つくしは食後のコーヒーを飲みながら、司が何を言っているのか一生懸命理解しようとしていた。まだ昼休みにもなっていない時間にいきなり現れた男は、やはりいきなりキスをして口を塞ぎ、大混乱となったフロアから、熱に浮かされたようなつくしを連れ出していた。
そのとき感じたのは男の身体の硬さと、自分が女であることの柔らかさ。
「あの、道明寺さん・・何を・・言いたいのかよくわからないんだけど・・」
レストランでつくしの前に座り、じっと彼女を見据える男はいたく真剣な眼差しだ。
「何がわからないって?」
「だから、その・・」
つくしは言葉を切った。だがそれは切ったというよりも選んでいたと言った方がいい。
仕事なら言葉に詰まることなど無い。だが、こういった場面に遭遇すること自体が殆ど経験がないだけに、熱に浮かされたさっきまでの状態のようにならないようにと気を引き締めた。
しかし、キスされてレストランに連れて来られるまでの間に、現実が戻って来たことは有難かった。
「おまえはさっきから言葉を濁してるけど、そんなに言いたくないのか?」
「な、なにが・・」
「なにがって俺を好きだってこと。いい加減認めてくれてもいいんじゃねーの?」
司は牧野つくしの気持ちを確かめようと決めた。
いい加減認めろと言ったが、カリフォルニアから帰って来てからのつくしの態度が変わったことには気づいていた。
向うを出発する当日、コートを着せ、後ろから抱きしめたとき、短い間ではあったが身じろぎもせず大人しく彼の腕の中にいた女。だが、はっきりとした言葉が聞きたいと思った。
「俺はなんでも白黒はっきりとつける男だ。曖昧な態度ってのは性にあわねーからな。けど、おまえの言いたいことはわかってる。公私混同は嫌いだ。仕事と私生活は別だ。あと何がある?とにかく俺はおまえのことが好きだから、手段は選ばないつもりでおまえに近づいた。カリフォルニアの視察にしたってそうだ。おまえの会社がうちの広告を取り扱うことになったからいいチャンスだと思ったのも正直なところだが、前にも言ったとおり、俺を知ってもらう旅だった。で、どうだ?俺のこと少しはわかってくれたんだろ?」
わかってる。
つくしは心の中で呟いた。
この期に及んでいつまでも答えを出さないなんてことは出来ない。いつか言おうと、会えたら言うつもりでいたのだから、これがいい機会ではないか。
この男は自分の言いたいことは、いつもはっきりと言う男だ。仕事はバリバリ出来ると言われている女が恋には奥手だと知られた以上、開き直っていた。でもいい加減今度はあたしが行動に出なければいけないことはわかっている。今から、ここから前に進めばいいはずだ。
「・・ここのコーヒーおいしい・・やっぱりメープルは豆がちがうのかな・・」
勇気をかき集めての言葉がコーヒー豆の話になってしまうのは、この男の視線がそうさせる。蛇に睨まれたカエルではないが、真剣な表情の道明寺司の射る様な黒い瞳は正直言って迫力がある。
「おまえは話をそらそうとしてるな?」
そのとおりだ。
つくしの心を見通したように、力強く言われた。
「なあ、俺のことどう思ってるか、はっきり言ってくれ。1週間一緒にいたんだ。俺についてどんな感想を持ったんだ?」
まるっきり正反対の人間同士は惹かれないというが、それは本当の話なのだろうか?
