『 今はその気になれない・・ 』 か・・
時間を巻き戻すわけにはいかねぇが、スタートラインに立てるだけでも良しとしようじゃねぇか。あの頃の2人に戻れるなら俺はこれから何でもするつもりだ。
ある意味司は古いタイプの男だった。好きな女が出来ればわき目もふらずに一直線に突き進むタイプ。俗にいう信念を貫く男だ。だから曖昧な関係は嫌い。白黒はっきりさせたい男だ。
しかし牧野は真面目な女だよな・・
俺の総資産がいくらあるか聞いたこいつは度肝を抜かれて一瞬思考が止まったようだった。
けど、あれは全部じゃない。俺の総資産はどっかの小国のGDP(国内総生産)なんて軽く超えてる。
牧野に預ける金はその中の一部。俺のポケットマネーの一部だ。
司は脚を組み替えると、目の前で資料を指差しながら説明を続けているつくしを見ていた。
うつむき加減の女のつむじは丸見えだった。
俺は説明なんてどうでもいい。金が減ろうが増えようがそんなことはどうでもいい。
まずはあの頃のように牧野との会話を増やすところから始めなきゃなんねぇ。
何しろ3年間のブランクとこいつの俺に対する信頼回復、俺のことをもっとわかってもらうことが必要だった。人と人とのつき合いは話せば話すほど相手のことが理解できるようになるもんだ。なんでもいいからとにかく話すことだ。
「利払いは大丈夫なんだろうな?」取りあえず聞いているふりをして言葉を挟んだ。
つくしは顔を上げた。「もちろん。今までこの債券の約定金利は間違いなく支払われています」
「こちらは資金調達を目的とした企業の債券ですが業績は問題ありませんし間違いなく償還されます」
「利息も3月と9月の2回に分けてですがきちんとお支払いしています」
「そうか・・」
「で、償還されるのはいつだ?」
「5年後です」
5年後か。資金が減ればおまえの体で返してもらうなんてこと言ったら殴られそうだよな。
デフォルト(債務不履行)にでもなればの話だが、そんときはこいつも責任を感じるかもしれねぇよな。なにしろ、金は返ってはこないってヤツだからな。
けど、牧野の体は手に入る・・なんてことが頭を過った。いやだめだ。体だけじゃだめだ。心も体も両方揃ってねぇと牧野の意味がない。体だけならそこらへんのどうでもいい女で済ませればいいことだ。
済ませられねぇから、俺は3年も我慢できた。
「牧野?」
「はい?」
「もう少し肩の力を抜いて話さないか?」
「か、肩の力を抜く?」
そうだ。肩の力をもう少し抜け。
「え、あ、はい」
うつむいていた自分が黒い瞳にじっと見つめられていたのはわかっていた。つくしはあえてその瞳を意識しないようにしていた。この男の向かいに腰を下ろした瞬間から自分を見つめる視線に困惑を隠せなかった。だからわざとうつむき、持ってきた資料の説明に時間を費やそうとしていた。
「それにそんな堅っ苦しい話し方はやめろ」
司は緊張した様子で自分の前に座る女に声落として言った。
「なにもおまえを取って食おうなんてことは考えてねぇよ」
「ま、仕事の話はこれくらいにしてこの後、メシでも食いに行かねぇか?」
「おまえの好きなものなんでも食わしてやる」
確かに時間が時間だった。相手の都合に合わせるのが営業職だ。法人相手と個人相手では時間の都合が違う。法人なら相手の業務時間内に終わる話しも、個人が相手となると事情が違う。まあ道明寺みたいな忙しい立場の人間にこっちの都合を言うわけにもいかないし。
何時になろうと顧客対応をするのがあたしの役目なんだし。
でも道明寺にとっては時間が有れば有るほど使い道が増えていいんだろうけど、あたしにこんなに時間を割いても大丈夫なんだろうか?
「ど、道明寺副社長・・あの・・ご親切には感謝しますが・・」
つくしは司のペースに巻き込まれまいとして言ったが男の強引な態度は変わらない。
「親切なんかじゃねぇぞ。俺も腹減ってんだからメシ食いに行くぞ」
「いいじゃねぇかよメシくれぇつき合えよ。」
腹いっぱいになればこいつの堅っ苦しい態度も少しは和らぐってもんだろ?
「ひとりでメシ食ってもツマンネーだろ?」
司は立ち上がると、颯爽とした足取りでドアへ向かうと行くぞとつくしを促した。
