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2016
10.14

恋人までのディスタンス 47

つくしは気持ちを落ち着けるために息を吸った。
病院ではCTを撮ったが額を打ちつけた影響は何もないと言われ、胸をなで下ろしていた。
頭がぼんやりする、めまいがするという症状から脳震盪を起こしているかと思ったが、打ちつけた箇所が痛いだけで問題はなかった。

道明寺系列の病院では当然だが特別扱いとなり、夜間だというのに検査を受けることが出来たのだから、やはり道明寺家というのは庶民であるつくしにとっては別の世界だと感じさせられた。

今夜たまった緊張感は持続されているが、それでもパーティー会場にいるよりはましだった。何しろパーティーはつくしよりも10倍、いや100倍は洗練された人々の集まりだったのだから。
それに水長ジュンの存在がより一層彼女の緊張感を高めたことに間違いはなかった。
そんな中で頼れるのは隣にいる信じられないくらいハンサムな男だというのだから、つくしは自分の身の幸運を喜んでいいはずだが、何故か不安が大きく心にのしかかっていた。
自分が場違いなよそ者のように感じてしまったからだ。

司はそんなつくしの気持ちには、随分と前に気づいていた。
迷惑をかけてごめんね。と、牧野つくしにしては、しょんぼりとした口調で言ったことに司は驚いていた。

「アホか。おまえは。さっきから何度も言ったよな?おまえが悪いわけじゃない。だから何で俺に謝る必要があるんだ?」

病院からは帰宅して頂いて構わないと言われ、そのまま車で自宅まで送ってもらうことになったが、新しい車の運転手はことさら周囲に注意を払って運転をしているようで、スピードも法定速度ギリギリの範囲を保っていた。
そしてつくしのマンションの前に到着すると、まるで壊れ物でも扱うようにつくしを車から降ろしていた。

司は一度だけこのマンションの前まで来たことがあった。それはまだ二人が司の偽者探しをしていた頃で、自宅まで迎えに行くといって訪れた時のことだ。あのときは、部屋を訪れることもなく、マンションの前に立って司を待っていた牧野つくしがいた。

そのとき言われたのは、確か『時間が勿体ないからここで待っていた』 そんな言葉だったと記憶している。
あの頃の司に対しての態度は、ハリネズミが常に針を立てている状況で、刺々しさばかりが目立つような女だっただけに、司に大人しく手を取られている今の状況に思わず笑いが起こりそうになっていた。

「まきの・・大丈夫か?」
「うん・・大丈夫だから・・ごめんね、病院に行ってもらったせいで、なんだか遅くまで付き合わせちゃって・・」
「アホなこと言うな。好きな女の体を気遣うのは当然だろうが。それにおまえのゴメンはいい加減聞き飽きた。もうそれ以上言んじゃねぇぞ?」
「えっ?」
「牧野、返事は?」
「えっ?あ、うん」
つくしはすぐに従う返事をしていた。

「それから言っとくが、おまえの考えてることは俺にとってはどうでもいいことだ。どうせ立場がどうのこうのって考えてるんだろうが、そんなことは俺には関係ない。いい年した大人が思慮に欠けた行動を取るなんてこともあるんだ、あの女みてぇにな。だから自分が他人より劣ってるとか考えるんじゃねぇぞ?おまえはおまえの力だけで大地に足踏ん張ってるんだろ?あのパーティーにいた奴らなんざ、世襲した財産を食い潰してる奴らだ。おまえは自分の生き方に自信を持ってるんだろ?なら、他人の目なんか気にするな。それにあの女のことだってそうだ」

とは言っても、今夜牧野つくしがブルーのドレスを着て現れたとき、男どもに影響を与えていたのは確かだ。牧野がその気になって、気のある素振りでも見せほほ笑めば、そこにいる男どもの頬が緩むことは間違いないだろう。こいつは磨けば光る女であることは確かだ。今は自分の魅力に気付いていないだけだ。

「道明寺?」
「あ?ああ。悪い。いつまでもこんな所にいたら風邪をひくな。早く中に入れ」
司は手にしていたつくしのコートを彼女の肩にそっとかけた。

「俺が部屋まで送る。おまえがちゃんと部屋に入るところまで見届けねぇと心配だからな」

つくしは司が部屋の前まで送るという言葉に頷くと、エレベーターのボタンを押した。
乗り込んだ二人は、さして広いとは言えない箱の中で点滅する階数表示だけを見ていた。
やがて目的の階に到着すると、廊下を先に立って歩いていたがこの状況は、司に高額マンションを案内したことを思い出させた。

