世界的にセクシーな男。
その男はセックスの上級者でつくしの恋人。
つくしは一週間前のことを思い出し赤くなっていた。
初めての夜を迎えた翌朝、二人はテーブルでコーヒーを飲んでいた。
それは今まで味わったことがないような満ち足りた気分で飲むコーヒーだった。
つくしは以前、このテーブルで同じようにコーヒーを飲んだことを思い出していた。
かりそめの恋人としてパーティーに連れて行かれ、飲み過ぎで酔っぱらってこのマンションに連れてこられたときのことを。あの時はただひたすら恥ずかしい思いをしたことを。
今ではそれも随分と昔のことのように感じられる。
「どのくらい留守にするの?」
つくしは司の向かいに座ると聞いた。
「一週間くらいか・・」
「そう・・」
司はしばらく無言でつくしを見つめていた。
「つくし、寂しいか?」
名前を呼ばれ、ぱっと嬉しい気持ちがこみ上げて来た。
愛している男の口から聞かされる自分の名前が心地よく聞こえる。
「うん。寂しい」もちろん正直な気持ちだ。
やっと二人の気持ちを確かめ合うことが出来たというのに一週間も離れなければいけないなんて悲劇としか言いようがない。それは向かいに座る道明寺も同じ気持ちだろうか?
「俺も寂しいからそう言ってくれて嬉しい」
とほほ笑んだ男の顔はつくしの答えに満足気な様子だ。
「なるべく早く帰ってくるからいい子でいろよ?」
「いい子って・・あたし・・つ・・司の子供じゃない・・」
真剣に否定しかかってあいつに言われた。
「バカか、おまえは。いい子ってのは・・」
司はつくしをつくづく眺めながら言った。
いい子・・おまえに言ういい子ってのは子供のことじゃない。
恋人に対しても言うんだよ・・親愛の情を込めて言ってるんだ。
おまえは俺のいい子なんだよつくし。
あいつはいい子にしてろよ。
早く帰れるようなら一日でも早く帰るからと言ってニューヨークへ旅立った。
心配しなくてもあたしはいい子でいるから大丈夫よ。
「おい、牧野。なにボケっとしてるんだ?」
「昼間っからなに夢見てるんだ?」
「また愛しい彼氏のことでも考えてるんじゃねぇのか?」
いつものお決まりの言葉で聞かれたつくしはやはりいつも通り答えた。
「ち、違いますっ!キャップそんなことばっかり言わないで下さい!」
「それ、セクハラですからね?」
「いいじゃねぇかよ。おまえ今まで男の事でそんな思いなんてしたことがないんだから、これも経験のひとつだ」
経験のひとつ・・・
その言葉に思わず顔が赤らんだ。
あたし・・経験したんだ・・
「おい!牧野、勝手にどっかに飛んで行くな!」
「最近のおまえはおかしぞ?」
つくしはキャップの言葉を意識半分で聞いていた。
もうすぐ道明寺が帰国して来る・・
あの日からあいつのことを考えない日は無かった。
早く会いたいと思いばかりが募って・・・
「おーい牧野。お前に電話だぞー!」
「は、はい!」
つくしはキャップのいうところの飛んで行っていた意識を引き戻すと電話を取った。
*****
司は両手で濡れた髪を掻き上げた。
あの日、つくしの視線は俺の頭を見ながら本当にストレートになるんだと言っていた。
一緒にシャワーを浴びないかと声をかけたが、処女を脱したばかりの26歳は恥ずかしいからいいとうつむいた。本当はもっと色んなことを教えてやりたいが、それはこれからの俺の楽しみと思っていればいい。
あの夜から一週間がたっていた。
相変らずすれ違いの多い俺と牧野。
あれからすぐにニューヨークへ出張してしまい会えない日々が続いた。
隣同士に住むなんてことは止めて俺と暮らせばいいと言えば
「そんなけじめのないことなんて出来ない」と一喝された。
おまえの言うけじめってのは結婚ってことだよな?
結婚してない男女がひとつ屋根の下ってのが嫌ならすぐにでも俺と結婚してくれ!