つくしの前にいるのは、いまいましいほどセクシーな男で大財閥の御曹司。
片や女はどこにでもいそうな平凡な会社員。そして経験を積んだ女ではないことは分かっているはずだ。
つくしは姿勢を正すと、司の黒い瞳を見つめた。
そして覚悟を決めた。
「あの、あたしは、今さらだけど、あたしの周りにいる人からは恋に奥手で鈍感な女だって言われてるの。だから今までデートをしても続かなくていつの間にか、終わってるっていうか、始まらないうちに終わってた。だから、そのなんていうの?男性との付き合いがあまり得意じゃないって言うのか・・。でも、恋愛映画は好きで見るの。映画館で一人見ることも多くて・・」
つくしは目の前の男の表情を窺うようにしていたが、何も反応がないことに話しが反れたと軌道修正した。
「ご、ゴメン。今は映画の話は関係ないわよね?前にも言ったけど、あたしは仕事が忙しくて、とにかく男性とおつき合いしても上手くいったことがないの。でもそれは仕事が忙しいことに逃げていたかもしれない。仕事が忙しいから恋人なんか作ってもどうせまたすぐに別れることになるって思っていたの。それに何も人生は結婚だけが全てじゃないって考えるようになったの。それが詭弁だって言われたらそうかもしれないんだけど・・」
つくしは自分の話をするのが得意ではない。
それに男性から関心を向けられることもなかっただけに、自分のことを詳しく話したことがない。言葉を選びながらの話に司の顔を窺った。
「あの、聞いてもいい?」
「ああ。なんでも聞け。俺のことは閲覧自由だって言っただろ?文字に書かれていようが、なかろうが答えてやるよ」
文字に書かれていないこと。
その意味は噂も含めて答えてやると言っているようだ。ならば、とつくしは聞く事にした。
「どうして道明寺・・さんは今まで結婚しなかったの?自分の人生は自分で決めたいって言った話しは聞いたけど・・あなたみたいなお家だと、決められたことも多いし、将来のことを考えないわけにはいかないでしょ?も、もちろん答えたくなければ答えなくていいから」
つくしは、長々と司の表情を窺っていた。
「それにこんなことを聞いたら失礼になるかもしれないけど・・」
本当にこんなことを聞いてもいいのかと思ったが、今しかないと思った。
性的なことを聞くのは憚られるが、相手はセックスアピール溢れる男だ。事実、やたらとキスをしてくるということに、間違いなく男としての欲望が感じられる。
司は椅子の背に身体を預けたまま黙って聞いていた、が口を開いた。
「牧野。俺はおまえの口に舌を突っ込んだ男だぞ?そんな男に失礼もなにもないだろ?それにそんな男が他にいたか?」
つくしはごくりと唾を飲んだ。
そんな言い方をされて、思わずその時のことが頭に浮かんだ。さっきまで余計なことは考えなくてもよかったはずだが、そのひとことで益々意識しないわけにはいかなくなった。
「・・うんうん。いない」
「で、なんだよ?聞きたい失礼なことって?」
「・・あたしとつき合うなら、あの・・他の女の人とは付き合わないで欲しいの・・」
つくしは自分の頬が紅潮していると思ったが、言った。
「は?なんだよそれ?」
「だ、だって週刊誌とかに道明寺司はモテる男で・・えっと?世界で最も結婚したい独身男性トップ10に入ったとか言われてるし、あたしとは女性の格が違うっていうか、レベルが違い過ぎる女の人達がお相手で名前が挙がってるし・・でもあたしはこんなレベルだし・・胸も・・あの・・」
何しろ相手は全女性の憧れとまで言われる男だ。
意識しなかった頃はそんなことは関係なかったはずだというのに、今は相手がどんなにレベルの高い男かと認識していた。
司は椅子に背を預けたまま動かなかったが、頭を傾け、しげしげとつくしを見つめた。
「おまえは週刊誌のそんな記事を信じるのか?そんなのデタラメだ。どうせ三流週刊誌の書くことだろ?俺が何人もの女と同時に付き合ってるとか書かれることもあったが、羽目を外して行きずりの女とセックスするような男じゃねぇぞ?」
半ば呆れたように、強い口調で否定され、つくしはこれ以上性的な話をする必要がなくなったとホッとした。でも聞いておかなければ気になってしまったはずだ。
「それで?俺とこうして話しをしようと思えるようになったのはいつだ?」
片眉を上げ、答えを促す男。
「・・滋さんたちと会って話をしてから、自分らしくって言ったらおかしいかもしれないけど、自分の気持ちに正直になろうと思ったの」
