つくしはいきなり自分に覆いかぶさってきた男に驚いた。
言い争ううちになぜ・・?
気がついた時にはつくしの身体は男の両脚の間にあって、自分が男の身体にのしかかるようにしていた。
「だ、大丈夫か?」
司は尋ねた。
絨毯のうえに押し倒された・・じゃない。
押し倒してるのはあたし?!
あたしの足がふらついて転びそうになっていた寸前にこの男はあたしの身体に腕を回して自分の身体を入れ替えるようにしてくれた?
「お、おい・・おまえ・・ま、まきの・・」
司は自分のうえに乗った女を抱きすくめていた。
やべぇ・・
スラックスの下の俺のモノが、物欲しげに生地を押し上げようとしている・・
司は意地で男としての反応を隠そう・・いや抑え込もうとしていた。
こんな女に反応してどうすんだ!
イライラがいつの間にか欲望に変わってたなんてそんなことがあるのか?
この女の足がふらついて倒れそうだと思った瞬間に身体が勝手に動いていた。
「あの・・?」
女の口から漏れた声は戸惑いが感じられた。
まさに俺の身体の真ん中で・・互いの腰のあたりが触れ合った状態で俺の上に乗っかってる女に・・・
た、頼むから・・動かないでくれ・・
司は思わず漏れそうになったその言葉を呑み込んだ。
女の息遣いが俺の胸のあたりで感じられた。
マズイ・・この感覚はあんとき・・この女がホテルで俺の胸元に顔を寄せてきた時の感覚と同じだ・・
「ど、どうみょう・・」
ああ、頼む・・動かないでくれ・・
やめてくれ・・
動くんじゃねぇよ!
くねくねすんな・・・お、おまえな、なんかあたってるぞ?
お、押し付けるんじゃねぇよ!
ちったぁ大人しくするってことが出来ねぇのかよ!
司はもう自分が抑えられなくなってきたんじゃないかと感じられた。
腰がせり上がりそうになるのが抑えきれなくなりそうだった。
このままだと、硬くなったモノがこの女の腹を突っつくぞ?
マジでやばいことになりそうだ。
これは・・運命の分かれ道なのか?
そうなのか?
勘弁してくれよ・・
またこの女に変態呼ばわりされるはめになるのかよ?
だ、だいたい子供まで作った女になんで変態呼ばわりされなきゃなんねぇんだよ!
くそぉ・・
もういっそのこと、硬くなったモノをこいつの腹に押し付けてやろうか!
つくしが見上げると二人の視線がぶつかり合った。
絡みあったままの・・姿勢でいることに互いに緊張感が増してきたようだった。
つくしは男のうえに乗っかったまま息を止めると次になにが起こるのかと身構えていた。
何故なら動こうにも動けなかった。
だ、だって男の腕はあたしの背中に回されていて・・そ、それになんかあたってるんだもの!
まさか男のお腹のうえを這い上がるなんてことは出来ないし、身体に回された腕を離してもらう以外に男の身体のうえから自由になることなんて出来なかった。
『 男を押し倒そうと思う時は、その先のことをよーく考えて押し倒すんだな 』
この男に言われた言葉が甦った。
その先のことって・・
この男のつけているコロンの香りが鼻孔をくすぐる・・
こ、この状況ってあの時と同じじゃない!
ど、どうしよう!
ま、まさかこのまま・・・
つくしの視線は男の顔から胸へとおとされた。
ほんの数センチ先にはワイシャツに包まれたこの男の胸があって、あたしはあのときこの男の胸に・・
つくしはそのとき、頬をこのがっしりた胸に押し付けたいと思った。
司の息遣いが荒くなってきた。
この女のうるさい口を黙らせてやろうと思っていたら、なぜか二人して絨毯のうえに横たわっていた。
マジでやべぇぞ。
荒い息遣いで酸欠になりそうだ。
ある部分は密着していると言えばしていた。
それに女は俺にしがみついている状態だ。
思わずうめき声が漏れそうになっていた。
両脚の間にあるモノはまるで自らの意志を持ったかのように重みと膨らみと硬さを増してきた。
お、おい、俺はいくのか?
いってもいいのか?
ようやく抱きしめる腕が緩められたと感じたとき、男の指がつくしの尻に食い込んだ。
「ち、ちょっと!どこ触ってんのよ!」
誘惑方向に向かっていた空気の流れは一気に逆方向に流れを変えた。
男の手が解かれるとつくしは文字通り飛び上がるようにして男の身体のうえから降りた。