つくしは部屋の鍵を開けると、振り返った。
「あの。ありがとう。も、もしよければお茶でもどう?」

その言葉に司は何か考え込むように黙っていた。
つくしは、そんな司の態度に落ち着かなくなり、舌で唇に潤いを与えた。
道明寺司についてつくしが分かっていることは、自分のことが好きだということと、とてつもなくお金持ちの男性だということだ。そして、つくしとつき合う前には女優の恋人がいたということ。
つまり、つくしは道明寺司のような男性について、まだよくわかっていないことが多かった。
つくしに合わせてスカイダイビングをしてくれる男性でもあり、つくしの友人の為に力を貸してくれた男性ではあるが、この男性が望んでいることはまだ叶っていないことだけは分かっていた。
でも、目の前の男性は、つくしが差し出そうとしている以上のものを知っている。
そしてそれ以上のものを受けるに足りる男性だということも。

「道明寺?」

とうとうつくしは尋ねた。お茶に誘うなんて余りにも陳腐な誘い文句だと思ったが、なんと言って声をかければいいのか思い浮かばなかった。何しろつくしにとって、男性を部屋に誘うことが初めてなのだから。

「お茶か・・」

司はフッと頬を緩めた。

「いい。今夜は遠慮しとく。俺はおまえと茶を飲むより夜明けのコーヒーが飲みたいからな。だから、そん時までおまえの部屋に入るのは止めておく」

露骨な誘い文句ばかり聞かされて来た男にとって、お茶でもどうかと誘う女に会ったのは初めてだ。司は真剣な顔で自分を見上げる顔を見下ろしていた。

「今夜はゆっくり休めばいい。ただし、何かあったら・・頭が痛むだとか、首が痛むだとかあれば連絡してこい。いいか?遠慮なんかするんじゃねぇぞ?じゃあな、牧野。もう中へ入れ。いつまでもこんな所にいると体が冷えるぞ」

司はつくしの唇に唇を押し当てると、額に出来た小さなこぶにも唇をそっと押し当てた。

「イタッ・・」
司は顔を上げると、目を細めつくしの顔を見た。

「ほれみろ。そんなんで俺を誘うんじゃねぇよ。おまえの気持ちは嬉しいが、何もあの女と張り合う必要なんてねぇからな。おまえはおまえらしくいればいいんだからな」
「わ、わかってたんだ・・」
「分かるも何もわかり過ぎだ。言ったよな?おまえは考えてることがすぐ顔に出るからな。それにそんなこぶが出来てる状況で楽しめる訳ねぇだろ?」
「なによ・・それこそ、た、楽しめるかどうかなんて・・わかるわけないでしょ?」
「生意気なこと言うんじゃねぇよ、処女が!」
司はからかった。
「しょ、処女だって処女なりに考えたんだから!」

つくしはそのことについて、なんとか分別臭いと言われる考えを捨てようとしていたが、やはり率直さが売りではないつくしにとって、道明寺司を誘うのは無理があったようだ。

「まきの・・もういいから、今夜は早く休め」

司は余りにも真剣なつくしに笑いを禁じ得ないが、今夜はそんなつもりはなかった。
友人達に会わせ、彼がいる世界がどんな所かを見せるためのファーストコンタクトとしてのパーティーだったのだから。
あの女が来たのは想定外だったが、それ以外は上手く行ったはずだ。あの酔っ払い男は問題外だ。

「それから牧野。あの女。水長ジュンには気をつけろ。またおまえに接触しようとしたら必ず俺に連絡して来い」





***







美作商事にあきらが用意してくれた部屋で、司はあの女に会うことにした。


司の人生の中では事情が変わるということは多々あった。
それはビジネス面でもそうだが、男女関係についても同じだ。
現に今彼の目の前にいるのは、先日のパーティーで彼の前に突然現れた水長ジュンだ。
会うつもりなど無かったが、あきらから会っておいた方がいいと言われ急遽会う羽目になった。

『あの女には気をつけろよ?あの女は自分が輝いてないと不満な女だ。常に自分にスポットライトが当たることを望む女だ。だからそのライトを自分に当てる為には何をするかわかんねぇぞ?今まではおまえの傍にいれば必然的にライトは当てられていたが、今はそうじゃねぇからな』

『司、おまえの口からはっきり言った方がいいぞ。あの女はおまえと別れても、まだその気があるみてぇだ。それに牧野つくしのことは気をつけた方がいいぞ』

そう言ってあきらから連絡があったのは、あのパーティーの後だ。
あの夜、あきらが連れ出した女は、あれからあきらに連れられてホテルを出ると別のホテルのバーへと足を向けていた。

あきらの狡猾なところは、女を酔わせて本音をさらけ出させることだ。
マダムキラーと言われ年上の女の扱いについては長けているが、それが年下だとしてもさして変わりはない。特に相手が女優という虚栄心の高い女は、ある意味で年上の裕福な女達と考え方が似ているらしい。大方、おだて、敬うことでその虚栄心が満たされる。そんなところだろう。

