「 身のほど知らずの貧乏女 」
彼女が俺の前を通り過ぎるとき、聞かせ続けた言葉。
そして彼女に必ず聞こえるようにと大声で罵っていた。
それは俺が高校最後の年の出来事だった。
小さな上流社会のなか、16歳の少女に対してのいじめは学園の意志として行われていた。
意志の統率をとり、命令を下していたのは俺だ。
そんな俺の支配力に逆らう者はいなかった。
いたとしても、そんな人間を片づけることなど造作もないことだ。
あの当時、彼女のなにが気に入らなかったのかと言われても、説明のしようがなかったから仕方がない。
ガキ臭いことをやっていたのは確かに俺だ。
だが、ほんの些細な出来事が、人生を狂わすっていうのは本当だと今なら言える。
あの出会いが俺にとってはいい方向に人生を変えたことは確かだ。
だが、彼女にとっては、二度と思い出したくはないことも沢山あったことだろう。
挑発を繰り返しては、喧嘩を繰り返すような時間もあったから。
俺は、少年たちに命令して彼女を辱めようとしたこともあった。
今思えばとんでもないことだ。あの時の俺はどうかしていたに違いない。
あの頃、彼女を救ってくれる人間はひとりとしていなかったはずだから。
だが、そんな彼女を助けたのは類だと聞いたとき、頭の中では余計な事をしやがってと思ったかもしれないが、心のどこかでは感謝していたかもしれない。
夏休みがあけたとき、俺はもっと慎重に、そして注意深く彼女を貶めることを決めていた。
そして彼女を自分だけのものにするために、心と身体を傷つけようとした。
あのとき、彼女が俺を憎んでいることを確信し、彼女の目が他の男に向けられているのを知った。
その時のことを知っているのは、俺と彼女だけだ。
彼女は誰にもあの日の出来事を話してはいなかった。
これは、俺と彼女の暗い歴史のひとつだろうな。
だが彼女を知れば知るほど、俺をあんな行動に駆り立てた何かを、自分の中に認めない訳にはいかなかった。
「 身のほど知らずの貧乏女 」
汚い言葉で罵る。
そうすることが、彼女とコミュニケーションを取る唯一の手段だったのかもしれない。
気おくれせずに彼女と会話をしたいと思っても、俺の口から放たれる言葉は耳に心地よいものではなかったはずだ。
結局俺は彼女のことを罵ることしか出来ずにいた。
それも以前よりも酷く大きな声で罵倒していた。
彼女を信じることが出来ず、暴力の渦のなかに置き去りにしたこともある。
そのことが彼女の人生に何をもたらすかを理解したとき、俺ははじかれたように駆け出していた。
そして校庭で行われていた暴力を目にしたとき、その渦のなか彼女目指して突進していた。
あのとき、彼女は誰に信じてもらえなくても、俺に信じてもらえればそれでいいと言っていた。
17歳の俺はバカで、乱暴者で、自分勝手な男で、思っていることと反対のことを言うひねくれ者だった。
そんなことに気づいたのは何年もあとになってからだ。
南の島で類と彼女が抱き合ってキスをしているのを見つけたとき、確かに彼女は類のことしか考えていなかったはずだ。
俺はそのとき、彼女に精一杯の気持ちを捧げていた。
そんな俺は類を殴り、その顔にあざを付けてやっても、ざまあみろとは思えずにいた。
なぜなら引き裂かれた気持ちは、そんなことでは元には戻ることがなかったからだ。
そして、そこから先のことは・・・・
17歳から18歳にかけての年、はじめて人生に目標が出来た。
考えることは彼女のことだけだった。
あの頃、世界が変わったと思えたのは俺だけだっただろうか。
虚栄心の欠片さえ持たなかった俺が、彼女のためなら自分を少しでもいい男に見せたいとさえ思いはじめていた。
そして、俺は昔からそうだったが、この家に生まれたことが嫌になる出来事に遭遇することになる。
排除されると言うことが、どんな意味を持つのか理解したことがあるか?
彼女は俺の母親によって排除されたんだ。
俺と彼女は別れを経験した。あの日は雨が降っていたな。
雨の中で彼女は俺に背中を向けたままでこう言ったんだ。
好きだったらこんなふうには出て行かない・・と。
あのとき、どうして抱きしめて出て行くのを止めなかったのかを今も後悔している。
それから先のことはよく知ってるだろ?
彼女のことは口にしなくなった。
だが、どれだけ彼女を愛していたのか、俺のことはおまえが一番よく分かっていたはずだ。
おまえはいつも俺と彼女のことを気遣っていてくれた。
俺は彼女と初めて愛し合った日のことは忘れていない。
一生忘れはしないだろう。
誰にも言ってはいなかったが、一度だけそんなことがあったんだ。
いま思い返してみれば、二人ともどんなにぎこちなかったことか。
何も知らないのだから仕方がなかったが、それから先のことなど考えてもみなかった。
俺は彼女と結婚したかったし、子供も欲しかった。
男は初めての女と結婚したがるのかどうか世間のことは知らないが、俺は彼女と結婚したかった。
だが人生は自分の思い通りに行かないものだということは、おまえもよく知っているはずだ。
俺は東京からニューヨークへと向かった。
ニューヨークにいる間、彼女のことが頭を離れることは無かった。
普段は書かない手紙も書いたし、電話もした。
何も話すことはなくても、ただ彼女の声が聴きたいと思い電話をかけていたものだ。
俺の母親は遠く離れた土地に住んでいれば、そのうちに彼女のことを忘れるだろうと考えていたようだ。
そして自分の認める女との縁談を勧めてきたこともあった。
そんな時の俺はさぞ機嫌が悪かったに違いない。
そして4年後、俺がニューヨークから帰国したとき、彼女はひとりで俺を待っていてくれた。
だが、実際はひとりではなかった。
彼女の手には小さな男の子の手が握られていた。
特徴的な髪の毛を見て、俺の子供に違いないと思った。
彼女がひとりで生んで育てた俺の子供だった。
類、おまえにこの手紙を託すのは、もし俺が・・息子が成人に達する前に・・
万が一だが、何かあった時には彼に渡してやってくれないか?
彼の母親と俺が出会った頃の事を伝えてやれるのは、おまえしかいないだろうから。
もしかしたら彼の父親になっていたのは類、おまえだったかもしれないからな。
俺が書いたこの手紙の最後にどんな言葉を書き加えればいいのか考えてみたが、思いつかなかった。
だから、おまえが伝えてくれる言葉がこの手紙の最終章になるはずだ。
この手紙を託されたとき、俺はいくつだった?
司、おまえあれから何年たったと思ってるんだ?
俺はこの手紙を託されてからもずっとひとりで過ごして来た。
彼らの息子の父親代わりとして・・・・いつでもそのつもりでいたから。
そして今でも毎年のように読み返している。
類は鼻の上に乗せられていた眼鏡を外し、冬枯れした庭を見た。
そこには司と牧野と彼らの息子・・・・そして息子夫婦の子供たち。
彼らはもう幾つになるんだ?
そろそろ司の息子が自分の父親に初めて会った頃の年齢にはなるはずだ。
類はそんなことを考えながら、託された手紙は、もう彼らには必要とされていないものだとわかっていた。
司、おまえいい父親だし、いいおじいちゃんだよ。
おまえ達二人の人生と俺の人生は切ってもきれないようだ。
あの南の島で俺が牧野のことを本気で好きになりはじめていたとき、司なんかに譲らなきゃよかったよ。
そうすれば、俺はここでこんなふうにこの手紙を読むことも無かっただろうね。
毎年この季節になると必ず読み返す手紙。
そこに書かれている内容を、彼は一言一句諳んじることが出来るほどに読んでいた。
そして読み終わるとまた封筒に戻す。この動作を30年間やってきた。
その封筒の中には、手紙と共に添えられた一枚の写真があった。
写真は色あせてはいるが、そこに写る二人は今も変わらず元気だ。
その写真の裏には「 二人はいつも一緒 」と書かれていた。
今年の更新は本日が最後です。年明けは四日か五日を予定しております。
いつもご訪問して下さる皆様、拙いお話しではございますが暖かいご声援を有難うございます。皆様の応援が執筆の励みになりました。
引き続き来年も継続出来る様に精進したいと思いますので宜しくお願い致します。
それでは皆様よいお年をお迎え下さいませ。
いつも堅苦しい文章で申し訳ないです(低頭)