***
何がなんだかわからないうちに連れてこられたホテルメープル。
風格と圧倒的な存在感がある男はレストランの一番奥にある個室へと案内された。
途中いくつかのテーブルからこの男へ視線が向けられていた。
人目を引きたいと思っているわけでもないのに、人目を引く男だ。
それが生まれ持ったものだと言うのだからこの男は凄い男だ。
生まれ持ったものは変えられないから仕方がない。
「おまえ、あの頃より痩せたよな?」
痩せたと言うかスレンダーな体つきになったって言った方が正しいか?
「そ、そんなことないと思うけど・・」
「ちゃんとメシ食ってんのかよ?」
「た、食べてるわよ?」つくしは皿の上の肉をつついていた。
ほらみろ、さっきまで堅かった口調が変わったじゃねぇか。
ガチガチの口調が少しは丸みを帯びて来た。
美味いものが大好きと言っていたことは覚えていた。
こいつ、あの頃も食ってるときが一番の幸せって感じだったよな。
「そういやぁニューヨークでのあのレストラン、覚えてるか?」
あのレストラン・・
「・・・うん」
もちろん覚えている。
あの頃はこの男が道明寺司だなんて知らなかった頃で、一緒に行ったレストランは老舗だけどフレンドリーと言われるステーキハウスだった。カジュアルなスタイルで訪れてもまったく問題のないステーキハウスの特徴は、肉の外側を真っ黒になるまで豪快に焼くことだった。それはまず日本では見かけない焼き方で、どう見ても焼き過ぎだよな?と2人してその黒さに笑っていた。
日本では柔らかく適度な霜降りの肉が好まれるが、海外ではもっぱら赤身が主流だ。
アメリカ人の主食は肉だ。それも噛み応えがあって脂の無い赤身を好む。
あの店で出されたステーキは真っ黒な外側だったが食べてみれば、中は柔らかく、意外と脂っこくはなかった。アメリカの肉は日本人の口に合わないとよく言われるが、肉の品質にもよるのだろうが、口に合っていた。
「あのお店、あれから行ったの?」 誰かと・・
つくしは懐かしさに思わず聞いていた。
「行ってねぇ」 行くわけねぇよ・・
「おまえとならまた行ってもいいけどな・・」
まんまと連れて来られた感が強かったが特に抗うこともしなかった。
食事が進むにつれいつしかあの頃のような気安さが感じられるようになっていた。
ごく普通の世間話でいいから話をしようと言われたのがよかったのかもしれない。
「それよりおまえ、デザート食うだろ?」
つくしはうんと頷いた。
「なあ、少しは・・」
「・・なに?」
「気分は落ち着いたか?」
「あ、あたし・・そんな・・変な顔してた?」
つくしはやっぱり自分は気持ちが顔に表れてしまう人間なんだと再認識させられたような気がした。
「ああ。俺と会って緊張したのか、それともハラ減り過ぎてたのかしんねぇけど、おまえ緊張しまくってた。債券の説明してても目が吊り上がってた」
司は声をたてて笑った。
「おまえ・・よくそんなんで今まで顧客に逃げられなかったよな?」
「甘いもん食ったら疲れもとれるし、気分も良くなんだろ?」
「おまえ甘い物好きだったよな?デザート幾らでも食っていいぞ?」
軽く目を細め、つくしを見つめながら笑っている。
「そういやぁ、あのコーヒースタンドでコーヒーだけじゃなくいっつもドーナツまで買ってたよな?」
コーヒーにドーナツはアメリカ人なら誰でも好む組み合わせで、オフィスへの差し入れでもよく見受けられるおやつだ。
アメリカの国民食とも言えるドーナツ。毎年6月の第一金曜日はナショナルドーナツデーと呼ばれニューヨーク各地でイベントやプロモーションが開催されるほどだ。
「俺は甘いもん嫌いだから食わなかったけどな、おまえが美味そうに食ってるのを見るのは好きだった・・」
「口の周り砂糖まみれで・・」
体の奥から面白そうな声で言われ、つくしも思わず笑い出しそうになっていた。
そんな司の声につくしの胸は揺さぶられていた。
「・・俺はドーナツなんかより、おまえの口の砂糖を舐めとりたいっていつも思ってたけどな」
司はすくっと立ち上がり、つくしの座る椅子まで来ると、強い意志を持った唇でつくしの口を塞いでいた。

