自分を殺し続けた20年。
社長業は自分に課せられた運命だと思って受け入れて来た。
だがそんな男にも忘れられないことがある。
長い間記憶の彼方に放りっぱなしにしていた女性との付き合いは短いものだったが、その中で思い出される事のひとつに雨の日の夜があった。
今でも鮮明に思い出すことが出来るそれは今と同じ土砂降りの雨の中、司に背を向け去っていく彼女の後ろ姿。
あの時の彼女の姿は強がりであり、真実は濡れた瞳の奥に隠されていた。
そして、あの時彼女の嘘を見破ることが出来なかった男の姿がそこにあった。
あの頃の司は、彼女の気の強さを理解していたつもりでも理解していなかった。
それは、彼女の心が振子のように揺れ、自分の周りの人間のことを考え司に別れを告げたこと。彼女は正義感が強く自分のことよりも人のことを考える女性だった。
まだ若かった二人にとってあの日のことは、後で笑い話に変わったが、司が彼女に関する全てを忘れた事によって彼女にとっては苦い思いだけを残す話になったはずだ。
だからあの日の雨は今も司の胸に痛みだけを残していた。
そんな遠い昔のことが流れて来る曲に合わせて思い出されたが、対向車のハイビームが目に入りハッとして思考をハンドルの操作に戻した。
それにしてもよく降る雨だ。
そんな思いから司は静かに音楽を流し続けるナビに訊いた。
「おい。雨はまだ降るのか?」
『はい。上空に大きな雨雲がかかっていますのでもう暫くは降るでしょう』
とナビは答えたが少し間を置いて、
『ですがこの雲は東に向かって移動しています。いつまでも降り続く雨ではありません』
と言った。
司は時間からして、もうそろそろ別荘に着くはずだと思いながら注意深く運転を続けたが、ナビが言った通りフロントガラスに叩きつけるように降っていた雨は、やがて小雨に変わり止んだ。
そして雨雲が去り太陽が顏を覗かせると、アスファルトに吸い込まれていた水が蒸気となってゆらゆらと立ち昇る光景が目の前に現れた。
だが立ち昇る蒸気が霧に変わると、雨よりも視界が悪くなったその道を進みながら、本当にもう別荘に着いてもおかしくないはずだと思った。
だがここに来たのは随分と昔のことであり、はっきりとここが別荘の場所だという確信は持てなかった。
その時だった。
『目的地周辺です。案内を終了します。運転お疲れさまでした』
とナビは言ったが、司の前に見えるのはヘッドライトに照らされた霧で、それ以上先は見えなかったが、やはりこの場所は違うような気がした。
それに、どんなに性能がいい機械でも間違えることがあるという思いから司は言った。
「おい。違うんじゃないか?目的地はここじゃないはずだ」
だがナビは、『いいえ。間違っていません。ここがあなたの訪れたかった場所です』と言ったが、その口調はどこか楽しそうに聞こえた。
司はからかわれているのだろうかと思った。
だが相手は機械だ。機械に人をからかうという機能はないはずだと思った。
するとヘッドライトに照らされたゆとっていた霧が渦を巻くようにして消えた。
そしてそこに現れたのは、揺らめく木漏れ日の向こうにある広い草原。
『目的地に到着しました』
ナビは再びそう言うと少し間を置いて言葉を継いだ。
『道明寺。ここに来たかったんでしょ?』
その言葉に司はブレーキを踏みナビに目をやったが、そこには何も表示されない真っ暗なディスプレイがあった。
何も表示されていないディスプレイ。
その状況に気付いたのは、ナビが喋るのを止め聞き覚えのある音楽を流し始めてからだが、機能を停止したような画面に故障かと思った。だが過去を振り返っていた男はただ静かに流れる音楽に耳を傾けていて、画面が映らなくともさして気に留めなかった。
だが今ナビは道明寺と彼の名を呼んだ。
そして音の流れが途絶えた車の中は静かな空気だけがあった。
その時、司の口を突いたのは、
「牧野…..お前か?」
するとナビは『そうよ』と言った。
司は目を閉じると暫くそのままじっとしていたが、目を開くとダッシュボードで光る数字に目をやった。
時計は午後4時を過ぎたところで、傾いて来ていた陽射しは山の影に隠れようとしていたが、司は助手席に置いてあった花束を手に車を下りた。
それはあらかじめ花屋に頼んであった花で、西田と運転手を背後に残し高速に乗るまでの間に立ち寄り受け取っていた。
「牧野。お前の誕生花ってなんだ?」
「え?」
「だから生まれた日の花だよ。知らねえのかよ?女ってのはそういったものに興味があるんだろ?」
「言いたくない」
「なんでだよ?」
「だってあんたはその花のこと知らないと思うから」
「知らなくてもいいから教えろよ?」
「うん…..あたしの誕生花はストロベリーキャンドルって花。訊いたことないでしょ?
