「それで司。お前知ってるのか?あの高森真理子がどこにいるのか。いやあの女は離婚して今は旧姓に戻って川上真理子になったが理恵って名前で銀座でホステスとして働いてるそうだ」
司の執務室を気軽に訪れることが出来るのはあきらだが、そのあきらは面白いものを見たと司の元を訪れた
あきらは、かつて真理子が司に興味を持ち触手を伸ばして来たことを知っている。
そして高森夫婦は道明寺司を相手に勝てないビジネスをしようとして潰された。
あきらは司の幼馴染みであり親友だが、ビジネスに於いてはライバルだ。そして道明寺司を相手にビジネスをするとなれば、厳しい局面が待ち受けていることを覚悟しなければならないことを知っている。何しろビジネスの手腕は、鉄の女と言われる母親に引けを取らないと言われるほどシビアだからだ。
そして昨日の夜、取引先の接待で連れていかれたバーで真理子が男といるのを見た。
それはホステスが店が閉まった後に客と食事や飲みに行くアフターに思えたが、真理子と男の態度はアフター以上に親密そうに見えた。
店は、ホステスが客と食事や待ち合わせをして出勤する同伴出勤を歓迎する。
それは客を店に呼ぶ行為だからだが、アフターは閉店後の行動であり店に利益を生まない。
だから店は閉店後のホステスの行動に関心はない。それにアフターはホステスにすればサービス残業以外の何ものでもない。
それに真理子という人間が進んでサービスをするとは思えず、目的は相手の男から金を搾り取ることだとあきらはすぐに理解した。
「あの女。金の切れ目が縁の切れ目とばかり高森隆三と離婚したが、今度は自分と同じくらいの年齢の男を掴まえたようだぞ?」
「そうか。高森と別れたとは訊いたが、ホステス上がりの女は銀座に戻ったか」
「ああ。店の女の子はアルバイトを入れて12人って店だ。目抜き通りじゃない裏通りにあるビルの5階だ」
あきらは真理子を見かけると、ウィスキーの水割りを運んで来たボーイにあの女は誰だと耳打ちした。すると、「近くの店の理恵って名前のホステスですよ。本名は知りませんがね。お客を連れてよく来ますよ」と言った。
だからあきらはボーイに幾らかの金を握らせ二人の会話の一端を訊いた。
「あの女は色々と週刊誌に書き立てられた女だ。そんな女に手を出す男がいるのかと思ったが、意外と気にしない男もいるもんだと感心したぜ。まあ。週刊誌の記事は毎週話題が変わる。いつまでもひとつのことだけに焦点を当てる雑誌はないからな。あの女のことも直ぐに忘れられるってことだが、今ではあの女は自分の見栄を満足させることが一番ってことで、どうやら自分の店を持ちたいようだ。それでその金を男に出させようとしているようだ」
そしてボーイが言うには相手の男は言葉に訛りがあり、東京の人間ではないと言った。
それならどこか地方の金がある男ということだ。
「自分を目当てに通って来る男を掴まえたってことか?」
「ああ。そう言うことだが、他にもボーイは面白いことを言ってたぞ。理恵には気に入らない女がいて、その女が昔嫌いだった女に似ていて金持ちの男と一緒にいるのが気に食わないってな。その話を男に延々としていたそうだが、なあ。その女ってのは例のサメを研究している准教授のことじゃねぇのか?お前、あの先生とはどうなった?」
「牧野つくしか?」
「ああ。牧野って名前だったか。とにかくお前が謎の電話の男と演じ分けて女の裏表を調べるとかなんとか言ってたが結局惚れたって女だ」
あきらは、恋をしたことがない親友が惚れたという女が深海ザメの研究をする准教授だと訊いた時は驚いたが、ついにこの男も年貢の納め時が来たかと胸の奥では笑っていた。
そして大学のホームページで女の顔を見たが、化粧で顔色を誤魔化すような女ではなく、ごく自然な表情は自分達の周りいる女たちとは明らかに違っていた。
「今度の日曜会うことになってる」
「は?なんだよそれ?もしかしてお前ら付き合い始めたのか?おいおい暫く話を訊かなかったうちにそういう関係になったのか?」