にほんブログ村

人気ブログランキングへ

応援有難うございます。
時間を巻き戻すわけにはいかねぇが、スタートラインに立てるだけでも良しとしようじゃねぇか。あの頃の2人に戻れるなら俺はこれから何でもするつもりだ。
ある意味司は古いタイプの男だった。好きな女が出来ればわき目もふらずに一直線に突き進むタイプ。俗にいう信念を貫く男だ。だから曖昧な関係は嫌い。白黒はっきりさせたい男だ。
しかし牧野は真面目な女だよな・・
俺の総資産がいくらあるか聞いたこいつは度肝を抜かれて一瞬思考が止まったようだった。
けど、あれは全部じゃない。俺の総資産はどっかの小国のGDP(国内総生産)なんて軽く超えてる。
牧野に預ける金はその中の一部。俺のポケットマネーの一部だ。
司は脚を組み替えると、目の前で資料を指差しながら説明を続けているつくしを見ていた。
うつむき加減の女のつむじは丸見えだった。
俺は説明なんてどうでもいい。金が減ろうが増えようがそんなことはどうでもいい。
まずはあの頃のように牧野との会話を増やすところから始めなきゃなんねぇ。
何しろ3年間のブランクとこいつの俺に対する信頼回復、俺のことをもっとわかってもらうことが必要だった。人と人とのつき合いは話せば話すほど相手のことが理解できるようになるもんだ。なんでもいいからとにかく話すことだ。
「利払いは大丈夫なんだろうな?」取りあえず聞いているふりをして言葉を挟んだ。
つくしは顔を上げた。「もちろん。今までこの債券の約定金利は間違いなく支払われています」
「こちらは資金調達を目的とした企業の債券ですが業績は問題ありませんし間違いなく償還されます」
「利息も3月と9月の2回に分けてですがきちんとお支払いしています」
「そうか・・」
「で、償還されるのはいつだ?」
「5年後です」
5年後か。資金が減ればおまえの体で返してもらうなんてこと言ったら殴られそうだよな。
デフォルト(債務不履行)にでもなればの話だが、そんときはこいつも責任を感じるかもしれねぇよな。なにしろ、金は返ってはこないってヤツだからな。
けど、牧野の体は手に入る・・なんてことが頭を過った。いやだめだ。体だけじゃだめだ。心も体も両方揃ってねぇと牧野の意味がない。体だけならそこらへんのどうでもいい女で済ませればいいことだ。
済ませられねぇから、俺は3年も我慢できた。
「牧野?」
「はい?」
「もう少し肩の力を抜いて話さないか?」
「か、肩の力を抜く?」
そうだ。肩の力をもう少し抜け。
「え、あ、はい」
うつむいていた自分が黒い瞳にじっと見つめられていたのはわかっていた。つくしはあえてその瞳を意識しないようにしていた。この男の向かいに腰を下ろした瞬間から自分を見つめる視線に困惑を隠せなかった。だからわざとうつむき、持ってきた資料の説明に時間を費やそうとしていた。
「それにそんな堅っ苦しい話し方はやめろ」
司は緊張した様子で自分の前に座る女に声落として言った。
「なにもおまえを取って食おうなんてことは考えてねぇよ」
「ま、仕事の話はこれくらいにしてこの後、メシでも食いに行かねぇか?」
「おまえの好きなものなんでも食わしてやる」
確かに時間が時間だった。相手の都合に合わせるのが営業職だ。法人相手と個人相手では時間の都合が違う。法人なら相手の業務時間内に終わる話しも、個人が相手となると事情が違う。まあ道明寺みたいな忙しい立場の人間にこっちの都合を言うわけにもいかないし。
何時になろうと顧客対応をするのがあたしの役目なんだし。
でも道明寺にとっては時間が有れば有るほど使い道が増えていいんだろうけど、あたしにこんなに時間を割いても大丈夫なんだろうか?
「ど、道明寺副社長・・あの・・ご親切には感謝しますが・・」
つくしは司のペースに巻き込まれまいとして言ったが男の強引な態度は変わらない。
「親切なんかじゃねぇぞ。俺も腹減ってんだからメシ食いに行くぞ」
「いいじゃねぇかよメシくれぇつき合えよ。」
腹いっぱいになればこいつの堅っ苦しい態度も少しは和らぐってもんだろ?
「ひとりでメシ食ってもツマンネーだろ?」
司は立ち上がると、颯爽とした足取りでドアへ向かうと行くぞとつくしを促した。