花言葉は善良って言うんだけど、それは花じゃなくてただの草なの。だから雑草のあたしにはぴったりかもしれない」
「へえ。そうか。お前やっぱ雑草なんだな?」
「うるさいわね!雑草で悪かったわね!そんなこと言うけどあんたの誕生花って何か知ってるの?」
「ああ。知ってるぜ。俺は赤いバラだ。情熱的で美しい俺にぴったりだろ?」
そんな会話が交わされたことがあった。
だが後で調べた司の誕生花は白い梅で花言葉は澄んだ心だった。
『道明寺。ここに来たかったんでしょ?』
ナビの言う通りだ。
ナビは彼女で彼女は司の心を読んだ。だからこの場所に連れてきた。
そして司の心に遠い昔の光景が甦った。
それは30年以上前の話であり二人が交際を始めた夏の終わりの光景。
二人っきりになりたいと彼女を無理矢理別荘に誘った男は、彼女の手に指を絡め草原に座らせると隣に横たわった。
そして彼女の膝に頭を乗せたが、それは後にも先にも一度だけの行為でそれ以上のことはなかったが、あの時の事は今も心の中にあって忘れることが出来なかった。
そして彼女を思う気持ちが強くなったのは彼女の死を知ってから。
彼女のことを思い出してから10年たったある日。類から彼女の死を知らせる手紙が届いた。
『牧野。乳癌で亡くなったよ。あいつお前と一緒で一度結婚したけど別れてひとり暮らしだった。多分お前のことを忘れられなかったんだと思う。だってあいつお前が結婚するまではひとりだったんだぞ』
そう書かれていた手紙を読んだ時、涙が頬を伝った。
明日は彼女の命日。
今年は休暇を取ることが出来た。
だから東京を出る前に花屋に立ち寄り花束を受け取ると右側の座席に置いていた。
それは誕生花ではなく彼女が好きだった赤いチューリップの花束。それを二人が横たわって風を感じた場所に供えようと思った。
そんな司の想いを感じ取った彼女は会いに来てくれた。そして傍にいてくれた。
ナビの声にどこか聞き覚えがあると思った。彼女の声に似ていると思った。だが気のせいだと思ったが、話をしていくうちまさかという思いがあった。
そして愛しい人の声は少し大人びていたが間違いなく彼女だった。
だからナビが選んだ曲は二人が一緒に訊いたことがある曲であり、司にとっては思い出の曲。そして恐らく東京を出た時から隣に座っていた彼女は、しっかりとシートベルトが掛けられたチューリップの花束を見て笑ったはずだ。
だがそのチューリップは彼女なのだからベルトで守るのは当然のこと。
そして司はここまで彼女を隣に乗せて来たことになるが、これまで一度も叶えられなかった彼女とのドライブが出来たことに満足していた。
司は草原の中央まで来ると花束を置いた。
「牧野。世界に訪れる闇を一緒に見つめることは出来なかったが、いずれ俺もそっちに行く。だからもう少しだけ待っててくれ」
すると高原の風はビジネスの世界で錆びかけていた司の心に言った。
『うん。待ってるから』
その声が空耳だとしても構わなかった。
彼女の声が胸に満ち溢れた。
そして、雨上がりで潤んだような黄昏を迎えたこの瞬間に永遠を感じていた。
< 完 > *風の手枕*

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社長業は自分に課せられた運命だと思って受け入れて来た。
だがそんな男にも忘れられないことがある。
長い間記憶の彼方に放りっぱなしにしていた女性との付き合いは短いものだったが、その中で思い出される事のひとつに雨の日の夜があった。
今でも鮮明に思い出すことが出来るそれは今と同じ土砂降りの雨の中、司に背を向け去っていく彼女の後ろ姿。
あの時の彼女の姿は強がりであり、真実は濡れた瞳の奥に隠されていた。
そして、あの時彼女の嘘を見破ることが出来なかった男の姿がそこにあった。
あの頃の司は、彼女の気の強さを理解していたつもりでも理解していなかった。