にほんブログ村

人気ブログランキングへ

応援有難うございます。
彼女が俺の前を通り過ぎるとき、聞かせ続けた言葉。
そして彼女に必ず聞こえるようにと大声で罵っていた。
それは俺が高校最後の年の出来事だった。
小さな上流社会のなか、16歳の少女に対してのいじめは学園の意志として行われていた。
意志の統率をとり、命令を下していたのは俺だ。
そんな俺の支配力に逆らう者はいなかった。
いたとしても、そんな人間を片づけることなど造作もないことだ。
あの当時、彼女のなにが気に入らなかったのかと言われても、説明のしようがなかったから仕方がない。
ガキ臭いことをやっていたのは確かに俺だ。
だが、ほんの些細な出来事が、人生を狂わすっていうのは本当だと今なら言える。
あの出会いが俺にとってはいい方向に人生を変えたことは確かだ。
だが、彼女にとっては、二度と思い出したくはないことも沢山あったことだろう。
挑発を繰り返しては、喧嘩を繰り返すような時間もあったから。
俺は、少年たちに命令して彼女を辱めようとしたこともあった。
今思えばとんでもないことだ。あの時の俺はどうかしていたに違いない。
あの頃、彼女を救ってくれる人間はひとりとしていなかったはずだから。
だが、そんな彼女を助けたのは類だと聞いたとき、頭の中では余計な事をしやがってと思ったかもしれないが、心のどこかでは感謝していたかもしれない。
夏休みがあけたとき、俺はもっと慎重に、そして注意深く彼女を貶めることを決めていた。
そして彼女を自分だけのものにするために、心と身体を傷つけようとした。
あのとき、彼女が俺を憎んでいることを確信し、彼女の目が他の男に向けられているのを知った。
その時のことを知っているのは、俺と彼女だけだ。
彼女は誰にもあの日の出来事を話してはいなかった。
これは、俺と彼女の暗い歴史のひとつだろうな。
だが彼女を知れば知るほど、俺をあんな行動に駆り立てた何かを、自分の中に認めない訳にはいかなかった。
「 身のほど知らずの貧乏女 」
汚い言葉で罵る。
そうすることが、彼女とコミュニケーションを取る唯一の手段だったのかもしれない。
気おくれせずに彼女と会話をしたいと思っても、俺の口から放たれる言葉は耳に心地よいものではなかったはずだ。
結局俺は彼女のことを罵ることしか出来ずにいた。
それも以前よりも酷く大きな声で罵倒していた。
彼女を信じることが出来ず、暴力の渦のなかに置き去りにしたこともある。
そのことが彼女の人生に何をもたらすかを理解したとき、俺ははじかれたように駆け出していた。
そして校庭で行われていた暴力を目にしたとき、その渦のなか彼女目指して突進していた。
あのとき、彼女は誰に信じてもらえなくても、俺に信じてもらえればそれでいいと言っていた。
17歳の俺はバカで、乱暴者で、自分勝手な男で、思っていることと反対のことを言うひねくれ者だった。
そんなことに気づいたのは何年もあとになってからだ。
南の島で類と彼女が抱き合ってキスをしているのを見つけたとき、確かに彼女は類のことしか考えていなかったはずだ。
俺はそのとき、彼女に精一杯の気持ちを捧げていた。
そんな俺は類を殴り、その顔にあざを付けてやっても、ざまあみろとは思えずにいた。
なぜなら引き裂かれた気持ちは、そんなことでは元には戻ることがなかったからだ。
そして、そこから先のことは・・・・
17歳から18歳にかけての年、はじめて人生に目標が出来た。
考えることは彼女のことだけだった。
あの頃、世界が変わったと思えたのは俺だけだっただろうか。
虚栄心の欠片さえ持たなかった俺が、彼女のためなら自分を少しでもいい男に見せたいとさえ思いはじめていた。
そして、俺は昔からそうだったが、この家に生まれたことが嫌になる出来事に遭遇することになる。
排除されると言うことが、どんな意味を持つのか理解したことがあるか?
彼女は俺の母親によって排除されたんだ。
俺と彼女は別れを経験した。あの日は雨が降っていたな。
雨の中で彼女は俺に背中を向けたままでこう言ったんだ。
好きだったらこんなふうには出て行かない・・と。