そうなりゃ誰に何を言われることもなく俺と住めるだろ?
あいつとつき合い始めたのは、かりそめの恋人が必要だったからだがいつの間にか俺たちは恋におちた。それも先におちたのは多分俺。いつの間にか始まっていた俺たちの恋。
やっと本当の恋人同士になれたのにあれから俺の計画は一向に進まない。
会う暇もなければ計画が進むわけないか・・
俺はこの一週間で牧野の、いやつくしについて知ったすべてを考えた。
あいつと結婚するためにはどうしたいい?
アメリカに帰った姉ちゃんから電話はタイミングがよかった。
こうなった姉ちゃんに相談してみるか?
「つくしちゃんとの取り決めはうまく行ってるの?」それはかりそめの恋人のことだ。
「ああ。すべて順調だ。うまく行ってる」
「俺たち本気の恋人同士になった」
それに対しての返事はコンマ3秒おいて西海岸から歓喜の悲鳴となって聞こえてきた。
姉ちゃんはあいつが気に入っている。ストーカー女と化した姉ちゃんの友人への対応にも感心したようで、思いやりのあるいい子だと褒めちぎってた。
「司、あんたちゃんと真面目に考えているんでしょうね?」
あたり前だろ。真面目に考えてるどころか、結婚したいと考えてるんだからそれを知ったら姉ちゃんどうすっかな?
「ちょっと!司、聞いてるの?」姉ちゃん聞いてるから怒鳴るな!
けど実は聞き流してる。
「司!つくちゃんにはそのまま隣の部屋に住んでもらいなさい」
言われなくてもわかってる。
隣に住んでてもなかなか会えないのに、いなくなったら益々会えなくなる。
あいつも大きな事件が起これば朝から晩まで取材に飛び回ることがある。
それにあいつは勉強熱心だ。
経済部だからと言って日本経済だけを知っていればいいと言うわけにはいかない。
経済はグローバルだ。世界規模で動いている。
どこかの国の選挙もこの国に大きな影響を与えることは間違いない。
日本の経済活動がどうなるかなんてことは俺に聞けばすぐにでも教えてやるのにと思うが仕事とプライベートは別な女。
まあ、確かにそれは言えるよな?ただでさえ仕事漬けの俺にプライベートまで仕事の話なんかされたら気分が悪い。
それにあいつは俺の恋人だと言う立場を利用することを嫌う。
そんなことをすれば今までの俺の女達と同じ立場になってしまうからと。
あの女にとって仕事は自己実現のひとつなんだろうが・・
自立心が旺盛なのもいいが俺に甘えて欲しいのは事実だ。
今朝は早朝出勤だなんて言ってたから真夜中に帰国した俺はあいつの部屋の前で待つ。
この帰国をあいつは知らない。本当は真夜中に訪ねて驚かせてやろうと思ったがさすがに躊躇われた。だから今朝電撃訪問をかけることにした。
司は玄関ドアのインターホンを押そうかどうか迷った。
俺、あいつの恋人だよな?なんでこんなに遠慮してんだ?
そんなふうに自問自答をしている最中にドアが開いた。
「うわっ!びっくりした・・」
「どうしたのよ?」
部屋の前に立つ俺に対しての第一声がびっくり、と、どうしたの?かよ!
もっと他に言葉はないのか?
しかしこいつ・・なんでそんなかわいい顔して俺を見上げるんだ?
自分がどれだけ俺を煽ってるか自覚がねぇだろう?
あれから一週間お預け食ってる俺の気持ちがわかるか?
そんなことを考えていたら思わずしかめっ面で牧野を睨んでいた。
「どうしたもこうしたもねぇだろうが。お、おまえと久しぶりに会えるのがこんな時間しかねぇんだから・・」
「それより、俺に言う言葉があるだろ?」
司は戸口に片手をついて体を支えていた。
言ってくれ、俺の聞きたい言葉を。
おまえの口から言って欲しいんだ。
目の前に立つ男が近すぎてつくしは胸の鼓動が収まらない。
一週間前の記憶があまりにも鮮明すぎてまともにこの男の顔が見れなかった。
「お、おかえり。道明寺・・」
「違うだろうが!」
「え?」
つくしは司をまじまじと見た。
「おまえ、おれの名前呼べって・・」
「お、おかえり。つかさ」
返事がない・・
「ねぇ、なんでそんなに朝から怒ってるの?」
「怒ってなんかねぇよ!」
単なる欲求不満なだけだよ!