それは、彼女の心が振子のように揺れ、自分の周りの人間のことを考え司に別れを告げたこと。彼女は正義感が強く自分のことよりも人のことを考える女性だった。
まだ若かった二人にとってあの日のことは、後で笑い話に変わったが、司が彼女に関する全てを忘れた事によって彼女にとっては苦い思いだけを残す話になったはずだ。
だからあの日の雨は今も司の胸に痛みだけを残していた。
そんな遠い昔のことが流れて来る曲に合わせて思い出されたが、対向車のハイビームが目に入りハッとして思考をハンドルの操作に戻した。
それにしてもよく降る雨だ。
そんな思いから司は静かに音楽を流し続けるナビに訊いた。
「おい。雨はまだ降るのか?」
『はい。上空に大きな雨雲がかかっていますのでもう暫くは降るでしょう』
とナビは答えたが少し間を置いて、
『ですがこの雲は東に向かって移動しています。いつまでも降り続く雨ではありません』
と言った。
司は時間からして、もうそろそろ別荘に着くはずだと思いながら注意深く運転を続けたが、ナビが言った通りフロントガラスに叩きつけるように降っていた雨は、やがて小雨に変わり止んだ。
そして雨雲が去り太陽が顏を覗かせると、アスファルトに吸い込まれていた水が蒸気となってゆらゆらと立ち昇る光景が目の前に現れた。
だが立ち昇る蒸気が霧に変わると、雨よりも視界が悪くなったその道を進みながら、本当にもう別荘に着いてもおかしくないはずだと思った。
だがここに来たのは随分と昔のことであり、はっきりとここが別荘の場所だという確信は持てなかった。
その時だった。
『目的地周辺です。案内を終了します。運転お疲れさまでした』
とナビは言ったが、司の前に見えるのはヘッドライトに照らされた霧で、それ以上先は見えなかったが、やはりこの場所は違うような気がした。
それに、どんなに性能がいい機械でも間違えることがあるという思いから司は言った。
「おい。違うんじゃないか?目的地はここじゃないはずだ」
だがナビは、『いいえ。間違っていません。ここがあなたの訪れたかった場所です』と言ったが、その口調はどこか楽しそうに聞こえた。
司はからかわれているのだろうかと思った。
だが相手は機械だ。機械に人をからかうという機能はないはずだと思った。
するとヘッドライトに照らされたゆとっていた霧が渦を巻くようにして消えた。
そしてそこに現れたのは、揺らめく木漏れ日の向こうにある広い草原。
『目的地に到着しました』
ナビは再びそう言うと少し間を置いて言葉を継いだ。
『道明寺。ここに来たかったんでしょ?』
その言葉に司はブレーキを踏みナビに目をやったが、そこには何も表示されない真っ暗なディスプレイがあった。
何も表示されていないディスプレイ。
その状況に気付いたのは、ナビが喋るのを止め聞き覚えのある音楽を流し始めてからだが、機能を停止したような画面に故障かと思った。だが過去を振り返っていた男はただ静かに流れる音楽に耳を傾けていて、画面が映らなくともさして気に留めなかった。
だが今ナビは道明寺と彼の名を呼んだ。
そして音の流れが途絶えた車の中は静かな空気だけがあった。
その時、司の口を突いたのは、
「牧野…..お前か?」
するとナビは『そうよ』と言った。
司は目を閉じると暫くそのままじっとしていたが、目を開くとダッシュボードで光る数字に目をやった。
時計は午後4時を過ぎたところで、傾いて来ていた陽射しは山の影に隠れようとしていたが、司は助手席に置いてあった花束を手に車を下りた。
それはあらかじめ花屋に頼んであった花で、西田と運転手を背後に残し高速に乗るまでの間に立ち寄り受け取っていた。
「牧野。お前の誕生花ってなんだ?」
「え?」
「だから生まれた日の花だよ。知らねえのかよ?女ってのはそういったものに興味があるんだろ?」
「言いたくない」
「なんでだよ?」
「だってあんたはその花のこと知らないと思うから」
「知らなくてもいいから教えろよ?」
「うん…..あたしの誕生花はストロベリーキャンドルって花。訊いたことないでしょ?