あのとき、どうして抱きしめて出て行くのを止めなかったのかを今も後悔している。
それから先のことはよく知ってるだろ?
彼女のことは口にしなくなった。
だが、どれだけ彼女を愛していたのか、俺のことはおまえが一番よく分かっていたはずだ。
おまえはいつも俺と彼女のことを気遣っていてくれた。
俺は彼女と初めて愛し合った日のことは忘れていない。
一生忘れはしないだろう。
誰にも言ってはいなかったが、一度だけそんなことがあったんだ。
いま思い返してみれば、二人ともどんなにぎこちなかったことか。
何も知らないのだから仕方がなかったが、それから先のことなど考えてもみなかった。
俺は彼女と結婚したかったし、子供も欲しかった。
男は初めての女と結婚したがるのかどうか世間のことは知らないが、俺は彼女と結婚したかった。
だが人生は自分の思い通りに行かないものだということは、おまえもよく知っているはずだ。
俺は東京からニューヨークへと向かった。
ニューヨークにいる間、彼女のことが頭を離れることは無かった。
普段は書かない手紙も書いたし、電話もした。
何も話すことはなくても、ただ彼女の声が聴きたいと思い電話をかけていたものだ。
俺の母親は遠く離れた土地に住んでいれば、そのうちに彼女のことを忘れるだろうと考えていたようだ。
そして自分の認める女との縁談を勧めてきたこともあった。
そんな時の俺はさぞ機嫌が悪かったに違いない。
そして4年後、俺がニューヨークから帰国したとき、彼女はひとりで俺を待っていてくれた。
だが、実際はひとりではなかった。
彼女の手には小さな男の子の手が握られていた。
特徴的な髪の毛を見て、俺の子供に違いないと思った。
彼女がひとりで生んで育てた俺の子供だった。
類、おまえにこの手紙を託すのは、もし俺が・・息子が成人に達する前に・・
万が一だが、何かあった時には彼に渡してやってくれないか?
彼の母親と俺が出会った頃の事を伝えてやれるのは、おまえしかいないだろうから。
もしかしたら彼の父親になっていたのは類、おまえだったかもしれないからな。
俺が書いたこの手紙の最後にどんな言葉を書き加えればいいのか考えてみたが、思いつかなかった。
だから、おまえが伝えてくれる言葉がこの手紙の最終章になるはずだ。
この手紙を託されたとき、俺はいくつだった?
司、おまえあれから何年たったと思ってるんだ?
俺はこの手紙を託されてからもずっとひとりで過ごして来た。
彼らの息子の父親代わりとして・・・・いつでもそのつもりでいたから。
そして今でも毎年のように読み返している。
類は鼻の上に乗せられていた眼鏡を外し、冬枯れした庭を見た。
そこには司と牧野と彼らの息子・・・・そして息子夫婦の子供たち。
彼らはもう幾つになるんだ?
そろそろ司の息子が自分の父親に初めて会った頃の年齢にはなるはずだ。
類はそんなことを考えながら、託された手紙は、もう彼らには必要とされていないものだとわかっていた。
司、おまえいい父親だし、いいおじいちゃんだよ。
おまえ達二人の人生と俺の人生は切ってもきれないようだ。
あの南の島で俺が牧野のことを本気で好きになりはじめていたとき、司なんかに譲らなきゃよかったよ。
そうすれば、俺はここでこんなふうにこの手紙を読むことも無かっただろうね。
毎年この季節になると必ず読み返す手紙。
そこに書かれている内容を、彼は一言一句諳んじることが出来るほどに読んでいた。
そして読み終わるとまた封筒に戻す。この動作を30年間やってきた。
その封筒の中には、手紙と共に添えられた一枚の写真があった。
写真は色あせてはいるが、そこに写る二人は今も変わらず元気だ。
その写真の裏には「 二人はいつも一緒 」と書かれていた。
今年の更新は本日が最後です。年明けは四日か五日を予定しております。
いつもご訪問して下さる皆様、拙いお話しではございますが暖かいご声援を有難うございます。皆様の応援が執筆の励みになりました。
引き続き来年も継続出来る様に精進したいと思いますので宜しくお願い致します。
それでは皆様よいお年をお迎え下さいませ。
いつも堅苦しい文章で申し訳ないです(低頭)