***
何がなんだかわからないうちに連れてこられたホテルメープル。
風格と圧倒的な存在感がある男はレストランの一番奥にある個室へと案内された。
途中いくつかのテーブルからこの男へ視線が向けられていた。
人目を引きたいと思っているわけでもないのに、人目を引く男だ。
それが生まれ持ったものだと言うのだからこの男は凄い男だ。
生まれ持ったものは変えられないから仕方がない。
「おまえ、あの頃より痩せたよな?」
痩せたと言うかスレンダーな体つきになったって言った方が正しいか?
「そ、そんなことないと思うけど・・」
「ちゃんとメシ食ってんのかよ?」
「た、食べてるわよ?」つくしは皿の上の肉をつついていた。
ほらみろ、さっきまで堅かった口調が変わったじゃねぇか。
ガチガチの口調が少しは丸みを帯びて来た。
美味いものが大好きと言っていたことは覚えていた。
こいつ、あの頃も食ってるときが一番の幸せって感じだったよな。
「そういやぁニューヨークでのあのレストラン、覚えてるか?」
あのレストラン・・
「・・・うん」
もちろん覚えている。
あの頃はこの男が道明寺司だなんて知らなかった頃で、一緒に行ったレストランは老舗だけどフレンドリーと言われるステーキハウスだった。カジュアルなスタイルで訪れてもまったく問題のないステーキハウスの特徴は、肉の外側を真っ黒になるまで豪快に焼くことだった。それはまず日本では見かけない焼き方で、どう見ても焼き過ぎだよな?と2人してその黒さに笑っていた。
日本では柔らかく適度な霜降りの肉が好まれるが、海外ではもっぱら赤身が主流だ。
アメリカ人の主食は肉だ。それも噛み応えがあって脂の無い赤身を好む。
あの店で出されたステーキは真っ黒な外側だったが食べてみれば、中は柔らかく、意外と脂っこくはなかった。アメリカの肉は日本人の口に合わないとよく言われるが、肉の品質にもよるのだろうが、口に合っていた。
「あのお店、あれから行ったの?」 誰かと・・
つくしは懐かしさに思わず聞いていた。
「行ってねぇ」 行くわけねぇよ・・
「おまえとならまた行ってもいいけどな・・」
まんまと連れて来られた感が強かったが特に抗うこともしなかった。
食事が進むにつれいつしかあの頃のような気安さが感じられるようになっていた。
ごく普通の世間話でいいから話をしようと言われたのがよかったのかもしれない。
「それよりおまえ、デザート食うだろ?」
つくしはうんと頷いた。
「なあ、少しは・・」
「・・なに?」
「気分は落ち着いたか?」
「あ、あたし・・そんな・・変な顔してた?」
つくしはやっぱり自分は気持ちが顔に表れてしまう人間なんだと再認識させられたような気がした。
「ああ。俺と会って緊張したのか、それともハラ減り過ぎてたのかしんねぇけど、おまえ緊張しまくってた。債券の説明してても目が吊り上がってた」
司は声をたてて笑った。
「おまえ・・よくそんなんで今まで顧客に逃げられなかったよな?」
「甘いもん食ったら疲れもとれるし、気分も良くなんだろ?」
「おまえ甘い物好きだったよな?デザート幾らでも食っていいぞ?」
軽く目を細め、つくしを見つめながら笑っている。
「そういやぁ、あのコーヒースタンドでコーヒーだけじゃなくいっつもドーナツまで買ってたよな?」
コーヒーにドーナツはアメリカ人なら誰でも好む組み合わせで、オフィスへの差し入れでもよく見受けられるおやつだ。
アメリカの国民食とも言えるドーナツ。毎年6月の第一金曜日はナショナルドーナツデーと呼ばれニューヨーク各地でイベントやプロモーションが開催されるほどだ。
「俺は甘いもん嫌いだから食わなかったけどな、おまえが美味そうに食ってるのを見るのは好きだった・・」
「口の周り砂糖まみれで・・」
体の奥から面白そうな声で言われ、つくしも思わず笑い出しそうになっていた。
そんな司の声につくしの胸は揺さぶられていた。
「・・俺はドーナツなんかより、おまえの口の砂糖を舐めとりたいっていつも思ってたけどな」
司はすくっと立ち上がり、つくしの座る椅子まで来ると、強い意志を持った唇でつくしの口を塞いでいた。

