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2016
02.26

恋の予感は突然に 最終話

『 豊穣の女神みたい・・』

とは言ってもらえなかったが、つくしのお腹は益々丸くせり出して来ていた。
夫の家族と過ごして以来、ふたりが愛し合う回数が増えたような気がする。
それはつくしの身体を心配してゆっくりと、時間をかけて愛し合う行為だった。
つくしの顔に手を添え、見つめ合いながらエロティックな言葉を囁いて気持ちを高めていく。
きれいだ、おまえが欲しいと囁きながらも決して無理をさせるようなことはなかった。
ゆっくりと温かく溶け合うような行為だが、それでも静かに命じることは忘れなかった。
丸みを帯びたお腹に語りかけながら口づけをし、鼻をこすりつけた。
それは司が自分の息子にする挨拶だった。
そして崇拝の気持ちを込めて優しく撫でまわす大きな手。
そうしながらもつくしのヒップをつかんで自らの方へとたぐり寄せ、両脚を開かせると優しくさわってきた。
つくしの入り口で少し躊躇したように思えた指は、性器を隠す襞をもてあそび、身体の力が抜け、ほぐれるのを待った。
そしてそんなとき
「おまえのあそこはとびきり美味い」と大きな声でいうものだからつくしに殴られていた。






****






夫婦としての生活も板についてきたとは言え、この仰々しいほどの名前にはなかなか馴染めずにいた。

夫の家族と過ごしたあとで二人の結婚は公表された。
あのとき、二人の男性が庭で交わしていた話はなんだったのか。
理論的に考えれば、やはり自分が父親のようになってしまうのではないかと言う思いが司のなかにはあったのだろう。
親子が自然な形で触れ合って育ってこなかっただけに、自分が親になる前に確かめておきたかったこともあったのだろう。
そして母親も夫と息子との関係が最悪だったことはよく理解していたようだ。
つくしに向かっては息子の自主性を重んじて自由にさせ過ぎたなんてことを言ってはいても、実のところは決していい親子関係ではなかったはずだ。普通の親ならまず自分の息子の自慢話などしないはずだから。あれはあくまでもあたしの為に大袈裟に言ってみたのだろう。


結婚が公表されたことによりつくしの生活は一変していた。
公表直後は色々とメディアにも取り沙汰されていたが、それも一過性のことで喉元過ぎればなんとかで、新聞に書かれるとかそう言ったことはまだない。
結婚する前なら自分が新聞に載るとすれば研究成果が認められた小さな記事程度だと思っていた。だがこれからはそうとも限らない。
そしてこれからは牧野つくしと名乗ることは出来なくなった。
研究所で使う名前に抵抗がないわけではなかった。
今まで書いた論文には牧野の名前。
たかが苗字、されど苗字だ。
道明寺つくし・・どうもピンとこなかった。


『 T研究所 道明寺つくし Ph.D. 』

ただこの名前はつくしのこれからの人生の中で大きな喜びとなることは間違いがないはずだ。
この名前が世界で称賛される日、それは多分そう遠くない未来の話。

 
道明寺と言う名前になると言うことは、これからはどこかで何かをすればそれはすぐ話題になるらしい。
いくら何でも大袈裟過ぎるのではと思ったが、どうやら全世界が知ることになるらしい。
道明寺という名前はそれだけ大きな力があるということなのだろう。

あのとき、義理の母親の気心が知れない相手以外とはおしゃべりなんてとんでもない、とばかりつくしに対して言いたい放題喋っていたことが理解できた。
『つくしさん、公衆の面前での発言は充分注意なさい』と忠告を受けていた。


あれだけ喋っていた女性は柳眉を逆立て、口元を堅く結び世間が噂をする通りの鉄の女に戻っていた。
ただ、それはあくまでも外部に対しての姿勢であって家族に対しては別だった。
この一族は世界の中での自分達の立場というものを理解している。
風が吹けば桶屋が儲かるではないが、不用意に放ったそのひと言がまったく関係のないようなことにまで影響を及ぼすと言うことだ。
何気ないひと言で会社の株価が下がり、下げ止まらなくなってしまうこともよくある話だ。


つくしの身近なことで変化があったと言えば・・
まずは研究所の人間の対応が変わった。
あのいけすかない経理の男性の態度。
やたらと見合いを勧めてきた初老の理事。
誰もかれもがつくしの傍に寄りたがる。