にほんブログ村

人気ブログランキングへ

応援有難うございます。
スポンサーサイト
Comment:35
コメント
このコメントは管理人のみ閲覧できます

じんわりするお話しありがとございます♪
漫画の場面を思い起こしながら……読み進めてしまいました。
今年は楽しく、刺激的なお話しを沢山ありがとございました。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
来年も素敵なお話し楽しみにしております。
漫画の場面を思い起こしながら……読み進めてしまいました。
今年は楽しく、刺激的なお話しを沢山ありがとございました。
どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
来年も素敵なお話し楽しみにしております。
このコメントは管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Ka**i様
類にはいつもこんな役回りで申し訳ないです(笑)
どうしても類はつくしを見守っている影のナイトのようなイメージがありまして、こんな役回りとなってしまいました。もし仮に類が幸せに包まれた短編を書くとすれば、「追憶」に出てきた類でしょうか。
この類は自分の婚約記念の夕食会で司とつくしを引き合わせていましたので。
「手紙」の類は50代です。鼻にメガネを乗せ古い手紙を読む人で、寂しそうに感じられるかもしれませんが、彼の人生にも沢山の出来事があったでしょうね。
クラシック音楽を愛し、本を愛しながら花沢の仕事もこなす。他人には孤独に見えても本人は以外にそうでもないかもしれないです。
一人で過ごすことを孤独だと感じない人かもしれません。彼のお相手になる女性は静やつくしを越えることを考えない女性が良いのかもしれません。
つかつくしか書けないとは思いますが、類のそんなお話がいつか出てくるかもしれません(笑)
こちらこそ来年も宜しくお願い致します。
Ka**i様も良いお年をお迎え下さいませ。
コメント有難うございました。(^^)
類にはいつもこんな役回りで申し訳ないです(笑)
どうしても類はつくしを見守っている影のナイトのようなイメージがありまして、こんな役回りとなってしまいました。もし仮に類が幸せに包まれた短編を書くとすれば、「追憶」に出てきた類でしょうか。
この類は自分の婚約記念の夕食会で司とつくしを引き合わせていましたので。
「手紙」の類は50代です。鼻にメガネを乗せ古い手紙を読む人で、寂しそうに感じられるかもしれませんが、彼の人生にも沢山の出来事があったでしょうね。
クラシック音楽を愛し、本を愛しながら花沢の仕事もこなす。他人には孤独に見えても本人は以外にそうでもないかもしれないです。
一人で過ごすことを孤独だと感じない人かもしれません。彼のお相手になる女性は静やつくしを越えることを考えない女性が良いのかもしれません。
つかつくしか書けないとは思いますが、類のそんなお話がいつか出てくるかもしれません(笑)
こちらこそ来年も宜しくお願い致します。
Ka**i様も良いお年をお迎え下さいませ。
コメント有難うございました。(^^)
アカシア
2015.12.30 21:30 | 編集