相変わらず鋭い瞳で見つめられ、どうにか心を落ち着かせて答えたが、つくしはさっさと要点を言うべきだと思った。
「あたし、道明寺さんのことが好きなの。だから、おつき合いしたいと思ってる。だけどあたしは、こんなレベルだから色々気になって・・。それにあたしは男の人と遊びでつき合うなんてことが出来ない女だから、つき合うなら信頼できる人じゃないと駄目なの」
言えた。やっと。
だが上手く伝えられたかどうか自信がない。
「牧野。なんで俺がおまえと遊びでつき合うだなんて思ったんだ?言ってるだろ?おまえとは真剣につき合いたいってな」
司がテーブルの上のつくしの手を取った。
彼は暫くのあいだ黙ったままで、つくしをじっと見つめていた。
「いいか。物事はいい方向に考えろ。悪い方に考えるな。俺は真面目におまえとつき合いたいって考えてる。これは嘘じゃねぇ。けど男だからおまえに触れたいし、抱きしめたい。まあおまえには、わからねぇかもしれねぇけど・・」
司はつくしの手をとったまま言った。
「それからおまえに聞いておきたいことがある」
黒い瞳は心の奥を覗き込むようにつくしを見る。そんなふうに見つめられれば、ただでさえ紅潮した頬が益々赤くなるのがわかった。いい加減この癖をなんとかしたいが、こればかりは幾つになっても治りそうにない。
「な、なに?」
「おまえ、バージンか?」
薄々気づかれていたのはわかってはいたが、こうはっきりと口に出されると、恥ずかしさで、首まで赤くなっているのではないかと感じられた。初心者マークもまだの人間だというのに、いったいなんと答えればいいのか。
『 バージンなんて面倒くせぇ 』
そんな言葉を返されたらと思うと・・
「牧野?」
つくしは小さく頷くしかなかった。
瞬間、司が強く手を握った。

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しかし、キスされてレストランに連れて来られるまでの間に、現実が戻って来たことは有難かった。
「おまえはさっきから言葉を濁してるけど、そんなに言いたくないのか?」
「な、なにが・・」
「なにがって俺を好きだってこと。いい加減認めてくれてもいいんじゃねーの?」
司は牧野つくしの気持ちを確かめようと決めた。
いい加減認めろと言ったが、カリフォルニアから帰って来てからのつくしの態度が変わったことには気づいていた。
向うを出発する当日、コートを着せ、後ろから抱きしめたとき、短い間ではあったが身じろぎもせず大人しく彼の腕の中にいた女。だが、はっきりとした言葉が聞きたいと思った。
「俺はなんでも白黒はっきりとつける男だ。曖昧な態度ってのは性にあわねーからな。けど、おまえの言いたいことはわかってる。公私混同は嫌いだ。仕事と私生活は別だ。あと何がある?とにかく俺はおまえのことが好きだから、手段は選ばないつもりでおまえに近づいた。カリフォルニアの視察にしたってそうだ。おまえの会社がうちの広告を取り扱うことになったからいいチャンスだと思ったのも正直なところだが、前にも言ったとおり、俺を知ってもらう旅だった。で、どうだ?俺のこと少しはわかってくれたんだろ?」
わかってる。
つくしは心の中で呟いた。
この期に及んでいつまでも答えを出さないなんてことは出来ない。いつか言おうと、会えたら言うつもりでいたのだから、これがいい機会ではないか。
この男は自分の言いたいことは、いつもはっきりと言う男だ。仕事はバリバリ出来ると言われている女が恋には奥手だと知られた以上、開き直っていた。でもいい加減今度はあたしが行動に出なければいけないことはわかっている。今から、ここから前に進めばいいはずだ。
「・・ここのコーヒーおいしい・・やっぱりメープルは豆がちがうのかな・・」
勇気をかき集めての言葉がコーヒー豆の話になってしまうのは、この男の視線がそうさせる。蛇に睨まれたカエルではないが、真剣な表情の道明寺司の射る様な黒い瞳は正直言って迫力がある。
「おまえは話をそらそうとしてるな?」
そのとおりだ。
つくしの心を見通したように、力強く言われた。
「なあ、俺のことどう思ってるか、はっきり言ってくれ。1週間一緒にいたんだ。俺についてどんな感想を持ったんだ?」
まるっきり正反対の人間同士は惹かれないというが、それは本当の話なのだろうか?