「いや、そうじゃない」
「そうじゃないならなんだよ?」
「まだ俺が電話の男だとは言ってない」
「はぁ?」
「だから電話の男が俺だとは言ってない。けど俺は電話の男として牧野つくしと会う約束をした」
「おい、ちょっと待て。話が見えねぇが、つまり次の日曜って明後日か?その准教授と会って自分が誰だがカミングアウトするってことか?いや。俺が知らない間にお前とその牧野って先生との間に何があったか知らねぇけど、その状況は女にしてみればバカにされたと思うぞ?だってそうだろ?お前は道明寺司として女に接しながら、もう一方で別の男を演じてた。それもその女の本性を知るためだったんだろ?お前そのことをどう話すつもりだ?」
あきらの親友は今まで女と名が付く生き物に対し不真面目だったという言葉が正しいのか分からないが、女の気持ちというものを理解していなかったと考えている。だからそんな言葉が口を突いたが、その言葉を受けた男は言った。
「あきら。俺は全てを正直に話す。間違い電話の相手は俺で、その俺は別人になりすましてたってな」
会おうと言った時点で言うべきことは決まっていた。
それは自分が嘘をついていた理由について。
そして三条桜子から言われた『あなたは女性にとって男性には見られたくないものを見られた女性に対してどう言葉をかけるおつもりですか?』の答え。
「いや。だから司お前な、全てを正直に話すって言うがお前とその電話の男が同一人物だって知った時の女の気持ちを考えてみろ。絶対にブチ切れるぞ?」
「ああ。そうだろうな」
「ああそうだろうって……分かってて何故なんだ?別にお前がカミングアウトしなくても、電話の男は連絡を絶って関係を終わればいいんじゃねぇのか?女が知っているのは、お前の電話番号だけ。それ以外何を知ってる?何も知らねぇんだろ?だからある日突然連絡が取れなくなったとしても、女が電話の男を探すことは出来ない。ほっとけばそれで二人の関係は終わりだ。それから先は道明寺司として女を口説けばいいんじゃねぇのか?」
司は、それも考えた。
けれどそれでは自分の気が済まないと気付いたからだ。
それは、二人は同じ男だが、牧野つくしが別々の男だと思っている以上、彼女の気持ちがもうひとりの司である電話の男に向いていることが分かっているからだ。だから彼女に自分を見てもらうためには、本当のことを話さなければならないと思った。
そして司は、牧野つくしが自分に心を開かないが電話の男との会話には積極的であることの理由として彼女の足にある傷跡について話をした。
「そうか…….。身体の傷のせいで心を閉ざしているってことか。頭のいい学者先生は男の態度に傷ついたから現実の男より電話だけの男の方がいいってことか」
あきらはそこで一旦口を閉ざしたが、あきらには双子の妹がいて、彼女たちが身体に傷を作ったことで心を閉ざすことがあれば、自分は兄としてどうするだろうかという思いが頭を過った。
そして親友が口を開くのを待ったが何も言わないことに、ふたたびあきらが口を開いたが、それは確信をもっての言葉だった。
「つまり学者先生は電話の男に対して好意を抱いている。だがそれはお前に対してじゃない。だからお前は電話の男に嫉妬しるってことだな?」
あきらは司の顔を見ているが、その表情が変わることはなかった。
だがそれをいつもの表情と見るあきらはではない。
それは少年の頃、端正で美しいと言われていた顔が青年期を迎え男らしさを増した顔に変わり、やがてビジネスマンの顔に変わり、そして未来の経営者としての顔に変わった時と同じで純粋に恋をした男の顔をそこに見た。
「司。お前もどこにでもいる男と同じってことか?」
と、あきらは笑ったが、すぐに真顔になり、心配する口調に変わった。