「でも・・顔が怒ってる・・」
「とにかくおまえ仕事に行くんだろ?送ってってやる」
てか、送らせろ。
一週間ぶりにこいつと一緒に通勤出来る。
俺の楽しみはおまえと一緒にいられる車内と願わくば俺のベッドのうえ。
帰国したからにはこっちのものだ。一週間分まとめて面倒みえてやりてぇ。
それより
「おまえ、他に俺に言うことはないのか?」
一週間ぶりに会う恋人に対して言うことがあるだろうが!
道明寺がイライラしてる理由は分かる。
二人が初めて結ばれた日からすぐにニューヨークへ出張で一週間も会えなかった。
晴れて恋人同士になったばかりの男女にとっての一週間は長かった。
つくしは早く会いたかったと白状したかった。
言ってもいいのよね?
あたしたちは恋人同士なんだから何の遠慮もいらないのよね?
そのとき司が手を伸ばしてつくしの顎に触れると目と目が合った。
視線だけで囚われてしまったような気がした。
小さな声で呟やかれたのは嘘偽りのない気持ち。
「あのね、早く会いたかった・・」
「俺も・・」
ゆっくりと近づいてくる顔は笑顔に溢れていた。

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つくしは一週間前のことを思い出し赤くなっていた。
初めての夜を迎えた翌朝、二人はテーブルでコーヒーを飲んでいた。
それは今まで味わったことがないような満ち足りた気分で飲むコーヒーだった。
つくしは以前、このテーブルで同じようにコーヒーを飲んだことを思い出していた。
かりそめの恋人としてパーティーに連れて行かれ、飲み過ぎで酔っぱらってこのマンションに連れてこられたときのことを。あの時はただひたすら恥ずかしい思いをしたことを。
今ではそれも随分と昔のことのように感じられる。
「どのくらい留守にするの?」
つくしは司の向かいに座ると聞いた。
「一週間くらいか・・」
「そう・・」
司はしばらく無言でつくしを見つめていた。
「つくし、寂しいか?」
名前を呼ばれ、ぱっと嬉しい気持ちがこみ上げて来た。
愛している男の口から聞かされる自分の名前が心地よく聞こえる。
「うん。寂しい」もちろん正直な気持ちだ。
やっと二人の気持ちを確かめ合うことが出来たというのに一週間も離れなければいけないなんて悲劇としか言いようがない。それは向かいに座る道明寺も同じ気持ちだろうか?
「俺も寂しいからそう言ってくれて嬉しい」
とほほ笑んだ男の顔はつくしの答えに満足気な様子だ。
「なるべく早く帰ってくるからいい子でいろよ?」
「いい子って・・あたし・・つ・・司の子供じゃない・・」
真剣に否定しかかってあいつに言われた。
「バカか、おまえは。いい子ってのは・・」
司はつくしをつくづく眺めながら言った。
いい子・・おまえに言ういい子ってのは子供のことじゃない。
恋人に対しても言うんだよ・・親愛の情を込めて言ってるんだ。
おまえは俺のいい子なんだよつくし。
あいつはいい子にしてろよ。
早く帰れるようなら一日でも早く帰るからと言ってニューヨークへ旅立った。
心配しなくてもあたしはいい子でいるから大丈夫よ。
「おい、牧野。なにボケっとしてるんだ?」
「昼間っからなに夢見てるんだ?」
「また愛しい彼氏のことでも考えてるんじゃねぇのか?」
いつものお決まりの言葉で聞かれたつくしはやはりいつも通り答えた。
「ち、違いますっ!キャップそんなことばっかり言わないで下さい!」
「それ、セクハラですからね?」
「いいじゃねぇかよ。おまえ今まで男の事でそんな思いなんてしたことがないんだから、これも経験のひとつだ」
経験のひとつ・・・
その言葉に思わず顔が赤らんだ。
あたし・・経験したんだ・・
「おい!牧野、勝手にどっかに飛んで行くな!」
「最近のおまえはおかしぞ?」
つくしはキャップの言葉を意識半分で聞いていた。
もうすぐ道明寺が帰国して来る・・