名のあるお金持ちと結婚すると言うことがこんなにも周囲の人間の態度を変えるとは、ああ、素晴らしき哉、人生!と言いたいところだが不自由なことこのうえなかった。
今まで自分の人生は、コツコツと日常の積み重ねで研究所と自宅の往復で終わっていたが、妊娠、結婚でこんなにも人生が変わるなんて。
女の人生は男で左右されるなんてことを誰か言っていたような気がする。
事実、半年前までまったく知らなかった人が自分に挨拶をしてくるようになった。
一日で何人の見知らぬ人間から挨拶をされたことか!
うちの研究所にはこんなにも人がいたのかという程でつくしは正直疲れていた。
これから先も多分名前も知らないような親戚なんていうのも現れるに違いがなかった。


「道明寺さん、今日はご主人がお迎えにくるんですか?」
「さすがにそのお腹なのに電車で帰るなんてことはないですよね?」
つくしもそろそろ産休に入ろうかという頃だった。
「でも、牧野・・じゃなかった道明寺さんがまさか・・結婚するだなんて、それも妊娠までしていたなんて全然気がつきませんでした」

つくしは机のうえを片づけて帰ろうとしていた。

「牧野さん・・じゃなかった。それにしても道明寺さんって結婚されても相変らずなんですね」
「なにが相変らずなの?」
「だってもうこんなにお腹が大きくなってるのにまだ仕事してるなんて・・奥様なんだからそんなに仕事しなくてもお家でゆっくりされたらいいじゃないですか」
「あたしはこっちの生活の方が好きよ・・」
「またぁ・・だってあのご主人ですよ?あの道明寺司でしょ?大金持ちでセレブの・・」
「それに道明寺さんってあの世田谷の豪邸ですか?」
「ううん?違うわよ?」
「え?違うんですか?」いぶかしそうに聞いてきた。
「うーん、でも今のところも結構素敵な部屋なのよ?」
若い子は何でも遠慮会釈もなく聞いてくるから困る。
その好奇心をもう少し顕微鏡のなかに向けて欲しい。

つくしが机の引き出しに鍵をかけたとき、携帯電話の着信音が特定の相手からのメッセージを伝えてきた。
メールを開いてみれば
「いま着いた。早く来い」
文面は短くそれだけだった。
はいはい。わかりました。すぐに。
つくしは今から行きますとだけ返信を返した。
「じゃあね。お先に失礼します」
と、ひと声かけるとつくしは研究室をあとにした。



司はまさに卒倒しそうだった。
大きなお腹を抱えた女がゆっくりとこちらへ向かって来ている。
転ぶんじゃねぇかと思うと居ても立っても居られない気持ちでつくしの傍へ駆け寄っていた。
いつまでたっても仕事を辞めようとしない女に口出しをしようにも、自分の仕事に誇りを持っているのにそんなことが言えるわけがなかった。
仕事を辞めろとは言わない。なにしろこいつのライフワークである研究もいつかはノーベル賞でも取るんじゃないかと言われているからだ。
まあ、そのうちこんなチンケな研究施設じゃなくてもっと巨大な施設を建てアイツの名前を冠としてつけてやる。
道明寺つくし記念財団研究所とか・・

「どうかしたの?そんなに慌てて」
「あ?世界で一番賢い女を見てた」
「なに?それあたしのこと?」

なかなか姿を現さなかったあたしを見てイライラとした態度が見て取れたけど、背が高くてハンサムな男が自分を見つめて世界で一番賢い女だなんて言ってくれた。
が、間髪置かずに「いや。間違いだ」と訂正された。
「はぁ?なによそれは!」

つくしは司の言葉に本心で言ったのかどうか聞きたくなった。
あたしから賢さを取ったら何が残るのよ!
だが次に司の口から放たれた言葉につくしの胸はときめいた。
「世界で一番いい女だ、おまえは」と微笑みを抑えながら照れくさそうに言った。

へぇ。そう。

賢い女からいい女に格上げしてくれたの?
「ねえ、でも出会ったときは、あの日は厄日だと思ったんじゃないの?まさに仏滅とか」
「厄日どころか、厄介な女に憑りつかれたと思ったな」
出会った頃には決して見せなかった笑顔がそこにはあった。
つくしも妊娠だけを目的にこの男に近づいただけに、こんな事になるとは思いもしなかった。
「ねえ、まさか今更こんな女とか、こんな人生を歩む予定じゃなかったとか言うんじゃないでしょうね?」
「まったく・・・そうだよな。なんで俺がおまえみてぇなチビの嘘つき女と結婚しなきゃならなくなったんだか・・」
その言葉は疑問半分否定半分と言ったところだろうか。
「記憶違いだったらいけないから確認したいんだけど、最初に好きだって言ったのはあんたなんだからね?」
つくしはむきになって言った。
「そうか?」と笑う司。

