つくしは本当に心肺蘇生が必要になりそうだった。
肺の酸素が底をつきそうで、それでも司にしがみつきキスをしていた。
もっと彼に触れて欲しい。
つくしは司のコロンの香と口の中に送られてくる彼の味に恍惚を感じていた。
この人の唾液ならいくらでも欲しいと思うなんて・・・
人間の唾液には細菌がうようよいるのに・・
司はつくしの思考を読んだかのように身を起こした。
「おまえ、いま何か考えただろ?」
「 え? 」
「どうせまた研究のことでも考えたんじゃねぇのか?」
「ど、どうして?」
「やっぱそうか・・」
司はからかうように言ってつくしの顎を持ち上げた。
「もっと俺に集中できるようにしねぇといけねぇってことか・・」
「で?何考えたんだ?言ってみろよ?」
「あ、あのね・・人間の唾液には細菌が沢山いるの・・」
つくしは小さな声で話した。
「で、でもね、あたし・・い、今までこんなに激しいキスなんてしたことがなかったから驚いちゃって・・つい余計なこと考えちゃって・・」
「でも、あんたの唾液なら・・汚いなんて思わない・・」
もっと欲しい・・・
つくしは恥ずかしさと、戸惑いでそれ以上話せなかった。
「じゃあ・・もっとやるよ・・」
司はかすれた声でつぶやくと可笑しそうにつくしを見た。
「聞こえてる・・おまえのひとり言・・」
司は口を開くと、つくしの唇をむさぼるように覆ってきた。
いいか?今度はちゃんと息しろよ?
司は引き締まった身体でつくしを押し潰すことがないようにしながらも、自分の身体が何を求めているのか伝えることを忘れなかった。
唇を触れ合わせたままで、手はつくしの胸の頂きをなぶり、まだ今は丸みを帯びていない腹部に手を這わせると大きな手でそこをゆっくりと、念入りに撫でまわした。
それはまるで崇拝するかのような愛撫だった。
唇は強引なほどの口づけを絶え間なく繰り返していた。
つくしは送り込まれてくる司の唾液を絡めとるようにして飲み込んでいた。
深く舌を突っ込んでゆっくりと出し入れを繰り返しながら腹部に這わせていた大きな手はやがてつくしの恥丘の茂みをかきわけてきた。
そして優しい指使いで性器のひだを割ると指を差し入れてきた。
「んっ・・・・」
つくしの唇から小さな声が漏れていた。
舌と舌を絡ませたままで司の手は太腿の間の泉へと差し入れられ、やがて指を入れてくると泉の水をゆっくりと掻き回してきた。
舌を出し入れしながらも、つくしの下半身を覆う指でもゆっくりとした出し入れを繰り返す。
なじみのない、そして刺激的なリズムに身体中を興奮が駆け巡っていた。
唇を合わせたまま、口の中で行われるなまめかしい舌の動きと、司の手によって行われている刺激的な愛撫がつくしの身体を熱くした。
ついにはつくしもみずからの舌先を司の唇に這わせていた。
こんなに無防備な姿を見られるのは初めてのとき以来だった。
しだいに身体は司の言いなりになっていた。
司は唇を合わせたままでささやいてきた。
「ゆっくり愛し合おう・・」
二人初めての行為は愛し合って行われた行為ではなかった。
見つめ合うことも、いたわり合うことも無かった。
だが今はお互いに見つめ合い、瞳を覗き込みながらの行為でそれは愛を交わす行為だった。
『愛し合おう・・』
その言葉を聞いたとき、つくしは好きな人とするこの行為がただの性行為ではなく、愛の交歓だと思った。
この気持ちを表現するにはどうしたらいいんだろう・・・
つくしの中ではその気持ちを表現する言葉が見つからなかった。
もしかして、これが愛なの?
『愛し合おう・・』
その言葉につくしは麻酔をかけられてしまったようにぼうっとしてしまっていた。
「おい?」
「おまえまた何か考えてただろ!」
つくしは口を開こうとしたが開けなかった。
ただ潤んだような瞳で司を見上げていた。
「・・・ったくおまえって女は・・」
司は口調を和らげて言った。
それでも司はそんな妻に恋していた。
「よし!ここからは本気でいくからな!覚悟しろよ?」
つくしは自分を惹きつけずにはおかない瞳で見つめられ、ぼうっとしたままで頷いていた。
こいつ、俺が言ってる意味がわかってんのかよ・・
今夜は眠らせないつもりだけど大丈夫か?
司は二度と考える暇なんて与えるものかとばかりにつくしを優しく攻め立てた。
そして決して傷つけることがないようにゆったりと腰を突き上げていた。