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気がついた時にはつくしの身体は男の両脚の間にあって、自分が男の身体にのしかかるようにしていた。
「だ、大丈夫か?」
司は尋ねた。
絨毯のうえに押し倒された・・じゃない。
押し倒してるのはあたし?!
あたしの足がふらついて転びそうになっていた寸前にこの男はあたしの身体に腕を回して自分の身体を入れ替えるようにしてくれた?
「お、おい・・おまえ・・ま、まきの・・」
司は自分のうえに乗った女を抱きすくめていた。
やべぇ・・
スラックスの下の俺のモノが、物欲しげに生地を押し上げようとしている・・
司は意地で男としての反応を隠そう・・いや抑え込もうとしていた。
こんな女に反応してどうすんだ!
イライラがいつの間にか欲望に変わってたなんてそんなことがあるのか?
この女の足がふらついて倒れそうだと思った瞬間に身体が勝手に動いていた。
「あの・・?」
女の口から漏れた声は戸惑いが感じられた。
まさに俺の身体の真ん中で・・互いの腰のあたりが触れ合った状態で俺の上に乗っかってる女に・・・
た、頼むから・・動かないでくれ・・
司は思わず漏れそうになったその言葉を呑み込んだ。
女の息遣いが俺の胸のあたりで感じられた。
マズイ・・この感覚はあんとき・・この女がホテルで俺の胸元に顔を寄せてきた時の感覚と同じだ・・
「ど、どうみょう・・」
ああ、頼む・・動かないでくれ・・
やめてくれ・・
動くんじゃねぇよ!
くねくねすんな・・・お、おまえな、なんかあたってるぞ?
お、押し付けるんじゃねぇよ!
ちったぁ大人しくするってことが出来ねぇのかよ!
司はもう自分が抑えられなくなってきたんじゃないかと感じられた。
腰がせり上がりそうになるのが抑えきれなくなりそうだった。
このままだと、硬くなったモノがこの女の腹を突っつくぞ?
マジでやばいことになりそうだ。
これは・・運命の分かれ道なのか?
そうなのか?
勘弁してくれよ・・
またこの女に変態呼ばわりされるはめになるのかよ?
だ、だいたい子供まで作った女になんで変態呼ばわりされなきゃなんねぇんだよ!
くそぉ・・
もういっそのこと、硬くなったモノをこいつの腹に押し付けてやろうか!
つくしが見上げると二人の視線がぶつかり合った。
絡みあったままの・・姿勢でいることに互いに緊張感が増してきたようだった。
つくしは男のうえに乗っかったまま息を止めると次になにが起こるのかと身構えていた。
何故なら動こうにも動けなかった。
だ、だって男の腕はあたしの背中に回されていて・・そ、それになんかあたってるんだもの!
まさか男のお腹のうえを這い上がるなんてことは出来ないし、身体に回された腕を離してもらう以外に男の身体のうえから自由になることなんて出来なかった。
『 男を押し倒そうと思う時は、その先のことをよーく考えて押し倒すんだな 』
この男に言われた言葉が甦った。
その先のことって・・
この男のつけているコロンの香りが鼻孔をくすぐる・・
こ、この状況ってあの時と同じじゃない!
ど、どうしよう!
ま、まさかこのまま・・・
つくしの視線は男の顔から胸へとおとされた。
ほんの数センチ先にはワイシャツに包まれたこの男の胸があって、あたしはあのときこの男の胸に・・
つくしはそのとき、頬をこのがっしりた胸に押し付けたいと思った。
司の息遣いが荒くなってきた。
この女のうるさい口を黙らせてやろうと思っていたら、なぜか二人して絨毯のうえに横たわっていた。
マジでやべぇぞ。
荒い息遣いで酸欠になりそうだ。
ある部分は密着していると言えばしていた。
それに女は俺にしがみついている状態だ。
思わずうめき声が漏れそうになっていた。
両脚の間にあるモノはまるで自らの意志を持ったかのように重みと膨らみと硬さを増してきた。
お、おい、俺はいくのか?
いってもいいのか?
ようやく抱きしめる腕が緩められたと感じたとき、男の指がつくしの尻に食い込んだ。
「ち、ちょっと!どこ触ってんのよ!」
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男の手が解かれるとつくしは文字通り飛び上がるようにして男の身体のうえから降りた。

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コメント
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as***na様
司、ガンガン行けませんでしたね(^^)
本人がそのつもりだったかどうかは不明です。
悩んでいるうちにタイムアップしたようです。
司、何をそんなに躊躇しているのか・・(笑)
あの後、どうしたのかちょっと気になりますね(笑)
いつもコメント有難うございます(^^)
司、ガンガン行けませんでしたね(^^)
本人がそのつもりだったかどうかは不明です。
悩んでいるうちにタイムアップしたようです。
司、何をそんなに躊躇しているのか・・(笑)
あの後、どうしたのかちょっと気になりますね(笑)
いつもコメント有難うございます(^^)
アカシア
2016.01.13 22:28 | 編集

ぴ*様
流れに乗れませんでした(泣)
二人ともかなりいい感じになったのに出来ませんでした。
何が悪かったのか・・反省したいと思います(笑)
次はぜひ流れを掴みたいと思います!
と、言いますか流れに乗せるようにします。
拍手コメント有難うございました(^^)
流れに乗れませんでした(泣)
二人ともかなりいい感じになったのに出来ませんでした。
何が悪かったのか・・反省したいと思います(笑)
次はぜひ流れを掴みたいと思います!
と、言いますか流れに乗せるようにします。
拍手コメント有難うございました(^^)
アカシア
2016.01.13 22:37 | 編集