にほんブログ村

人気ブログランキングへ

応援有難うございます。
- 関連記事
-
- 大人の恋には嘘がある 8
- 大人の恋には嘘がある 7
- 大人の恋には嘘がある 6
スポンサーサイト
Comment:4
コメント
H様
本当に司、早すぎますよね?
焦りずぎです。何を飢えているのか・・
つくしちゃんの口にかぶりつきです。
大人なのにもう少し落ち着いて!と言いたいのですが・・
この司は思い込んだら一直線です。
拍手コメント有難うございました^^
本当に司、早すぎますよね?
焦りずぎです。何を飢えているのか・・
つくしちゃんの口にかぶりつきです。
大人なのにもう少し落ち着いて!と言いたいのですが・・
この司は思い込んだら一直線です。
拍手コメント有難うございました^^
アカシア
2016.05.18 22:25 | 編集

ま*も様
おしゃれでしたか?ありがとうございます(^^)
本当に褒めて頂けると嬉しいです。
ありがとうございます。
スタイリッシュな2人が書けたらいいなぁ。
と思っていまして・・そうなると原作からは遠くなりそうな気もしますがいかがでしょうか?
拍手コメント有難うございました(^^)
おしゃれでしたか?ありがとうございます(^^)
本当に褒めて頂けると嬉しいです。
ありがとうございます。
スタイリッシュな2人が書けたらいいなぁ。
と思っていまして・・そうなると原作からは遠くなりそうな気もしますがいかがでしょうか?
拍手コメント有難うございました(^^)
アカシア
2016.05.20 22:45 | 編集

このコメントは管理人のみ閲覧できます

さと**ん様
3年前はキスしてないんです。
そこまで行く前につくしに嘘がバレてしまいました。
司もしたかったんですが、出来なかったんです。
その答えはもう読まれましたよね?(笑)
偽名を名乗ってましたからキスした流れでその先まで行く・・
なんてなったとき、他の男の名前で呼ばれるなんて司にとっては
苦痛です。だからキスを控えていたみたいです。
コメント有難うございました(^^)
3年前はキスしてないんです。
そこまで行く前につくしに嘘がバレてしまいました。
司もしたかったんですが、出来なかったんです。
その答えはもう読まれましたよね?(笑)
偽名を名乗ってましたからキスした流れでその先まで行く・・
なんてなったとき、他の男の名前で呼ばれるなんて司にとっては
苦痛です。だからキスを控えていたみたいです。
コメント有難うございました(^^)
アカシア
2016.05.22 00:04 | 編集