つくしの前にいるのは、いまいましいほどセクシーな男で大財閥の御曹司。
片や女はどこにでもいそうな平凡な会社員。そして経験を積んだ女ではないことは分かっているはずだ。
つくしは姿勢を正すと、司の黒い瞳を見つめた。
そして覚悟を決めた。
「あの、あたしは、今さらだけど、あたしの周りにいる人からは恋に奥手で鈍感な女だって言われてるの。だから今までデートをしても続かなくていつの間にか、終わってるっていうか、始まらないうちに終わってた。だから、そのなんていうの?男性との付き合いがあまり得意じゃないって言うのか・・。でも、恋愛映画は好きで見るの。映画館で一人見ることも多くて・・」
つくしは目の前の男の表情を窺うようにしていたが、何も反応がないことに話しが反れたと軌道修正した。
「ご、ゴメン。今は映画の話は関係ないわよね?前にも言ったけど、あたしは仕事が忙しくて、とにかく男性とおつき合いしても上手くいったことがないの。でもそれは仕事が忙しいことに逃げていたかもしれない。仕事が忙しいから恋人なんか作ってもどうせまたすぐに別れることになるって思っていたの。それに何も人生は結婚だけが全てじゃないって考えるようになったの。それが詭弁だって言われたらそうかもしれないんだけど・・」
つくしは自分の話をするのが得意ではない。
それに男性から関心を向けられることもなかっただけに、自分のことを詳しく話したことがない。言葉を選びながらの話に司の顔を窺った。
「あの、聞いてもいい?」
「ああ。なんでも聞け。俺のことは閲覧自由だって言っただろ?文字に書かれていようが、なかろうが答えてやるよ」
文字に書かれていないこと。
その意味は噂も含めて答えてやると言っているようだ。ならば、とつくしは聞く事にした。
「どうして道明寺・・さんは今まで結婚しなかったの?自分の人生は自分で決めたいって言った話しは聞いたけど・・あなたみたいなお家だと、決められたことも多いし、将来のことを考えないわけにはいかないでしょ?も、もちろん答えたくなければ答えなくていいから」
つくしは、長々と司の表情を窺っていた。
「それにこんなことを聞いたら失礼になるかもしれないけど・・」
本当にこんなことを聞いてもいいのかと思ったが、今しかないと思った。
性的なことを聞くのは憚られるが、相手はセックスアピール溢れる男だ。事実、やたらとキスをしてくるということに、間違いなく男としての欲望が感じられる。
司は椅子の背に身体を預けたまま黙って聞いていた、が口を開いた。
「牧野。俺はおまえの口に舌を突っ込んだ男だぞ?そんな男に失礼もなにもないだろ?それにそんな男が他にいたか?」
つくしはごくりと唾を飲んだ。
そんな言い方をされて、思わずその時のことが頭に浮かんだ。さっきまで余計なことは考えなくてもよかったはずだが、そのひとことで益々意識しないわけにはいかなくなった。
「・・うんうん。いない」
「で、なんだよ?聞きたい失礼なことって?」
「・・あたしとつき合うなら、あの・・他の女の人とは付き合わないで欲しいの・・」
つくしは自分の頬が紅潮していると思ったが、言った。
「は?なんだよそれ?」
「だ、だって週刊誌とかに道明寺司はモテる男で・・えっと?世界で最も結婚したい独身男性トップ10に入ったとか言われてるし、あたしとは女性の格が違うっていうか、レベルが違い過ぎる女の人達がお相手で名前が挙がってるし・・でもあたしはこんなレベルだし・・胸も・・あの・・」
何しろ相手は全女性の憧れとまで言われる男だ。
意識しなかった頃はそんなことは関係なかったはずだというのに、今は相手がどんなにレベルの高い男かと認識していた。
司は椅子に背を預けたまま動かなかったが、頭を傾け、しげしげとつくしを見つめた。