asuhana様
今年最後のお話しにもご感想をお寄せ頂き有難うございました。「手紙」は司から類へのものでした。
この手紙を託された類の気持ちは切なく感じられるかもしれません。冬枯れした庭での司ファミリーを見た時の類の気持ちを考えるともう少しアレすればよかったかなぁと。(笑)
こちらこそいつもご感想を有難うございます。asuhana様もどうぞよいお年をお迎え下さいませ。
コメント有難うございました(^^)
今年最後のお話しにもご感想をお寄せ頂き有難うございました。「手紙」は司から類へのものでした。
この手紙を託された類の気持ちは切なく感じられるかもしれません。冬枯れした庭での司ファミリーを見た時の類の気持ちを考えるともう少しアレすればよかったかなぁと。(笑)
こちらこそいつもご感想を有難うございます。asuhana様もどうぞよいお年をお迎え下さいませ。
コメント有難うございました(^^)
アカシア
2015.12.30 21:53 | 編集

ha***e様
はじめまして。
いつもお読み頂き有難うございます。
こちらでストレス発散のお手伝いになるとは、大変光栄です。
色々とご心配もあるとは思いますが優しく見守ってあげることが出来るといいですね。
こちらこそ有難うございます。来年もどうぞ宜しくお願い致します。ha***e様も良いお年をお迎え下さいませ。
拍手コメント有難うございました(^^)
はじめまして。
いつもお読み頂き有難うございます。
こちらでストレス発散のお手伝いになるとは、大変光栄です。
色々とご心配もあるとは思いますが優しく見守ってあげることが出来るといいですね。
こちらこそ有難うございます。来年もどうぞ宜しくお願い致します。ha***e様も良いお年をお迎え下さいませ。
拍手コメント有難うございました(^^)
アカシア
2015.12.30 22:08 | 編集

ma****sa様
はじめまして。
いつもお読み頂き有難うございます。
そしてこちらこそ、有難うございます。
え?ワクワクして頂いていますか?コメディ風味のお話の方ですよね?(笑)拙宅の花男世界観でも大丈夫ですか?(笑)イメージが壊れていませんか?
はい。有難うございます。無理は禁物ですのそちらにも気を配りながら進めていきたいと思います。
ma****sa様も良いお年をお迎え下さいませ。
コメント有難うございました(^^)
はじめまして。
いつもお読み頂き有難うございます。
そしてこちらこそ、有難うございます。
え?ワクワクして頂いていますか?コメディ風味のお話の方ですよね?(笑)拙宅の花男世界観でも大丈夫ですか?(笑)イメージが壊れていませんか?
はい。有難うございます。無理は禁物ですのそちらにも気を配りながら進めていきたいと思います。
ma****sa様も良いお年をお迎え下さいませ。
コメント有難うございました(^^)
アカシア
2015.12.30 22:23 | 編集

お**A様
今年も残すところあと僅かとなりました。
拙宅の二次で癒しになりましたでしょうか?
こちらこそまた来年も宜しくお願い致します。
ご期待を裏切らないようにしなければ・・(笑)
お**A様も楽しい年末年始をお過ごし下さいませ。
コメント有難うございました(^^)
😌💓🎵
今年も残すところあと僅かとなりました。
拙宅の二次で癒しになりましたでしょうか?
こちらこそまた来年も宜しくお願い致します。
ご期待を裏切らないようにしなければ・・(笑)
お**A様も楽しい年末年始をお過ごし下さいませ。
コメント有難うございました(^^)
😌💓🎵
アカシア
2015.12.30 22:34 | 編集