花言葉は善良って言うんだけど、それは花じゃなくてただの草なの。だから雑草のあたしにはぴったりかもしれない」
「へえ。そうか。お前やっぱ雑草なんだな?」
「うるさいわね!雑草で悪かったわね!そんなこと言うけどあんたの誕生花って何か知ってるの?」
「ああ。知ってるぜ。俺は赤いバラだ。情熱的で美しい俺にぴったりだろ?」
そんな会話が交わされたことがあった。
だが後で調べた司の誕生花は白い梅で花言葉は澄んだ心だった。
『道明寺。ここに来たかったんでしょ?』
ナビの言う通りだ。
ナビは彼女で彼女は司の心を読んだ。だからこの場所に連れてきた。
そして司の心に遠い昔の光景が甦った。
それは30年以上前の話であり二人が交際を始めた夏の終わりの光景。
二人っきりになりたいと彼女を無理矢理別荘に誘った男は、彼女の手に指を絡め草原に座らせると隣に横たわった。
そして彼女の膝に頭を乗せたが、それは後にも先にも一度だけの行為でそれ以上のことはなかったが、あの時の事は今も心の中にあって忘れることが出来なかった。
そして彼女を思う気持ちが強くなったのは彼女の死を知ってから。
彼女のことを思い出してから10年たったある日。類から彼女の死を知らせる手紙が届いた。
『牧野。乳癌で亡くなったよ。あいつお前と一緒で一度結婚したけど別れてひとり暮らしだった。多分お前のことを忘れられなかったんだと思う。だってあいつお前が結婚するまではひとりだったんだぞ』
そう書かれていた手紙を読んだ時、涙が頬を伝った。
明日は彼女の命日。
今年は休暇を取ることが出来た。
だから東京を出る前に花屋に立ち寄り花束を受け取ると右側の座席に置いていた。
それは誕生花ではなく彼女が好きだった赤いチューリップの花束。それを二人が横たわって風を感じた場所に供えようと思った。
そんな司の想いを感じ取った彼女は会いに来てくれた。そして傍にいてくれた。
ナビの声にどこか聞き覚えがあると思った。彼女の声に似ていると思った。だが気のせいだと思ったが、話をしていくうちまさかという思いがあった。
そして愛しい人の声は少し大人びていたが間違いなく彼女だった。
だからナビが選んだ曲は二人が一緒に訊いたことがある曲であり、司にとっては思い出の曲。そして恐らく東京を出た時から隣に座っていた彼女は、しっかりとシートベルトが掛けられたチューリップの花束を見て笑ったはずだ。
だがそのチューリップは彼女なのだからベルトで守るのは当然のこと。
そして司はここまで彼女を隣に乗せて来たことになるが、これまで一度も叶えられなかった彼女とのドライブが出来たことに満足していた。
司は草原の中央まで来ると花束を置いた。
「牧野。世界に訪れる闇を一緒に見つめることは出来なかったが、いずれ俺もそっちに行く。だからもう少しだけ待っててくれ」
すると高原の風はビジネスの世界で錆びかけていた司の心に言った。
『うん。待ってるから』
その声が空耳だとしても構わなかった。
彼女の声が胸に満ち溢れた。
そして、雨上がりで潤んだような黄昏を迎えたこの瞬間に永遠を感じていた。
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司*****E様
おはようございます^^
ナビの声はつくしでしたが10年前に亡くなっていました。
彼女のことを忘れてしまった。思い出しても会わなかった後悔が二度と会えない彼女を呼んだのでしょうねえ。
そしてつくしもナビの声となって司と会話をしていましたが、司にしてみればこの世の人でなくても嬉しかったことでしょう。
