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2015
08.28

いつか見た風景 エピローグ

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ここから先は少々大人の方向きなお話です。
未成年者の方、またそう言うお話がお嫌いな方はお控え下さい。
気持ちがひとつになった夫婦の夜・・・・
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「つくし、これ」

私は毎日道明寺から贈られるプレゼントに困っている。
道明寺がはめてくれた20カラットあると言うダイヤモンドの指輪は大きすぎて
とてもじゃないけど日常生活には必要のないものだ。

「ねぇ、司 もう何も買ってこなくていいから!宝石も高級車もこれ以上何も要らないから」
「あ?じゃあお前専用の小型ジェットでも買うか?」

そう言いながらソファの隣に座る男は私の鼻先にキスをする。

「それとも大型クルーザーでも買うか?で、船名にはお前の名前をつけよう。
 やっぱり船は女の名前じゃないと縁起が悪いしよ。大きさはどうするかな
 この前会ったロシア人のオヤジんとこの船より大きいのがいいよな?」
「い、いらないから!」
「じゃあなんだ、他に何か欲しいものがあるのかよ?」
「・・・うん」

あるの・・司 

「言ってみろよ。お前が欲しいものなら何でも手に入れてやる」

世界的規模で物事を考えるこの男が言うことは常に本気で、今では宇宙的規模で考えている。 
宇宙開発事業にまで手を出すのか?道明寺ホールディングス!
いや、実際に事業部門はあるらしい・・・。

「で、何が欲しいんだ?言ってみろよ」
「・・・ん ・・・」

私は口ごもって隣に座る彼の手を取りその指に収まる指輪を撫で、道明寺を見つめた。

「赤ちゃんが欲しい・・」


「そうか!そんなことでいいのかよ!」
「 え? 」
「よし、つくし。これからお前が欲しいものをいくらでもやる。俺の努力が足りてないってことだよな? 俺のことがもっと欲しいってことだよな?」

え? あのね、そりゃあ赤ちゃんが欲しいって言ったらそうなんだけどね。
何か意味が違うような・・・
あのね、つ、つかさ・・・





******





私の着ていたワンピースは手品師並の早業で脱がされていた。


ベッドの上に裸で横たわるつくしの姿に俺はめまいがした。
何度愛し合っても欲望が強烈過ぎて止めることが出来ない。
初めてつくしと愛し合った時に芽生えた嫉妬心と執着心はますます膨れ上がる。
俺は着ているものを脱ぐのがもどかしいくらいで、ジャケットを脱ぎ捨てると
床の上でくしゃくしゃになっているワンピースの上へと投げ捨てる。
首に絡まるネクタイをむしり取るとワイシャツのボタンが飛び散るのも構わずに脱ぎ捨てズボンを脱いで蹴り飛ばした。


ああ、この女は俺のものだ。
つくしの全てが俺のものだ。



強烈な欲望が俺を襲う。
今日は優しくなんて出来そうになかった。
目の前の柔らかな膨らみを掴んで思いっきり吸い付いた。
ゆっくりと、確実にその頂きを舐めまわしていくとそこが硬く尖ってきた。
乳房の外側をなぞり、そのままウエストへと撫で下ろしながら唇はつくしの身体の上を這いまわる。白い肌に赤い情熱の花が咲いていく。

つくしは司の髪に指を絡ませて身を反らせて引き寄せるしか出来ない。
司の手が触れたところが熱く熱をもっているように火照る。
理性はどこかへ飛び去ってしまったように司を求めた。

「つ、つかさぁ・・・」
懇願する声が聞こえる。

「どうした、つくし?」
「お願い・・」


俺はつくしと愛し合うようになってからつくしの言う言葉の意味が理解できるようになってきていた。
つくしの言う『お願い』の意味を・・
勿論、つくしの願いならなんだって叶えてやる。


俺はつくしの膝の裏に手をかけて脚を掴むと引き寄せた。
そして大きく開かれた脚のあいだを舌で弄ぶ。
つくしは甘い呻き声を漏らしはじめた。
俺はさらに脚を大きく開くともう一度じっくりと味わうように弄ぶ。
濡れそぼるつくしの女の部分から顔を上げ、今はまだ平らな腹へと目をやる。


つくし、子供はすぐにでも出来るさ。
お前が欲しいものは何でも与えてやる。
今日にでも出来るかもしれないぞ。
いや、もう出来ているかもしれない・・。
だから何も心配することなんてない。
それに子供が出来るまで何度でも俺が愛してやる。


