、司。良きパパになって欲しいものです。
拍手コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 23:25 | 編集

み**ゃん様
こんばんは^^
やっと完結しました。
先が見えたと思った矢先、司が刺されてしまいましたが、まさに犬並の回復力が彼を助けました(笑)
読み応えのあるお話であったと感じて頂き、嬉しいです。
脚は不自由となりましたが、これからリハビリ次第ではないでしょうか?
これから親になる二人。そんな二人に類は諦めの境地で彼らの小さないざこざも引き受けるつもりのようです(笑)
寄り添って生きていければ、それでいい・・・
そんな二人と生まれて来る子供に幸多かれですね?
コメント有難うございました^^
こんばんは^^
やっと完結しました。
先が見えたと思った矢先、司が刺されてしまいましたが、まさに犬並の回復力が彼を助けました(笑)
読み応えのあるお話であったと感じて頂き、嬉しいです。
脚は不自由となりましたが、これからリハビリ次第ではないでしょうか?
これから親になる二人。そんな二人に類は諦めの境地で彼らの小さないざこざも引き受けるつもりのようです(笑)
寄り添って生きていければ、それでいい・・・
そんな二人と生まれて来る子供に幸多かれですね?
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 23:28 | 編集

とん**コーン様
お久しぶりです^^
沢山の拍手をありがとうございます!
その後、お怪我の具合はいかがですか?もうすっかり回復されたのでしょうか?
そして毎日お読み頂き、ありがとうございます。
携帯を変えられた!新しい機種に慣れるまで時間がかかりますよねぇ?
はい。坊っちゃん、穏やかになり幸せそうです。
赤ちゃんが生まれた後ですかぁ?(笑)
同じようなリクエストが多いんですよねぇ(汗)
身体は結構ボロボロなんですよ(笑)ここ数日肩こりに悩まされています。目も疲れやすい昨今です。
眼精疲労でしょうか・・
>本当に大好きだぁぁ!!!
ありがとうございます!(≧▽≦)
コメント有難うございました^^
お久しぶりです^^
沢山の拍手をありがとうございます!
その後、お怪我の具合はいかがですか?もうすっかり回復されたのでしょうか?
そして毎日お読み頂き、ありがとうございます。
携帯を変えられた!新しい機種に慣れるまで時間がかかりますよねぇ?
はい。坊っちゃん、穏やかになり幸せそうです。
赤ちゃんが生まれた後ですかぁ?(笑)
同じようなリクエストが多いんですよねぇ(汗)
身体は結構ボロボロなんですよ(笑)ここ数日肩こりに悩まされています。目も疲れやすい昨今です。
眼精疲労でしょうか・・
>本当に大好きだぁぁ!!!
ありがとうございます!(≧▽≦)
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 23:33 | 編集

さと**ん様
鬼畜から始まり山荘監禁。
とんでもないお話しでしたが、短編当時、続きが読みたいと書かれたお一人には、さと**ん様もいらっしゃいました!(笑)
>これマジしあわせになれるか?と心配・・
そうですよね・・事件事故、色々とあり過ぎですよね(笑)
類と秘書、戸嶋の会話で進むシーン。
その戸嶋に「エンドロール~」の紺野を思い出す。(≧▽≦)
でも戸嶋は紺野とはタイプが違うようです。道明寺社長を怖い人だと思っているようです。
『Collector』という名は何を思って付けたか・・
さと**ん様が怖く冷たいイメージと感じたこのタイトルは、司は何を求めているのかを書きたかったことに寄ります。
本当に欲しいものはいったい何なのか・・
ただ何かを沢山集めたい訳ではないんです。たったひとつだけ・・それをこの手に・・
そのような思いから付けました。
そしてこれは映画のタイトルにも由来しています。1965年の映画にこの題名があります。
その映画も女性を監禁する映画でした。そして、主人公は病んでいました。
名作だなんて!とんでもありません。ただ、楽しんでいただけて、よかったです。
コメント有難うございました^^
鬼畜から始まり山荘監禁。
とんでもないお話しでしたが、短編当時、続きが読みたいと書かれたお一人には、さと**ん様もいらっしゃいました!(笑)
>これマジしあわせになれるか?と心配・・
そうですよね・・事件事故、色々とあり過ぎですよね(笑)
類と秘書、戸嶋の会話で進むシーン。
その戸嶋に「エンドロール~」の紺野を思い出す。(≧▽≦)
でも戸嶋は紺野とはタイプが違うようです。道明寺社長を怖い人だと思っているようです。
『Collector』という名は何を思って付けたか・・
さと**ん様が怖く冷たいイメージと感じたこのタイトルは、司は何を求めているのかを書きたかったことに寄ります。
本当に欲しいものはいったい何なのか・・
ただ何かを沢山集めたい訳ではないんです。たったひとつだけ・・それをこの手に・・
そのような思いから付けました。
そしてこれは映画のタイトルにも由来しています。1965年の映画にこの題名があります。
その映画も女性を監禁する映画でした。そして、主人公は病んでいました。
名作だなんて!とんでもありません。ただ、楽しんでいただけて、よかったです。
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 23:42 | 編集