本当に好きだった人なら幽霊でも構わない。そんなお話でした^^
コメント有難うございました^^
おはようございます^^
ナビの声はつくしでしたが10年前に亡くなっていました。
彼女のことを忘れてしまった。思い出しても会わなかった後悔が二度と会えない彼女を呼んだのでしょうねえ。
そしてつくしもナビの声となって司と会話をしていましたが、司にしてみればこの世の人でなくても嬉しかったことでしょう。
本当に好きだった人なら幽霊でも構わない。そんなお話でした^^
コメント有難うございました^^
アカシア
2019.09.05 21:53 | 編集

名無し様
はじめまして^^
いつもお読みいただきありがとうございます。
ナビの声はつくしでしたが案内した場所で二人が会うことはありませんでした。
声だけで司の前に現れたつくしは、きっと司の傍にいるんでしょうねえ。
切ないお話となりましたが、この二人が来世では結ばれる運命であることを祈りましょう^^
コメント有難うございました^^
はじめまして^^
いつもお読みいただきありがとうございます。
ナビの声はつくしでしたが案内した場所で二人が会うことはありませんでした。
声だけで司の前に現れたつくしは、きっと司の傍にいるんでしょうねえ。
切ないお話となりましたが、この二人が来世では結ばれる運命であることを祈りましょう^^
コメント有難うございました^^
アカシア
2019.09.05 22:02 | 編集

このコメントは管理人のみ閲覧できます

ふ*******マ様
今晩は^^
はい。司は残りの人生をつくしの存在を感じながら生きて行くのでしょうねえ。
そして今生では一緒になれませんでしたが来世では必ず一緒に....。
人生は一度だけ。悔いのない日々を送ることが出来ればいいのですが、時に自分が歩いて来た道を振り返ることもあると思います。その時そこに見えるのは何か。自分が残してきたものは何か。
そう思うこともあると思いますが、今を一生懸命生きましょう!
コメント有難うございました^^
今晩は^^
はい。司は残りの人生をつくしの存在を感じながら生きて行くのでしょうねえ。
そして今生では一緒になれませんでしたが来世では必ず一緒に....。
人生は一度だけ。悔いのない日々を送ることが出来ればいいのですが、時に自分が歩いて来た道を振り返ることもあると思います。その時そこに見えるのは何か。自分が残してきたものは何か。
そう思うこともあると思いますが、今を一生懸命生きましょう!
コメント有難うございました^^
アカシア
2019.09.05 22:14 | 編集

ま**ん様
ナビの声はつくしでしたが、その人はこの世にはいませんでした。
目的地は二人の思い出の地。短かった二人の恋は終わってしまったようで終わっていなかったようです。
心の中に想う人の存在がある限り、司の恋は続いているということですね?
そして先の世界で待っているつくしの存在に気付いたとき司は微笑んだはずです。
好きな人の声でナビ!
う~ん。嬉しいですけど運転に集中出来るでしょうか?(笑)
司がナビだと喧嘩になる!ワハハ(≧▽≦)
「たらたら運転してんじゃねーよ!」と怒られそうな気がします(笑)
コメント有難うございました^^
ナビの声はつくしでしたが、その人はこの世にはいませんでした。
目的地は二人の思い出の地。短かった二人の恋は終わってしまったようで終わっていなかったようです。
心の中に想う人の存在がある限り、司の恋は続いているということですね?