俺は太腿を抱え上げ一気に入るところまで突き進んだ。
つくしの中は俺を引き込むように収縮を繰り返している。
この温もりを求めていた。


つくしだけが与えてくれるこの温もりを。
荒々しいほどの原始的な交わりもつくしとだから喜びが生まれる。


耐えきれないほどの摩擦を生じさせながら腰を前後する動きが速くなる。
つくしは両脚を司にまわし、共に腰を揺らしている。
情熱の嵐が二人を快楽の高みへと押し上げる。

俺は最後にもう一度深くつくしを貫き高みへと追いやると身を震わせながらつくしの中へと一気に放った。






情熱の嵐がすぎ去ると俺はつくしに優しく口づけを繰り返す。
額に、頬に、唇に、首筋に、肩に・・・

その仕草はついさっきまで所有欲の塊だった男とは思えないほど優しい。
9年間もの間、虚無で孤独な時間を過ごしていた男の仕草とは思えなかった。


つくしの上気した顔はほんのりと色づいていてたった今愛されたばかりの女の香りがする。

つくし・・・



「 つかさ・・・ 」
「 ん? おやすみ つくし 」

俺はまどろんでいるつくしを上掛けに包むとそのくちびるにそっとキスをした。













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コメント
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dot 2015.08.28 14:02 | 編集
サ**様
ご訪問有難うございます。
そうですね、司が息子にヤキモチを焼くのは当然のことで原理原則なんでしょうね(笑)
記憶がなくてもつくしに惹かれる大人の司を気に入って下さって嬉しいです。
私も二人のハッピーエンドなお話が大好きです。
次回作、月曜日からスタートしますので宜しければ覗いてみて下さいませ。
こちらこそこれからもよろしくお願いします(´▽`*)
アカシアdot 2015.08.28 22:08 | 編集
このコメントは管理人のみ閲覧できます
dot 2015.09.02 00:34 | 編集
こ*子様
初めまして。ご訪問、そしてコメント有難うございます。
コメントを開いてみて驚きました。
カリスマ有名人気サイトの管理人様に読んで頂いていたなんて
もう大感激です!(泣)
ひと言、「大ファンですっ!」← いちファンに戻っています(笑)
拙家の記憶喪失司物語にドキドキして頂けたなんて嬉しいです(´Д⊂ヽ
こ*子様のアネモネの司には毎日ドキドキさせられっぱなしでした。
毎朝6時から血圧が上昇していました(笑)
でもそんな司も大好きでした。
お名前を一部伏字にしていながら、固有名詞を出しては意味がありませんね。
失礼致しました。
でも書かずにはいられません!
こ*子様のお話はダイナミックで、しかしながら登場人物の細かい感情が見てとれ
読者に感情移入をさせるような作品ばかりで読み応えがあります。
実写ドラマにしたら物凄く面白い作品になりそうです。
あ、でもR指定になりそうですね(笑)

拙家は拙い話ですので、読んで頂けるだけで大感激です。
こ*子様はリフレッシュ休暇中とのことで、ゆっくりお休みなさって下さいませ。
休暇明けまで、あちこち覗かせて頂いて作品を楽しませて頂きます。
毎日更新がいかに大変か、書いてみて実感しています。
あの大量更新も読んでいる者としては、嬉しかったのですが、
作者様としてはいかに大変な作業だったかと身に沁みている次第です。
この場を借りて、いちファンとしてお疲れ様でしたと申し上げたいです。
そしてまた是非、新しい物語を読ませて頂けると嬉しいです。


最後になりましたが、過分なお言葉を有難うございました(´▽`*)




アカシアdot 2015.09.02 22:03 | 編集
Louis HA****WA様
はじめまして。ご訪問有難うございます。
感謝のキスを沢山・・素敵ですね!
情熱の嵐が去ったあとの感謝のキス!
愛情表現は大切です。
常にささやいてもらえれば、女性ホルモンの働きも活発になりそうです。
女性は愛されている時が一番幸せな時ではないでしょうか?
Louis様のお住まいはかの国でしょうか?色々と大丈夫ですか?
私も一度お邪魔したことがあります。
遠い昔に言語は少し学習したことがあるのですが
そちらですとア*ザワ様になってしまい別人ですよね?
誰?って感じですよね(笑)
拍手コメント有難うございました。
アカシアdot 2015.11.26 22:21 | 編集
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