「高森真理子。いや川上真理子には気をつけろ。あの女。高森の妻だった頃は社長夫人という立場から歯止めが効いてたかもしれねぇが、ボーイの口ぶりからして今となっては自分の存在が無視されることが許せないって感じで他人との関係は見下すか媚びるかでしか見てない。そんな女は気に食わない人間が許せないのと同じで、自分よりも優位な立場の人間を恨むことを止めない。裕福な暮らしを奪った相手を憎んでるはずだ。そうなると憎むことが幸せだと感じる憎しみ依存症のようなもんだ。そしてその憎しみは自分より強い相手に向けられることはない。向けたところで勝てない。どうにもならないことを知っているからだ。だからその思いは別の者に向けられることになる」
「ああ。分かってる。彼女は大学近くの駅のホームで後ろから押された。夜の大学図書館で書庫に閉じ込められて足を捻挫した」
司は、あきらの言わんとすることを理解しているとばかりに、これまでに起こった事実を淡々と伝えた。
「そうか。ホームで後ろから押されたのも、書庫に閉じ込められたのも、どっちも計画的な匂いがないとは言えねぇな。ま、おまえのことだ。ガードは付けてるんだろ?」
「ああ。本人には分かんねぇように付けてる。大学構内は学生のフリをした男たちがガードしてる。それからつい最近まで足を捻挫したことを口実に送り迎えをしていた。それについては終わったが、自宅を出てから戻るまで監視を付けてる」
「それならいい。自分が惚れた女を守れねぇようじゃ男が廃るからな」
と言って笑うあきらは、苦笑しながらも嬉しそうに言葉を継いだ。
「それにしても、天下の道明寺司もそこらへんにいる男と同じで恋をすれば相手の気持ち全てで自分を見て欲しいってことか」
と改めて言うと、司は自嘲的に笑ったが、その笑い方はあきらが今まで見たことがない表情だった。

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司の執務室を気軽に訪れることが出来るのはあきらだが、そのあきらは面白いものを見たと司の元を訪れた
あきらは、かつて真理子が司に興味を持ち触手を伸ばして来たことを知っている。
そして高森夫婦は道明寺司を相手に勝てないビジネスをしようとして潰された。
あきらは司の幼馴染みであり親友だが、ビジネスに於いてはライバルだ。そして道明寺司を相手にビジネスをするとなれば、厳しい局面が待ち受けていることを覚悟しなければならないことを知っている。何しろビジネスの手腕は、鉄の女と言われる母親に引けを取らないと言われるほどシビアだからだ。
そして昨日の夜、取引先の接待で連れていかれたバーで真理子が男といるのを見た。
それはホステスが店が閉まった後に客と食事や飲みに行くアフターに思えたが、真理子と男の態度はアフター以上に親密そうに見えた。
店は、ホステスが客と食事や待ち合わせをして出勤する同伴出勤を歓迎する。
それは客を店に呼ぶ行為だからだが、アフターは閉店後の行動であり店に利益を生まない。
だから店は閉店後のホステスの行動に関心はない。それにアフターはホステスにすればサービス残業以外の何ものでもない。
それに真理子という人間が進んでサービスをするとは思えず、目的は相手の男から金を搾り取ることだとあきらはすぐに理解した。
「あの女。金の切れ目が縁の切れ目とばかり高森隆三と離婚したが、今度は自分と同じくらいの年齢の男を掴まえたようだぞ?」
「そうか。高森と別れたとは訊いたが、ホステス上がりの女は銀座に戻ったか」
「ああ。店の女の子はアルバイトを入れて12人って店だ。目抜き通りじゃない裏通りにあるビルの5階だ」
あきらは真理子を見かけると、ウィスキーの水割りを運んで来たボーイにあの女は誰だと耳打ちした。すると、「近くの店の理恵って名前のホステスですよ。本名は知りませんがね。お客を連れてよく来ますよ」と言った。
だからあきらはボーイに幾らかの金を握らせ二人の会話の一端を訊いた。