「おまえは週刊誌のそんな記事を信じるのか?そんなのデタラメだ。どうせ三流週刊誌の書くことだろ?俺が何人もの女と同時に付き合ってるとか書かれることもあったが、羽目を外して行きずりの女とセックスするような男じゃねぇぞ?」
半ば呆れたように、強い口調で否定され、つくしはこれ以上性的な話をする必要がなくなったとホッとした。でも聞いておかなければ気になってしまったはずだ。
「それで?俺とこうして話しをしようと思えるようになったのはいつだ?」
片眉を上げ、答えを促す男。
「・・滋さんたちと会って話をしてから、自分らしくって言ったらおかしいかもしれないけど、自分の気持ちに正直になろうと思ったの」
相変わらず鋭い瞳で見つめられ、どうにか心を落ち着かせて答えたが、つくしはさっさと要点を言うべきだと思った。
「あたし、道明寺さんのことが好きなの。だから、おつき合いしたいと思ってる。だけどあたしは、こんなレベルだから色々気になって・・。それにあたしは男の人と遊びでつき合うなんてことが出来ない女だから、つき合うなら信頼できる人じゃないと駄目なの」
言えた。やっと。
だが上手く伝えられたかどうか自信がない。
「牧野。なんで俺がおまえと遊びでつき合うだなんて思ったんだ?言ってるだろ?おまえとは真剣につき合いたいってな」
司がテーブルの上のつくしの手を取った。
彼は暫くのあいだ黙ったままで、つくしをじっと見つめていた。
「いいか。物事はいい方向に考えろ。悪い方に考えるな。俺は真面目におまえとつき合いたいって考えてる。これは嘘じゃねぇ。けど男だからおまえに触れたいし、抱きしめたい。まあおまえには、わからねぇかもしれねぇけど・・」
司はつくしの手をとったまま言った。
「それからおまえに聞いておきたいことがある」
黒い瞳は心の奥を覗き込むようにつくしを見る。そんなふうに見つめられれば、ただでさえ紅潮した頬が益々赤くなるのがわかった。いい加減この癖をなんとかしたいが、こればかりは幾つになっても治りそうにない。
「な、なに?」
「おまえ、バージンか?」
薄々気づかれていたのはわかってはいたが、こうはっきりと口に出されると、恥ずかしさで、首まで赤くなっているのではないかと感じられた。初心者マークもまだの人間だというのに、いったいなんと答えればいいのか。
『 バージンなんて面倒くせぇ 』
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「牧野?」
つくしは小さく頷くしかなかった。
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司×**OVE様
こんにちは^^
つくし、ついに自分の気持ちを伝えました。
司はポーカーフェイスを装いつつ・・緩む頬を引き締めているかもしれませんね?
恋する乙女は幾つになっても可愛いはずです。(笑)
司はそんなギャップも好きだと思います。
当然、つくしがバージンであることを面倒だと思うはずがありません。
むしろ喜んでいるのではないかと・・(^^)
本日よりクリスマスに合わせたお話になりましたので、こちらの二人の続きはまた後程・・(笑)
素敵なお休みをお過ごしくださいね!
コメント有難うございました^^
こんにちは^^
つくし、ついに自分の気持ちを伝えました。
司はポーカーフェイスを装いつつ・・緩む頬を引き締めているかもしれませんね?
恋する乙女は幾つになっても可愛いはずです。(笑)
司はそんなギャップも好きだと思います。
当然、つくしがバージンであることを面倒だと思うはずがありません。
むしろ喜んでいるのではないかと・・(^^)
本日よりクリスマスに合わせたお話になりましたので、こちらの二人の続きはまた後程・・(笑)
素敵なお休みをお過ごしくださいね!