そして先の世界で待っているつくしの存在に気付いたとき司は微笑んだはずです。
好きな人の声でナビ!
う~ん。嬉しいですけど運転に集中出来るでしょうか?(笑)
司がナビだと喧嘩になる!ワハハ(≧▽≦)
「たらたら運転してんじゃねーよ!」と怒られそうな気がします(笑)
コメント有難うございました^^
アカシア
2019.09.05 22:27 | 編集

ふ**ん様
秋の短編(笑)
こちらはお迎えシリーズではなく、おひとり様シリーズでした(;^ω^)
手枕は腕枕と同じことなのですが、司は愛しい人に腕枕をして眠りたかったようです。
そういった状況になるということは、愛し合った後ということなのですが、高校生の頃に彼女のことを忘れた男は、それを経験することは出来ませんでした。
けれど導かれるように二人が訪れたことがある場所で彼女の魂を感じました。
そしてそれは車の中でも…..。
司は今夜別荘に泊ります。そこで風になった彼女に手枕をして眠ることになるのでしょうね。
手枕をずっとしていると腕が痺れることもですが、夜明けと共に相手がその腕から離れることは分かっていることから、手枕にはひとときの儚い夢という意味が込められていると思って下さって間違いありません。
ということで、こちらのお話は司がおひとり様のお話でした^^
秋になると何故かお迎えシリーズやおひとり様シリーズに走りがちになりますが、どちらも命名ありがとうございます!気に入ってます!(*^-^*)
コメント有難うございました^^
秋の短編(笑)
こちらはお迎えシリーズではなく、おひとり様シリーズでした(;^ω^)
手枕は腕枕と同じことなのですが、司は愛しい人に腕枕をして眠りたかったようです。
そういった状況になるということは、愛し合った後ということなのですが、高校生の頃に彼女のことを忘れた男は、それを経験することは出来ませんでした。
けれど導かれるように二人が訪れたことがある場所で彼女の魂を感じました。
そしてそれは車の中でも…..。
司は今夜別荘に泊ります。そこで風になった彼女に手枕をして眠ることになるのでしょうね。
手枕をずっとしていると腕が痺れることもですが、夜明けと共に相手がその腕から離れることは分かっていることから、手枕にはひとときの儚い夢という意味が込められていると思って下さって間違いありません。
ということで、こちらのお話は司がおひとり様のお話でした^^
秋になると何故かお迎えシリーズやおひとり様シリーズに走りがちになりますが、どちらも命名ありがとうございます!気に入ってます!(*^-^*)
コメント有難うございました^^
アカシア
2019.09.06 21:42 | 編集

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ふ**ん様
司の腕枕で眠る女。
そしてその女の身体をしっかりと抱く男。
実体はなくても、そこに魂がある限り、そして自分がその人を忘れないかぎり愛は存在する。
司はそう思っていることでしょう。
人生の酸いも辛いも...(滝汗)
人生色々ですからねえ。
そして人生に待ったはなく、乗り越えていくしかありませんから頑張るしかありません(;^ω^)
タイトル。なんじゃこりゃ!もあると思いますが、その時は笑ってやって下さいませ。
コメント有難うございました^^
司の腕枕で眠る女。
そしてその女の身体をしっかりと抱く男。
実体はなくても、そこに魂がある限り、そして自分がその人を忘れないかぎり愛は存在する。
司はそう思っていることでしょう。
人生の酸いも辛いも...(滝汗)
人生色々ですからねえ。
そして人生に待ったはなく、乗り越えていくしかありませんから頑張るしかありません(;^ω^)
タイトル。なんじゃこりゃ!もあると思いますが、その時は笑ってやって下さいませ。
コメント有難うございました^^
アカシア
2019.09.08 08:50 | 編集