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肺の酸素が底をつきそうで、それでも司にしがみつきキスをしていた。
もっと彼に触れて欲しい。
つくしは司のコロンの香と口の中に送られてくる彼の味に恍惚を感じていた。
この人の唾液ならいくらでも欲しいと思うなんて・・・
人間の唾液には細菌がうようよいるのに・・
司はつくしの思考を読んだかのように身を起こした。
「おまえ、いま何か考えただろ?」
「 え? 」
「どうせまた研究のことでも考えたんじゃねぇのか?」
「ど、どうして?」
「やっぱそうか・・」
司はからかうように言ってつくしの顎を持ち上げた。
「もっと俺に集中できるようにしねぇといけねぇってことか・・」
「で?何考えたんだ?言ってみろよ?」
「あ、あのね・・人間の唾液には細菌が沢山いるの・・」
つくしは小さな声で話した。
「で、でもね、あたし・・い、今までこんなに激しいキスなんてしたことがなかったから驚いちゃって・・つい余計なこと考えちゃって・・」
「でも、あんたの唾液なら・・汚いなんて思わない・・」
もっと欲しい・・・
つくしは恥ずかしさと、戸惑いでそれ以上話せなかった。
「じゃあ・・もっとやるよ・・」
司はかすれた声でつぶやくと可笑しそうにつくしを見た。
「聞こえてる・・おまえのひとり言・・」
司は口を開くと、つくしの唇をむさぼるように覆ってきた。
いいか?今度はちゃんと息しろよ?
司は引き締まった身体でつくしを押し潰すことがないようにしながらも、自分の身体が何を求めているのか伝えることを忘れなかった。
唇を触れ合わせたままで、手はつくしの胸の頂きをなぶり、まだ今は丸みを帯びていない腹部に手を這わせると大きな手でそこをゆっくりと、念入りに撫でまわした。
それはまるで崇拝するかのような愛撫だった。
唇は強引なほどの口づけを絶え間なく繰り返していた。
つくしは送り込まれてくる司の唾液を絡めとるようにして飲み込んでいた。
深く舌を突っ込んでゆっくりと出し入れを繰り返しながら腹部に這わせていた大きな手はやがてつくしの恥丘の茂みをかきわけてきた。
そして優しい指使いで性器のひだを割ると指を差し入れてきた。
「んっ・・・・」
つくしの唇から小さな声が漏れていた。
舌と舌を絡ませたままで司の手は太腿の間の泉へと差し入れられ、やがて指を入れてくると泉の水をゆっくりと掻き回してきた。
舌を出し入れしながらも、つくしの下半身を覆う指でもゆっくりとした出し入れを繰り返す。
なじみのない、そして刺激的なリズムに身体中を興奮が駆け巡っていた。
唇を合わせたまま、口の中で行われるなまめかしい舌の動きと、司の手によって行われている刺激的な愛撫がつくしの身体を熱くした。
ついにはつくしもみずからの舌先を司の唇に這わせていた。
こんなに無防備な姿を見られるのは初めてのとき以来だった。
しだいに身体は司の言いなりになっていた。
司は唇を合わせたままでささやいてきた。
「ゆっくり愛し合おう・・」
二人初めての行為は愛し合って行われた行為ではなかった。
見つめ合うことも、いたわり合うことも無かった。
だが今はお互いに見つめ合い、瞳を覗き込みながらの行為でそれは愛を交わす行為だった。
『愛し合おう・・』
その言葉を聞いたとき、つくしは好きな人とするこの行為がただの性行為ではなく、愛の交歓だと思った。
この気持ちを表現するにはどうしたらいいんだろう・・・
つくしの中ではその気持ちを表現する言葉が見つからなかった。
もしかして、これが愛なの?
『愛し合おう・・』
その言葉につくしは麻酔をかけられてしまったようにぼうっとしてしまっていた。
「おい?」
「おまえまた何か考えてただろ!」
つくしは口を開こうとしたが開けなかった。
ただ潤んだような瞳で司を見上げていた。
「・・・ったくおまえって女は・・」
司は口調を和らげて言った。
それでも司はそんな妻に恋していた。
「よし!ここからは本気でいくからな!覚悟しろよ?」
つくしは自分を惹きつけずにはおかない瞳で見つめられ、ぼうっとしたままで頷いていた。
こいつ、俺が言ってる意味がわかってんのかよ・・
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Comment:4
コメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます

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た*き様
本当ですか?有難うございます(^^)
やはり馴れることが必要ですね。日々勉強です。
いつか時間のある時に加筆修正をしたいところは沢山あるのですが・・
そんな時間もなくここまで来ました。
まだまだ勉強不足なのですが頑張りたいと思っています。
いつも有難うございます。指標にさせて頂いています。
また懐かしい曲を!(笑)
でもわかりますよその曲。昭和アイドル全盛期でしたね。
デビューから知ってますし歌えます(笑)
青春時代!(笑)今聞いてもいい曲が多いですね。
そうですね、ちょっぴり真面目過ぎるつくしちゃんと言うことでしょうか。
司もこんなつくしを好きになるんですから大変ですね。
いつもコメント有難うございます(^^)
本当ですか?有難うございます(^^)
やはり馴れることが必要ですね。日々勉強です。
いつか時間のある時に加筆修正をしたいところは沢山あるのですが・・
そんな時間もなくここまで来ました。
まだまだ勉強不足なのですが頑張りたいと思っています。
いつも有難うございます。指標にさせて頂いています。
また懐かしい曲を!(笑)
でもわかりますよその曲。昭和アイドル全盛期でしたね。
デビューから知ってますし歌えます(笑)
青春時代!(笑)今聞いてもいい曲が多いですね。
そうですね、ちょっぴり真面目過ぎるつくしちゃんと言うことでしょうか。
司もこんなつくしを好きになるんですから大変ですね。
いつもコメント有難うございます(^^)
アカシア
2016.01.27 22:44 | 編集

コ**ル様
はじめまして。
お立ち寄り頂き有難うございます。
この二人のやり取り、かなりきわどいと思いますが大丈夫ですか?
拙宅は正統派つかつくからは足を踏み外している感があります(笑)
こんなお話でも面白いと思って頂けて嬉しいです。
こちらはコメディ風味のお話でこれからもドタバタすると思います(笑)
こちらこそどうぞよろしくお願いします。
コメント有難うございました(^^)
はじめまして。
お立ち寄り頂き有難うございます。
この二人のやり取り、かなりきわどいと思いますが大丈夫ですか?
拙宅は正統派つかつくからは足を踏み外している感があります(笑)
こんなお話でも面白いと思って頂けて嬉しいです。
こちらはコメディ風味のお話でこれからもドタバタすると思います(笑)
こちらこそどうぞよろしくお願いします。
コメント有難うございました(^^)
アカシア
2016.01.27 23:00 | 編集