サ*ラ様
やはりそう思われましたか。
司とつくしに孫までいてハッピーなのに類が切ない。
類のお相手はつくしか否か。類のファンの皆様にはやはり相手はつくしでないとダメですよね?
「追憶」の類は誰かと婚約して結婚しましたが拙宅で類を書くと永遠に独身と言うパターンになりそうです。
私も司がつくし以外に恋をすると言うお話しは書けそうにありません。紆余曲折あっても最後はつくしの元へと言うのが理想です。
ですので、間違っても司がつくし以外とカップルになることはありません(笑)
なんとか今年も無事に終わりそうです。
こちらこそ来年も宜しくお願い致します。
サ*ラ様も良いお年をお迎え下さいませ。
コメント有難うございました(^^)
やはりそう思われましたか。
司とつくしに孫までいてハッピーなのに類が切ない。
類のお相手はつくしか否か。類のファンの皆様にはやはり相手はつくしでないとダメですよね?
「追憶」の類は誰かと婚約して結婚しましたが拙宅で類を書くと永遠に独身と言うパターンになりそうです。
私も司がつくし以外に恋をすると言うお話しは書けそうにありません。紆余曲折あっても最後はつくしの元へと言うのが理想です。
ですので、間違っても司がつくし以外とカップルになることはありません(笑)
なんとか今年も無事に終わりそうです。
こちらこそ来年も宜しくお願い致します。
サ*ラ様も良いお年をお迎え下さいませ。
コメント有難うございました(^^)
アカシア
2015.12.30 22:57 | 編集

ま**ん様
あはは(笑)逃げなくても大丈夫です!(笑)
アレ私が受け取っても大丈夫ですか?
ともあれ楽しんで頂けて良かったです。
「恋の予感〜」は年が明けると二人の関係に変化が見られると思います。
と、言いながらまだ書いていません(笑)
お正月休みは家族孝行に時間を取られるかもしれませんので4日か5日から再開予定としました。またその頃また覗いてみて下さい。
ま**ん様もお身体ご自愛下さいませ。
コメント有難うございました(^^)
あはは(笑)逃げなくても大丈夫です!(笑)
アレ私が受け取っても大丈夫ですか?
ともあれ楽しんで頂けて良かったです。
「恋の予感〜」は年が明けると二人の関係に変化が見られると思います。
と、言いながらまだ書いていません(笑)
お正月休みは家族孝行に時間を取られるかもしれませんので4日か5日から再開予定としました。またその頃また覗いてみて下さい。
ま**ん様もお身体ご自愛下さいませ。
コメント有難うございました(^^)
アカシア
2015.12.30 23:14 | 編集

こ*様
二人の男性の心情にグッと来ましたか?
有難うございます。つくしを間に挟んで長い年月を過ごして来ました。共有した時も多かった三人の関係。
静かに見守ることで愛情を表現しようとする類のような人間の幸せは何処にあるのでしょうね。
「恋の予感〜」今のところ予感を感じているのはどちらなんでしょうね?(笑)
こちらこそいつもお読み頂き有難うございます。
こ*様も良いお年をお迎え下さいませ。
コメント有難うございました(^^)
二人の男性の心情にグッと来ましたか?
有難うございます。つくしを間に挟んで長い年月を過ごして来ました。共有した時も多かった三人の関係。
静かに見守ることで愛情を表現しようとする類のような人間の幸せは何処にあるのでしょうね。
「恋の予感〜」今のところ予感を感じているのはどちらなんでしょうね?(笑)
こちらこそいつもお読み頂き有難うございます。
こ*様も良いお年をお迎え下さいませ。
コメント有難うございました(^^)
アカシア
2015.12.30 23:24 | 編集

た*き様
類の見守り・・つくしの為に、それだけの為に独身を通したのか?特に好きでもない相手と結婚するくらいなら独りが気楽でいいや。と、人生を楽しんでいたかもしれません。
「追憶」の類は誰かと結婚しました。この相手は誰だったのかと考えてみるのもいいかもしれません。
司から手紙を託されたばかりに傍らで見守っていくことを選択したのか否か。
類くんに聞いてみるしかないです(笑)
いつもコメントを有難うございます。
た*き様も良いお年をお迎え下さいませ。
類の見守り・・つくしの為に、それだけの為に独身を通したのか?特に好きでもない相手と結婚するくらいなら独りが気楽でいいや。と、人生を楽しんでいたかもしれません。
「追憶」の類は誰かと結婚しました。この相手は誰だったのかと考えてみるのもいいかもしれません。
司から手紙を託されたばかりに傍らで見守っていくことを選択したのか否か。
類くんに聞いてみるしかないです(笑)
いつもコメントを有難うございます。
た*き様も良いお年をお迎え下さいませ。
アカシア
2015.12.30 23:44 | 編集