マ**チ様
こんばんは^^
完結しました。有難うございます!!
長らくかかり、スミマセン!!
司が生きていて良かったですね!二人は結婚しました。
司の左脚は残念な状態になったとしても、これからリハビリでなんとかなるはず・・と思います。
>先日見た半月のように光り輝き見える部分と、見えない影の部分がある・・
まさに二人の人生ですね?
復讐や、サスペンスや恋の行方と色々とありましたねぇ(笑)
そして今頃山荘の木村さんは今頃どうしているのでしょうねぇ^^
>ハラハラドキドキしっぱなし・・
二人に怒られそうなこちらのお話しも終わりました。
これからは家族3人で幸せになって欲しいですね?
長くかかりましたが、いつもお読み頂き、有難うございました^^
コメント有難うございました^^
こんばんは^^
完結しました。有難うございます!!
長らくかかり、スミマセン!!
司が生きていて良かったですね!二人は結婚しました。
司の左脚は残念な状態になったとしても、これからリハビリでなんとかなるはず・・と思います。
>先日見た半月のように光り輝き見える部分と、見えない影の部分がある・・
まさに二人の人生ですね?
復讐や、サスペンスや恋の行方と色々とありましたねぇ(笑)
そして今頃山荘の木村さんは今頃どうしているのでしょうねぇ^^
>ハラハラドキドキしっぱなし・・
二人に怒られそうなこちらのお話しも終わりました。
これからは家族3人で幸せになって欲しいですね?
長くかかりましたが、いつもお読み頂き、有難うございました^^
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 23:49 | 編集

s**p様
こんばんは^^
コメント有難うございます。
しかし、残念ながら文字化けしていて読めない状態なんです( ノД`)シクシク…
エンコードも変えてみましたが、無理でした・・・
s**p様のご感想を読みたかったです!!!
拍手コメの方へ頂いたものは、問題ありませんでしたので、またそちらはお返事させて頂きますね。
楽しんで頂けたことを信じて・・
コメント有難うございました^^
こんばんは^^
コメント有難うございます。
しかし、残念ながら文字化けしていて読めない状態なんです( ノД`)シクシク…
エンコードも変えてみましたが、無理でした・・・
s**p様のご感想を読みたかったです!!!
拍手コメの方へ頂いたものは、問題ありませんでしたので、またそちらはお返事させて頂きますね。
楽しんで頂けたことを信じて・・
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.20 23:58 | 編集

ち*様
司の脚が不自由になりましたが、二人は仲睦まじい様子です。
類くんによれば、彼らはそれでいいんです。
素敵な言葉が沢山溢れるといいのですが、お誉め頂き光栄です。有難うございます。
これからは少しゆっくりになると思いますが、またお時間がある時にでもお立ち寄り下さいませ。
拍手コメント有難うございました^^
司の脚が不自由になりましたが、二人は仲睦まじい様子です。
類くんによれば、彼らはそれでいいんです。
素敵な言葉が沢山溢れるといいのですが、お誉め頂き光栄です。有難うございます。
これからは少しゆっくりになると思いますが、またお時間がある時にでもお立ち寄り下さいませ。
拍手コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.21 20:36 | 編集

Hap***nding様
労いのお言葉有難うございます^^
以前コメント頂いた際も、こちらのお話しがお好きだと言って下さいましたね?
大変光栄です。
鬼畜な司がカッコよく思えた!←え?(笑)
この司はかなり心が病んでいました。
しかし互いの思いが通じてからは、変わってきましたが、それからも色々とありましたねぇ。
司の父親が亡くなった事情は楓さんしか知りません。そんなシーンもご納得いただけた。そして司が刺されたのも然り。
それは10年間彼が行ってきたことの結果。因果応報だったのかもしれませんね?最終的には全てを乗り越え幸せな時を迎えることが出来ました。
>最終的なHappyendに感動・・
ありがとうございます^^
次は短編となりますが、大人の二人は色々とあるようです(笑)
コメント有難うございました^^
労いのお言葉有難うございます^^
以前コメント頂いた際も、こちらのお話しがお好きだと言って下さいましたね?
大変光栄です。
鬼畜な司がカッコよく思えた!←え?(笑)
この司はかなり心が病んでいました。
しかし互いの思いが通じてからは、変わってきましたが、それからも色々とありましたねぇ。
司の父親が亡くなった事情は楓さんしか知りません。そんなシーンもご納得いただけた。そして司が刺されたのも然り。
それは10年間彼が行ってきたことの結果。因果応報だったのかもしれませんね?最終的には全てを乗り越え幸せな時を迎えることが出来ました。
>最終的なHappyendに感動・・
ありがとうございます^^
次は短編となりますが、大人の二人は色々とあるようです(笑)
コメント有難うございました^^
アカシア
2017.06.21 21:01 | 編集