「それからそのチビの嘘つき女っていう言い方、いい加減やめてくれない?」
「いつまでもお腹の子にそんな言葉、聞かせていて覚えていたら困るじゃない」
「赤ちゃん、聞いてるんだから」
「だよなぁ。おまえの夜の声も聞こえて・・」ニヤリと笑った。
「う、うるさいわよ!」と言いながらもつくしの顔は耳まで赤く染まっていた。



出会ってからのいい思い出も悪い思い出もすべてが許されるような微笑みがそこにはあった。
おかしな理由で結婚するなんてことも世の中探せばいくらでもあるだろう。それも今となっては誰かが何かを言うわけでもなく、人それぞれだとつくしは考えた。

屈みこんできた司に耳元で囁かれたのはさっきの言葉の続きで
「厄介な女だけど世界で一番いい女だ」と惚れ惚れと言われた。


恋なんて予告も無く突然の出来事でまさに人生が一変していた。
そう思ったその瞬間、まぎれもない感情がこみ上げていた。
それは今までの人生で経験したことが無かった感情だった。


こんなふうに自分を愛してくれる人がいるなんて、あたしは世界で一番いい女だ。






< 完 >*恋の予感は突然に* 


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そして最後までお付き合い頂き有難うございました(低頭)
今後の予定についてはまた後ほどお知らせ致しますので宜しくお願いいたします。
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dot 2016.02.26 06:53 | 編集
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dot 2016.02.26 16:08 | 編集
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dot 2016.02.26 20:13 | 編集
た*き様
いつもコメントをお寄せ頂き有難うございました。
た*き様のお楽しみのひとつに入れて頂けて良かったです!
拙宅はいつもこんな感じのお話でif(もしも)的なお話になると思います。
司の父母も、え?こんなキャラ?ということで驚かれたかもしれません。
お父様なんていい感じの男性像になってますので(笑)
その代わりもうひとつのお話は恐ろしい人にしてます!
そうでしたか!この年齢でのつくしと司の行動はどうなんでしょうね(笑)
もう少し控えた方がいいのでは?と思いつつでした。
コメント有難うございました(^^)
また次回作でお待ちしています(^^)
アカシアdot 2016.02.27 15:39 | 編集
の*様
こんにちは。
労いのお言葉ありがとうございました(^^)
つくしちゃん頭でっかちでしたね。
頭がいいだけのいい子ちゃん人生は自分で打破しました。
あ、そうですよね。寝込み襲うのはどうなんでしょうね(笑)
それも子種だけ下さいって・・司くんは要らないなんて勿体ないことを!
根が真面目なので手段としてはソレしか考える余地が無かったのでしょうか?
しかし人生何が起こるか分からない・・本当にその通りですよね?
この二人がまさにそうでした(笑)
いつもお付き合い頂き有難うございます。
コメント有難うございました(^^)
アカシアdot 2016.02.27 15:45 | 編集
ち*こ様
はじめまして。面白かったですか?良かった!(´Д⊂ヽ
振り回すつくしに振り回される司。
ドタバタコメディを目指していましたがどうでしたでしょうか?
次回作もこんな感じを予定しています。
またお読み頂けると嬉しいです。
コメント有難うございました(^^)
アカシアdot 2016.02.27 15:53 | 編集
as***na 様
こんにちは。いつもコメントをお寄せ頂き有難うございます(^^)
沢山の拍手ありがとうございます。数字の羅列を見たとき入力ミス?と思ってしまいました(笑)
「厄介な女」・・司の正直な気持ちではないでしょうか?
ば、番外編?(笑)
他のお話をお待ち頂いている方もいらっしゃるのでそちらを・・と思っているのですが・・
ちょっと忙しくて手が回りそうにないかもしれませんが、更新頑張りたいと思います。
コメント有難うございました(^^)
アカシアdot 2016.02.27 15:57 | 編集
nao様
え!続編ですか?そう言って頂けて嬉しいのですが・・(´Д⊂ヽ
別のお話でお待ち頂いているものがありまして、そちらに取りかかりたいと思っています。
続編はいつか書けたらいいな・・ということでお願いします。
一応頭の中には入れておきます。
拍手コメント有難うございました(^^)