n**a様
はじめまして。
いつもお読み頂き有難うございます。
来年は申年でございます。
申年は何かと騒がし年と言うことで活気のある世の中になればいいなぁと思いつつ今年が終わりそうです。
n**a様も来年が素敵な一年となりますように。
コメント有難うございました。
はじめまして。
いつもお読み頂き有難うございます。
来年は申年でございます。
申年は何かと騒がし年と言うことで活気のある世の中になればいいなぁと思いつつ今年が終わりそうです。
n**a様も来年が素敵な一年となりますように。
コメント有難うございました。
アカシア
2015.12.30 23:51 | 編集

N*様
いつもお読み頂き有難うございます。
拙宅のつかつく、動いていますか?良かった!
そう言って頂けると嬉しいです!
ちょっと変化球が多めで申し訳ないのですが楽しんで頂けて良かったです。
お気遣い有難うございます。こちらこそいつもコメントを頂き励みになっております。
N*様も良いお年をお迎え下さいませ。
来年も宜しくお願い致します。
コメント有難うございました(^^)
いつもお読み頂き有難うございます。
拙宅のつかつく、動いていますか?良かった!
そう言って頂けると嬉しいです!
ちょっと変化球が多めで申し訳ないのですが楽しんで頂けて良かったです。
お気遣い有難うございます。こちらこそいつもコメントを頂き励みになっております。
N*様も良いお年をお迎え下さいませ。
来年も宜しくお願い致します。
コメント有難うございました(^^)
アカシア
2015.12.31 00:05 | 編集

このコメントは管理人のみ閲覧できます

いつも素敵な小説をありがとうございます!更新される度ワクワクしながら読んでおります。そんな日々を贈らせてくれる作者様に感謝!今年はお世話になりました。m(__)m善いお年をお迎え下さいませ(*^▽^*)
エミ
2015.12.31 11:28 | 編集

このコメントは管理人のみ閲覧できます

た*き様
いえいえ、全くその様な事はありませんので(笑)
大歓迎ですので!皆様色々なお気持ちがあってのことですので、溢れる思いをお聞かせ下さい(^^)
た*き様も素敵な年の瀬をお過ごし下さいませ。
お忙しい中コメント有難うございました(^^)
いえいえ、全くその様な事はありませんので(笑)
大歓迎ですので!皆様色々なお気持ちがあってのことですので、溢れる思いをお聞かせ下さい(^^)
た*き様も素敵な年の瀬をお過ごし下さいませ。
お忙しい中コメント有難うございました(^^)
アカシア
2015.12.31 20:35 | 編集

そ*様
はじめまして。
いつもお読み頂き有難うございます。
本当ですか?お楽しみのひとつに加えて頂けるだけで嬉しいです!有難うございます。
そ*様も良い年の瀬をお過ごしになっていらっしゃると思います。どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
年末のお忙しい中コメント有難うございます(^^)
はじめまして。
いつもお読み頂き有難うございます。
本当ですか?お楽しみのひとつに加えて頂けるだけで嬉しいです!有難うございます。
そ*様も良い年の瀬をお過ごしになっていらっしゃると思います。どうぞ良いお年をお迎え下さいませ。
年末のお忙しい中コメント有難うございます(^^)
アカシア
2015.12.31 20:47 | 編集

エミ様
はじめまして。
いつもお読み頂き有難うございます。
ワクワクして頂けて嬉しいです!
感謝だなんて勿体ないお言葉を有難うございます。
こちらこそ来年も宜しくお願い致します。
エミ様にも素晴らしい一年が訪れますように。
年末のお忙しい中コメント有難うございました(^^)
はじめまして。
いつもお読み頂き有難うございます。
ワクワクして頂けて嬉しいです!
感謝だなんて勿体ないお言葉を有難うございます。
こちらこそ来年も宜しくお願い致します。
エミ様にも素晴らしい一年が訪れますように。
年末のお忙しい中コメント有難うございました(^^)
アカシア
2015.12.31 21:06 | 編集