コメント有難うございました^^
アカシア
2016.12.23 08:56 | 編集

サ*ラ様
こんにちは^^
つくしも素直になってきました。
「俺はおまえの口に舌を突っ込んだ男だぞ?」とか「おまえ、バージンか?」とか直接的過ぎる表現(笑)
もうねぇ(笑)そろそろ司も限界でしょうか?まだ昼休みなのに、お持ち帰り?(笑)
「金持ちの御曹司」メイド服姿バージョン楽しんで頂けて何よりです。
妄想坊っちゃん。毎度のことですが、仕事はどうなっているのかと心配です(笑)
「Collector 」いつもお待ち頂き・・・本当にお待たせしております。
なかなか司が・・・彼の凍った心を溶かす太陽となるつくしちゃんに頑張っていただきましょう!
コメント有難うございました^^
こんにちは^^
つくしも素直になってきました。
「俺はおまえの口に舌を突っ込んだ男だぞ?」とか「おまえ、バージンか?」とか直接的過ぎる表現(笑)
もうねぇ(笑)そろそろ司も限界でしょうか?まだ昼休みなのに、お持ち帰り?(笑)
「金持ちの御曹司」メイド服姿バージョン楽しんで頂けて何よりです。
妄想坊っちゃん。毎度のことですが、仕事はどうなっているのかと心配です(笑)
「Collector 」いつもお待ち頂き・・・本当にお待たせしております。
なかなか司が・・・彼の凍った心を溶かす太陽となるつくしちゃんに頑張っていただきましょう!
コメント有難うございました^^
アカシア
2016.12.23 09:16 | 編集

マ**チ様
こんにちは^^
司が攻めて次の段階に進む準備万端(笑)
しかし、バージンかと直接聞く司には困りました。薄々わかっているのに何故聞くのでしょう(笑)
「大丈夫だ。牧野、心配するな。俺が優しく手ほどきしてやる」とでも言いたいのでしょうか?
そこへ紺野君が‼(笑)もうッ!(笑)紺野君、道明寺支社長と致したいのですか?
紺野君の追求はこの先も続くのでしょうねぇ・・
今週は一日早く終わり、三連休ですが、そろそろ大掃除に取り掛かろうかと・・。
日曜日は有馬記念!マ**チ様お馬さんお好きでしたよね?
御曹司の所有する馬二頭。ツカサブラックとツクシハニー!覚えていて下さいましたか!
「キタサ*ブラックになんか負けねぇ」と出走させるかもしれませんね!
ブラック同士、ツカサを出走させますか?そして、勝ってマイクを握る御曹司!(笑)
何か歌ってくれるのか・・それともつくしに向かって愛を叫ぶのか?(笑)
想像すると笑えます(笑)
マ**チ様もどうぞよいお休みをお過ごし下さいね。
コメント有難うございました^^
こんにちは^^
司が攻めて次の段階に進む準備万端(笑)
しかし、バージンかと直接聞く司には困りました。薄々わかっているのに何故聞くのでしょう(笑)
「大丈夫だ。牧野、心配するな。俺が優しく手ほどきしてやる」とでも言いたいのでしょうか?
そこへ紺野君が‼(笑)もうッ!(笑)紺野君、道明寺支社長と致したいのですか?
紺野君の追求はこの先も続くのでしょうねぇ・・
今週は一日早く終わり、三連休ですが、そろそろ大掃除に取り掛かろうかと・・。
日曜日は有馬記念!マ**チ様お馬さんお好きでしたよね?
御曹司の所有する馬二頭。ツカサブラックとツクシハニー!覚えていて下さいましたか!
「キタサ*ブラックになんか負けねぇ」と出走させるかもしれませんね!
ブラック同士、ツカサを出走させますか?そして、勝ってマイクを握る御曹司!(笑)
何か歌ってくれるのか・・それともつくしに向かって愛を叫ぶのか?(笑)
想像すると笑えます(笑)
マ**チ様もどうぞよいお休みをお過ごし下さいね。
コメント有難うございました^^
アカシア
2016.12.23 09:43 | 編集