アカシアdot 2016.02.27 16:05 | 編集
まり*ん様
こんにちは。
こちらこそ読みに来て頂きありがとうございました(^^)
この二人の子供ですからかわいいし、頭がいいお子様だと思います。
学者の母に御曹司の父ですからねぇ(笑)
楓おばあちゃまとかメロメロですね。
ですが一歩外に出れば鉄の女に豹変です。
彼女もいいおばあちゃまになりそうですね。
コメント有難うございました(^^)
アカシアdot 2016.02.27 16:10 | 編集
委員長→ゆ**ち様
労いのお言葉ありがとうございます(^^)
もう最近では目がショボショボしてまして毎日は大変ですね。
赤ちゃん生まれたその後ですかっ?
委員長様が唾を付ける?ダメです(笑)
人間の唾液には細菌がうようよいますから生まれたばかりの赤子にそんなことしては
司お父様に大変な目に遭わされます。多分・・
美しくて賢いお子様、いいですよね・・男の子だから将来が楽しみです。
案外母の姿をみて学者になったりして・・・
拙宅のこの硬質文体で赤ちゃんのお話ですかっ?
お求めになられる場所が違うような気が(笑)
ははは・・・(笑) ←誤魔化してすみませんm(__)m
いつもお読み頂き有難うございます。
コメント有難うございました(^^)
アカシアdot 2016.02.27 16:16 | 編集
yu**o様
はじめましてこんにちは。
面白く読んで頂けてよかったです。
コメディ路線で行きましたので楓さんがあんなキャラになりました(笑)
司くん、我慢できないみたいで困りますよね(笑)
どんなお子様か?皆さん気になるみたいですが、生まれたときからいい男間違いないでしょう。
頭はつくしちゃんに似て良いに決まっていると思います。
あの楓さんのキャラでおばあちゃまになる・・
それはそれで面白いかもしれませんね。そっちの方が気になってしまいます。
ば、番外編!?リクエスト有難うございます。心に止めておきます。
コメント有難うございました(^^)
アカシアdot 2016.02.27 16:22 | 編集
さと**ん様
いつも楽しいコメントをお寄せ頂きありがとうございました(^^)
今回頂いたコメントはまるで書評を読ませて頂いているかのようです。
大したお話では無いのにじっくりお読み頂きありがとうございます。
これコメディ路線だったんですが大丈夫でしたかねぇ?
そうなんです。最後の方はエロい御曹司が出て来てしまい、つくしが司に暴力的なことをするという・・(笑)
頭がいいだけでつまらない人生と感じていたつくしも、最後は自分に自信を持ったようです。
それまでは結婚なんて、男なんて・・と考えていたつくしでしたから。
遅くに訪れた恋に目覚めてここまで来ました。子種だけでいいなんて言っていた彼女はいまどこに?ですね。
いつもさと**ん様のコメント力には脱帽です。そしていつも思うのですがその読解力はどちらで?と思います。
書評をありがとうございます!大変うれしいです!(´Д⊂ヽ
コメント有難うございました(^^)


アカシアdot 2016.02.27 16:26 | 編集
ka**i様
こんにちは。
労いのお言葉ありがとうございます!
最後は素敵な夫婦になりました。この際順番はどうでも良かったということで
道明寺家の父母から何のお咎めも無かったというコメディ路線でした。
妊娠中のR多かったですよね(笑)司はどんだけ我慢が出来ない男なんだか!
でも三人でひとつと言うお話は聞きますね。チャレンジ?(笑)
まぁ必要ないと言えば女性にはあまり必要がないかもしれませんが
男性は色々とあるようです(笑)
えーっ出産編とか子育て編ですか?
あの、何気に皆様おっしゃいますが拙宅ですよ?(笑)
こんな硬質な文体でそんなの大丈夫ですか?
もう事実確認みたいな文章になってしまいますよ、多分(笑)
コメント有難うございました(^^)

アカシアdot 2016.02.27 16:30 | 編集
こ**る様
終わってしまいました~。さみしいありがとうございます!
そう言って頂けるだけで嬉しいです。
浮世離れし過ぎて寝込み男を襲うつくしちゃんでも大丈夫でした?(笑)
朝から楽しんで頂けてよかったです。
こんなつくしちゃん相手ですから、司はこれから振り回されることは間違いありません。
こんな文体でも好きと言って頂けて嬉しいです(´Д⊂ヽ有難うございます。
ぞ、続編?(´゚д゚`)
取りあえず次回作に行かせて下さい(笑)
コメント有難うございました(^^)

アカシアdot 2016.02.27 16:38 | 編集
このコメントは管理人のみ閲覧できます
dot 2016.06.17 23:29 | 編集
よ**ま様
こちらこそ、お読み頂きありがとうございました。
キュンキュンですか?有難いお言葉ですm(__)m
拙宅のお話で寝不足なんてもったいないお言葉に
嬉しいやら恥ずかしいやらです。
コメント有難うございました(^^)
アカシアdot 2016.06.19 01:22 | 編集
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