酔った女の口から語られたのは、牧野つくしと司に対しての罵詈雑言だった。
牧野に対しては、自分よりも劣る女がどうして道明寺司と付き合うことが出来るのかということ。そして司に対しては自分と司との関係についてマスコミに話すということだ。
しかし、一度週刊誌に載ったのは彼を貶めるような記事ではなく、ひたすら賛美された内容だったが今度は違うということだ。だが、そんな記事が週刊誌に載ることはない。
司はその点については気に留めてはなかったが、やはり牧野つくしについては配慮することが必要だ。週刊誌に自分の名前が載ることはいいとしても、牧野つくしの名前が載ることは避けたいという思いがあった。

彼の目の前にいる女は相変わらず派手な装いだ。
服の色は赤を基調としたスーツ。
明らかに司を意識した色だ。
栗色のウェーブがかかった髪は肩にふんわりとかかっていた。

あきらが女から司に会いたいと仲介を依頼された訳ではないが、どう考えても水長ジュンは自分の頼みを聞いてもらえたと思ったらしく、堂々とした態度で彼の前にいた。


「司。ねえ・・お願い。アドバイスして欲しいのよ。わたし次の舞台で主役をするの。だから・・」

水長ジュンは長いまつ毛をしばたたかせながら言った。
世間の男にはそんな仕草が効果的だと知っている女ならではで、自分の魅力的な部分を男に対して使うことに躊躇はない。

「おい。用件を早く言え。おまえに与えられた時間は15分だ。それにおまえが欲しいのはアドバイスなんかじゃねぇだろ?」

「どうしてそんなことがわかるのよ?」
苛立ちを感じさせる言葉に水長ジュンは半ば噛みつくように言った。

「下手な芝居なんぞなんの役にもたたねぇってことだ。それに俺とやり直したいだなんて言うがそれは出まかせだ。おまえの本当の目的は舞台公演の為の資金が欲しいんだろ?おまえが今寝てるあの演出家に頼まれたのか?その体を使って俺から金を引き出して来いとでも言われたか?」

司は真正面から女の視線をとらえていた。
水長ジュンが近づいて来ると、高価な香水の香りが司の周囲に漂った。

女が司と別れた後、演出家とつき合っていることは知っていたが、その演出家の舞台のスポンサー企業が直前になって降りたという話を耳にしていた。女が司に近づいて来たのは、恐らくそのことが関係していると感じていた。

「それ以上近寄るんじゃねぇ。そこから一歩でも動いたらおまえの体に傷がつくことになるが、いいのか?俺とおまえはもうきっぱりと別れた。それはおまえも納得したはずだ。それに俺はもうおまえを欲しいとは思わねぇ」

女優である以上、自分の外見は大切な商売道具のはずだ。それを傷つけると言われればむやみに近寄ることは出来ないはずだ。

「嘘よ!司だってまだわたしのことが欲しいはずよ!」

次の瞬間、水長ジュンは司の胸に飛び込んで来ると、首に両手を回して引き寄せようとした。
それは大袈裟で、まさに芝居がかった態度だ。

「止めろ。見苦しいことすんじゃねぇよ」

水長ジュンを押しやり、体を引き離した。

「寂しいのよ。あたし・・司が欲しいの。つき合ってる女がいてもわたしは構わないわ。それにわたしたちの体の相性だって良かったじゃない?だから最初の時みたいな関係に戻れるわ!」

だが司は何も言わなかった。ただ、冷たい視線を水長ジュンに向けているだけだ。
水長ジュンがそんな司の態度に確かな拒絶を感じたのは間違いがないはずで、これ以上司に何を言っても無駄だと思ったはずだ。

「な、なによっ!あんな女の・・牧野つくしのどこがいいのよ!あんなブス女のどこがいいって言うのよ!」

今の水長ジュンの顔には紛れもない激怒の表情が浮かんでいた。そして声には明らかに牧野つくしに対しての敵意が込められていた。

「あんなチビで、色気なんてない女のどこがいいのよ?いったいいつから司はロリコンになったのよ?」

「黙れ!」
鋭い声で一喝した。

「おい、おまえ。黙って聞いてりゃ言いたい放題だな?」
司は水長ジュンの言葉を断ち切ると、言葉を継いだ。
「あいつのことを散々言うおまえのどこが良かったのか今考えても全然思い浮かばねぇよ」

彼はジリッと足を一歩前に踏み出した。
先ほどまでは、あれほど司に近づこうとしていた水長ジュンは彼とは逆に一歩後ろに下がった。そして司が一歩踏み出すごとに、彼女は後ろへと下がっていた。