あの日からあいつのことを考えない日は無かった。
早く会いたいと思いばかりが募って・・・
「おーい牧野。お前に電話だぞー!」
「は、はい!」
つくしはキャップのいうところの飛んで行っていた意識を引き戻すと電話を取った。
*****
司は両手で濡れた髪を掻き上げた。
あの日、つくしの視線は俺の頭を見ながら本当にストレートになるんだと言っていた。
一緒にシャワーを浴びないかと声をかけたが、処女を脱したばかりの26歳は恥ずかしいからいいとうつむいた。本当はもっと色んなことを教えてやりたいが、それはこれからの俺の楽しみと思っていればいい。
あの夜から一週間がたっていた。
相変らずすれ違いの多い俺と牧野。
あれからすぐにニューヨークへ出張してしまい会えない日々が続いた。
隣同士に住むなんてことは止めて俺と暮らせばいいと言えば
「そんなけじめのないことなんて出来ない」と一喝された。
おまえの言うけじめってのは結婚ってことだよな?
結婚してない男女がひとつ屋根の下ってのが嫌ならすぐにでも俺と結婚してくれ!
そうなりゃ誰に何を言われることもなく俺と住めるだろ?
あいつとつき合い始めたのは、かりそめの恋人が必要だったからだがいつの間にか俺たちは恋におちた。それも先におちたのは多分俺。いつの間にか始まっていた俺たちの恋。
やっと本当の恋人同士になれたのにあれから俺の計画は一向に進まない。
会う暇もなければ計画が進むわけないか・・
俺はこの一週間で牧野の、いやつくしについて知ったすべてを考えた。
あいつと結婚するためにはどうしたいい?
アメリカに帰った姉ちゃんから電話はタイミングがよかった。
こうなった姉ちゃんに相談してみるか?
「つくしちゃんとの取り決めはうまく行ってるの?」それはかりそめの恋人のことだ。
「ああ。すべて順調だ。うまく行ってる」
「俺たち本気の恋人同士になった」
それに対しての返事はコンマ3秒おいて西海岸から歓喜の悲鳴となって聞こえてきた。
姉ちゃんはあいつが気に入っている。ストーカー女と化した姉ちゃんの友人への対応にも感心したようで、思いやりのあるいい子だと褒めちぎってた。
「司、あんたちゃんと真面目に考えているんでしょうね?」
あたり前だろ。真面目に考えてるどころか、結婚したいと考えてるんだからそれを知ったら姉ちゃんどうすっかな?
「ちょっと!司、聞いてるの?」姉ちゃん聞いてるから怒鳴るな!
けど実は聞き流してる。
「司!つくちゃんにはそのまま隣の部屋に住んでもらいなさい」
言われなくてもわかってる。
隣に住んでてもなかなか会えないのに、いなくなったら益々会えなくなる。
あいつも大きな事件が起これば朝から晩まで取材に飛び回ることがある。
それにあいつは勉強熱心だ。
経済部だからと言って日本経済だけを知っていればいいと言うわけにはいかない。
経済はグローバルだ。世界規模で動いている。
どこかの国の選挙もこの国に大きな影響を与えることは間違いない。
日本の経済活動がどうなるかなんてことは俺に聞けばすぐにでも教えてやるのにと思うが仕事とプライベートは別な女。
まあ、確かにそれは言えるよな?ただでさえ仕事漬けの俺にプライベートまで仕事の話なんかされたら気分が悪い。
それにあいつは俺の恋人だと言う立場を利用することを嫌う。
そんなことをすれば今までの俺の女達と同じ立場になってしまうからと。
あの女にとって仕事は自己実現のひとつなんだろうが・・
自立心が旺盛なのもいいが俺に甘えて欲しいのは事実だ。
今朝は早朝出勤だなんて言ってたから真夜中に帰国した俺はあいつの部屋の前で待つ。
この帰国をあいつは知らない。本当は真夜中に訪ねて驚かせてやろうと思ったがさすがに躊躇われた。だから今朝電撃訪問をかけることにした。
司は玄関ドアのインターホンを押そうかどうか迷った。
俺、あいつの恋人だよな?なんでこんなに遠慮してんだ?