も**★様
えっ?沢山の感動?そんな場面がありましたでしょうか?(笑)いえいえ。こちらこそいつも有難うございます。少しでも楽しんで頂ければ嬉しいです!
拙宅の二人は変化球的ですので、軽〜く流してやって下さいませ。今年も残すところ数時間となりました。
年末のお忙しい中コメント有難うございました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します(^^)
えっ?沢山の感動?そんな場面がありましたでしょうか?(笑)いえいえ。こちらこそいつも有難うございます。少しでも楽しんで頂ければ嬉しいです!
拙宅の二人は変化球的ですので、軽〜く流してやって下さいませ。今年も残すところ数時間となりました。
年末のお忙しい中コメント有難うございました。
来年もどうぞ宜しくお願い致します(^^)
アカシア
2015.12.31 21:15 | 編集

このコメントは管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

さ**る様
はじめまして。
明けましておめでとうございます。
早々にご挨拶を頂き有難うございました。
今年もこんな感じのお話しですが、よろしくお願い致します。
さ**る様にとって今年が素晴らしい一年でありますように。
コメント有難うございました(^^)
はじめまして。
明けましておめでとうございます。
早々にご挨拶を頂き有難うございました。
今年もこんな感じのお話しですが、よろしくお願い致します。
さ**る様にとって今年が素晴らしい一年でありますように。
コメント有難うございました(^^)
アカシア
2016.01.02 09:42 | 編集

マ**チ様
はじめまして。
明けましておめでとうございます🌅
そう感じて頂けて嬉しいです!
私もフランス映画、イタリア映画、特に古い映画が好きです。男女の哀愁漂う雰囲気が胸中の琴線に触れます。このお話しの類のイメージはジェラール・フィリップ氏です。彼は若くして亡くなりましたが繊細でインテリジェンスの漂うところが類っぽいかなと思いました。
司のイメージは特に固定はしてはいませんが、彼の柳眉の上げ方はフランス人やイタリア人ぽいところもあるなぁ(笑)と感じています。
歳を重ねてもカッコいい司のイメージは膨らみます。
今年もお読み頂けるとのことで、とても嬉しいです。
こちらこそ宜しくお願い致します。
マ**チ様にとってお喜びの多い一年でありますように。
コメント有難うございました(^^)
はじめまして。
明けましておめでとうございます🌅
そう感じて頂けて嬉しいです!
私もフランス映画、イタリア映画、特に古い映画が好きです。男女の哀愁漂う雰囲気が胸中の琴線に触れます。このお話しの類のイメージはジェラール・フィリップ氏です。彼は若くして亡くなりましたが繊細でインテリジェンスの漂うところが類っぽいかなと思いました。
司のイメージは特に固定はしてはいませんが、彼の柳眉の上げ方はフランス人やイタリア人ぽいところもあるなぁ(笑)と感じています。
歳を重ねてもカッコいい司のイメージは膨らみます。
今年もお読み頂けるとのことで、とても嬉しいです。
こちらこそ宜しくお願い致します。
マ**チ様にとってお喜びの多い一年でありますように。
コメント有難うございました(^^)
アカシア
2016.01.02 10:11 | 編集

このコメントは管理人のみ閲覧できます

の*様
明けましておめでとうございます。
の*様にはブログ開設間もない頃からお読み頂き有難うございます。
そしていつも過分なお言葉を有難うございます。
お正月はいかがお過ごしでしたか?美味しいお料理と美味しいお酒、いいですよね?の*様はどのようなお酒がお好きですか?私は白ワインが好みです(笑)
人生に少しのスパイスが加えられ心が豊かに過ごせたと感じられる。
時間は皆様それぞれに過ぎて行きますが、その時間が有意義だと感じられたのならば、自分にとっての幸せな時間なのでしょうね。
大丈夫です。どの司くんもつくしちゃんもきっと幸せになってくれますから(笑)
幸せの定義は皆様それぞれに違うとは思いますが、の*様の今年一年が幸多いことをお祈りしております。
こちらこその言葉と共に有難うございますと宜しくお願い致しますを添えさせて頂きます。
コメント有難うございました(^^)
明けましておめでとうございます。
の*様にはブログ開設間もない頃からお読み頂き有難うございます。
そしていつも過分なお言葉を有難うございます。
お正月はいかがお過ごしでしたか?美味しいお料理と美味しいお酒、いいですよね?の*様はどのようなお酒がお好きですか?私は白ワインが好みです(笑)
人生に少しのスパイスが加えられ心が豊かに過ごせたと感じられる。
時間は皆様それぞれに過ぎて行きますが、その時間が有意義だと感じられたのならば、自分にとっての幸せな時間なのでしょうね。
大丈夫です。どの司くんもつくしちゃんもきっと幸せになってくれますから(笑)
幸せの定義は皆様それぞれに違うとは思いますが、の*様の今年一年が幸多いことをお祈りしております。
こちらこその言葉と共に有難うございますと宜しくお願い致しますを添えさせて頂きます。
コメント有難うございました(^^)
アカシア
2016.01.03 14:16 | 編集