「あの女は色々と週刊誌に書き立てられた女だ。そんな女に手を出す男がいるのかと思ったが、意外と気にしない男もいるもんだと感心したぜ。まあ。週刊誌の記事は毎週話題が変わる。いつまでもひとつのことだけに焦点を当てる雑誌はないからな。あの女のことも直ぐに忘れられるってことだが、今ではあの女は自分の見栄を満足させることが一番ってことで、どうやら自分の店を持ちたいようだ。それでその金を男に出させようとしているようだ」
そしてボーイが言うには相手の男は言葉に訛りがあり、東京の人間ではないと言った。
それならどこか地方の金がある男ということだ。
「自分を目当てに通って来る男を掴まえたってことか?」
「ああ。そう言うことだが、他にもボーイは面白いことを言ってたぞ。理恵には気に入らない女がいて、その女が昔嫌いだった女に似ていて金持ちの男と一緒にいるのが気に食わないってな。その話を男に延々としていたそうだが、なあ。その女ってのは例のサメを研究している准教授のことじゃねぇのか?お前、あの先生とはどうなった?」
「牧野つくしか?」
「ああ。牧野って名前だったか。とにかくお前が謎の電話の男と演じ分けて女の裏表を調べるとかなんとか言ってたが結局惚れたって女だ」
あきらは、恋をしたことがない親友が惚れたという女が深海ザメの研究をする准教授だと訊いた時は驚いたが、ついにこの男も年貢の納め時が来たかと胸の奥では笑っていた。
そして大学のホームページで女の顔を見たが、化粧で顔色を誤魔化すような女ではなく、ごく自然な表情は自分達の周りいる女たちとは明らかに違っていた。
「今度の日曜会うことになってる」
「は?なんだよそれ?もしかしてお前ら付き合い始めたのか?おいおい暫く話を訊かなかったうちにそういう関係になったのか?」
「いや、そうじゃない」
「そうじゃないならなんだよ?」
「まだ俺が電話の男だとは言ってない」
「はぁ?」
「だから電話の男が俺だとは言ってない。けど俺は電話の男として牧野つくしと会う約束をした」
「おい、ちょっと待て。話が見えねぇが、つまり次の日曜って明後日か?その准教授と会って自分が誰だがカミングアウトするってことか?いや。俺が知らない間にお前とその牧野って先生との間に何があったか知らねぇけど、その状況は女にしてみればバカにされたと思うぞ?だってそうだろ?お前は道明寺司として女に接しながら、もう一方で別の男を演じてた。それもその女の本性を知るためだったんだろ?お前そのことをどう話すつもりだ?」
あきらの親友は今まで女と名が付く生き物に対し不真面目だったという言葉が正しいのか分からないが、女の気持ちというものを理解していなかったと考えている。だからそんな言葉が口を突いたが、その言葉を受けた男は言った。
「あきら。俺は全てを正直に話す。間違い電話の相手は俺で、その俺は別人になりすましてたってな」
会おうと言った時点で言うべきことは決まっていた。
それは自分が嘘をついていた理由について。
そして三条桜子から言われた『あなたは女性にとって男性には見られたくないものを見られた女性に対してどう言葉をかけるおつもりですか?』の答え。
「いや。だから司お前な、全てを正直に話すって言うがお前とその電話の男が同一人物だって知った時の女の気持ちを考えてみろ。絶対にブチ切れるぞ?」
「ああ。そうだろうな」
「ああそうだろうって……分かってて何故なんだ?別にお前がカミングアウトしなくても、電話の男は連絡を絶って関係を終わればいいんじゃねぇのか?女が知っているのは、お前の電話番号だけ。それ以外何を知ってる?何も知らねぇんだろ?だからある日突然連絡が取れなくなったとしても、女が電話の男を探すことは出来ない。ほっとけばそれで二人の関係は終わりだ。それから先は道明寺司として女を口説けばいいんじゃねぇのか?」
司は、それも考えた。
けれどそれでは自分の気が済まないと気付いたからだ。