そんなふうに自問自答をしている最中にドアが開いた。
「うわっ!びっくりした・・」
「どうしたのよ?」
部屋の前に立つ俺に対しての第一声がびっくり、と、どうしたの?かよ!
もっと他に言葉はないのか?
しかしこいつ・・なんでそんなかわいい顔して俺を見上げるんだ?
自分がどれだけ俺を煽ってるか自覚がねぇだろう?
あれから一週間お預け食ってる俺の気持ちがわかるか?
そんなことを考えていたら思わずしかめっ面で牧野を睨んでいた。
「どうしたもこうしたもねぇだろうが。お、おまえと久しぶりに会えるのがこんな時間しかねぇんだから・・」
「それより、俺に言う言葉があるだろ?」
司は戸口に片手をついて体を支えていた。
言ってくれ、俺の聞きたい言葉を。
おまえの口から言って欲しいんだ。
目の前に立つ男が近すぎてつくしは胸の鼓動が収まらない。
一週間前の記憶があまりにも鮮明すぎてまともにこの男の顔が見れなかった。
「お、おかえり。道明寺・・」
「違うだろうが!」
「え?」
つくしは司をまじまじと見た。
「おまえ、おれの名前呼べって・・」
「お、おかえり。つかさ」
返事がない・・
「ねぇ、なんでそんなに朝から怒ってるの?」
「怒ってなんかねぇよ!」
単なる欲求不満なだけだよ!
「でも・・顔が怒ってる・・」
「とにかくおまえ仕事に行くんだろ?送ってってやる」
てか、送らせろ。
一週間ぶりにこいつと一緒に通勤出来る。
俺の楽しみはおまえと一緒にいられる車内と願わくば俺のベッドのうえ。
帰国したからにはこっちのものだ。一週間分まとめて面倒みえてやりてぇ。
それより
「おまえ、他に俺に言うことはないのか?」
一週間ぶりに会う恋人に対して言うことがあるだろうが!
道明寺がイライラしてる理由は分かる。
二人が初めて結ばれた日からすぐにニューヨークへ出張で一週間も会えなかった。
晴れて恋人同士になったばかりの男女にとっての一週間は長かった。
つくしは早く会いたかったと白状したかった。
言ってもいいのよね?
あたしたちは恋人同士なんだから何の遠慮もいらないのよね?
そのとき司が手を伸ばしてつくしの顎に触れると目と目が合った。
視線だけで囚われてしまったような気がした。
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「俺も・・」
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Comment:2
コメント
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さと**ん様
恋するつくしちゃん、素直に寂しいと言いました。
やっと手にした本気の恋なのでとっても素直です(^^)
誰もが恋人関係が始まった頃ってこんな感じではないかと・・
手探りしながら関係を深めて行く・・と言う感じではないでしょうか?
単なるバカップルにならないようにしなくてはと思っています。
「俺も」と言う司もかなり素直です。
ニューヨークでブイブイ言わせた司もつくしには惚れてますので
こんな感じです(^^)
コメント有難うございました(^^)
恋するつくしちゃん、素直に寂しいと言いました。
やっと手にした本気の恋なのでとっても素直です(^^)
誰もが恋人関係が始まった頃ってこんな感じではないかと・・
手探りしながら関係を深めて行く・・と言う感じではないでしょうか?
単なるバカップルにならないようにしなくてはと思っています。
「俺も」と言う司もかなり素直です。
ニューヨークでブイブイ言わせた司もつくしには惚れてますので
こんな感じです(^^)
コメント有難うございました(^^)
アカシア
2016.04.21 22:41 | 編集