「な、なによ・・あたしを脅す気なの?そんなことしたら・・」
「なんだよ?そんなことしたらどうするって言うんだ?おまえに何が出来るって言うんだ?逆に俺がおまえに何かすることだって出来るがどうする?」
「なっ・・」

「二度と舞台に立てなくしてもいいんだぜ?いいか。もし牧野つくしに近づこうとするなら舞台どころか、場末のスナックでさえ立てなくなると思え。それにこれからどっかの週刊誌に話しを持ち込んだとしても、前みてぇに買ってくれるとは思うな。あの時は大目に見たが、今度はそういう訳にはいかねぇからな」

水長ジュンの体が強張ったのがわかった。

「おまえも男と意味のないつき合いをするのはいい加減やめるんだな。それから牧野つくしに二度と近づくな」








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コメント
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dot 2016.10.14 15:50 | 編集
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dot 2016.10.14 17:09 | 編集
み*み様
水長ジュンが物分かりがいいかどうか・・
なにしろ相手は女優ですから演技は得意です。
つくしちゃん、気を付けてね^^
拍手コメント有難うございました^^




アカシアdot 2016.10.14 22:13 | 編集
子持**マ様
水長ジュンがどうも二人の前からなかなか消えてくれません。
困りましたねぇ。問題を先送りするととんでもない事になりそうですので、早くなんとかして欲しいですねぇ。
こんなことになったのは司の責任です。大人なんですから過去の女のことはきちんと始末をつけて欲しいのですが・・。
拍手コメント有難うございました^^
アカシアdot 2016.10.14 22:21 | 編集
ち*こ様
いつか、つくしの前で甘い彼になる日も来ると思います。
大人の男ですので、そこはどのくらい甘くなるのか・・(笑)
いい年しても司は司ですから、つくしを前にすれば、それなりに・・ということでしょうねぇ。大人のオトコ。そんな司に翻弄してもらいたいですね。
拍手コメント有難うございました^^
アカシアdot 2016.10.14 22:27 | 編集
サ*ラ様
こんにちは^^
つくしちゃん、踏んだり蹴ったりに・・本当ですね!
水長ジュンが出て来るし、額を強打しました。ですが、幸い何事もなく司に送られて帰りました。
自宅に招待したのに、断る司は紳士なのか?それともやせ我慢なのか?
こういう時は最後までしなくても!!←ヤダ。何を最後までするんですか?(笑)
そんな、お茶だけ飲んで済むわけないじゃないですか(´艸`*)
添い寝なんかさせたら御曹司が出て来るに決まってます。
水長ジュン、まだまだ、どうして・・(笑)しかし、日本国内女優レベルで財閥御曹司相手に盾突くのは、本当に怖いもの知らずですねぇ。「あなた、消されますよ?」と囁いてあげたいです^^
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2016.10.14 22:38 | 編集
司×**OVE様
こんにちは^^
額を強打しましたが、脳に異常は見られませんでした。取りあえず安心です^^
そうなんです。つくし、勇気を出して誘ったんですが・・司も額にこぶを作った女とは・・(笑)
ただ、脳震盪が心配ですので今夜はゆっくり休め。と気を使ってくれたんでしょう。
激しい運動は控えなければいけませんので(笑)
あきらはマダムキラーですので、年上の女性が専門ですが相手はプライドの高い女優です。そのあたりは的確な観察が出来たのではないでしょうか。水長ジュンはなかなかしぶといですねぇ。
司の恫喝がつくしにどう影響を与えるのか・・
え?脱、処〇?えーっと、水長ジュンが片付いてからではないかと・・・ (^^ゞ
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2016.10.14 22:47 | 編集
このコメントは管理人のみ閲覧できます
dot 2016.10.15 00:54 | 編集
マ**チ様
こんばんは^^
こ、こんなときにパスワード!!すみません!(低頭)
そうなんです「金持ちの御曹司」のあのお話は妄想とは言え犯罪だったのでパスワードを付けたんです(笑)
「いつか晴れた日に 番外編」の類のセリフ?「司の行動には吐き気がするよ」が最高?え?そ、それですか?(笑)
40代になっても励む司に吐き気がしたんですね、類は(笑)司が母乳を味見してから娘に・・そんなことしていたらタマさん怒りますよね?(笑)
「Night~」は大人のアバンチュールを楽しもうとしたつくしちゃん、あえなく断念(笑)大胆な女のふりも終了しました(笑)
そして「恋人までの~」水長ジュンがしつこいんです。なかなか去ってくれません。本当にマ**チ様の仰るとおり、「カーテンコールに応えるのが女優よ!」とばかりです。大当たり(笑)パチパチ。
早く既成事実ですね!司に伝えておきますね。週末の夜はのんびり夜ふかしです(笑)
コメント有難うございました^^
アカシアdot 2016.10.15 20:57 | 編集
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