それは、二人は同じ男だが、牧野つくしが別々の男だと思っている以上、彼女の気持ちがもうひとりの司である電話の男に向いていることが分かっているからだ。だから彼女に自分を見てもらうためには、本当のことを話さなければならないと思った。
そして司は、牧野つくしが自分に心を開かないが電話の男との会話には積極的であることの理由として彼女の足にある傷跡について話をした。
「そうか…….。身体の傷のせいで心を閉ざしているってことか。頭のいい学者先生は男の態度に傷ついたから現実の男より電話だけの男の方がいいってことか」
あきらはそこで一旦口を閉ざしたが、あきらには双子の妹がいて、彼女たちが身体に傷を作ったことで心を閉ざすことがあれば、自分は兄としてどうするだろうかという思いが頭を過った。
そして親友が口を開くのを待ったが何も言わないことに、ふたたびあきらが口を開いたが、それは確信をもっての言葉だった。
「つまり学者先生は電話の男に対して好意を抱いている。だがそれはお前に対してじゃない。だからお前は電話の男に嫉妬しるってことだな?」
あきらは司の顔を見ているが、その表情が変わることはなかった。
だがそれをいつもの表情と見るあきらはではない。
それは少年の頃、端正で美しいと言われていた顔が青年期を迎え男らしさを増した顔に変わり、やがてビジネスマンの顔に変わり、そして未来の経営者としての顔に変わった時と同じで純粋に恋をした男の顔をそこに見た。
「司。お前もどこにでもいる男と同じってことか?」
と、あきらは笑ったが、すぐに真顔になり、心配する口調に変わった。
「高森真理子。いや川上真理子には気をつけろ。あの女。高森の妻だった頃は社長夫人という立場から歯止めが効いてたかもしれねぇが、ボーイの口ぶりからして今となっては自分の存在が無視されることが許せないって感じで他人との関係は見下すか媚びるかでしか見てない。そんな女は気に食わない人間が許せないのと同じで、自分よりも優位な立場の人間を恨むことを止めない。裕福な暮らしを奪った相手を憎んでるはずだ。そうなると憎むことが幸せだと感じる憎しみ依存症のようなもんだ。そしてその憎しみは自分より強い相手に向けられることはない。向けたところで勝てない。どうにもならないことを知っているからだ。だからその思いは別の者に向けられることになる」
「ああ。分かってる。彼女は大学近くの駅のホームで後ろから押された。夜の大学図書館で書庫に閉じ込められて足を捻挫した」
司は、あきらの言わんとすることを理解しているとばかりに、これまでに起こった事実を淡々と伝えた。
「そうか。ホームで後ろから押されたのも、書庫に閉じ込められたのも、どっちも計画的な匂いがないとは言えねぇな。ま、おまえのことだ。ガードは付けてるんだろ?」
「ああ。本人には分かんねぇように付けてる。大学構内は学生のフリをした男たちがガードしてる。それからつい最近まで足を捻挫したことを口実に送り迎えをしていた。それについては終わったが、自宅を出てから戻るまで監視を付けてる」
「それならいい。自分が惚れた女を守れねぇようじゃ男が廃るからな」
と言って笑うあきらは、苦笑しながらも嬉しそうに言葉を継いだ。
「それにしても、天下の道明寺司もそこらへんにいる男と同じで恋をすれば相手の気持ち全てで自分を見て欲しいってことか」
と改めて言うと、司は自嘲的に笑ったが、その笑い方はあきらが今まで見たことがない表情だった。

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司*****E様
おはようございます^^
あきらから真理子についての注意喚起を受けた司。
真理子が何かを企んでいるとすれば、それは自分がこうなったことへの復讐なのでしょうか。
でもあきらが言ったように、司に対して何か出来るとは思っていないでしょうねぇ。
と、なると.....ん?
そして司とつくしの対面はうまくいくのでしょうかねぇ(笑)
コメント有難うございました^^
おはようございます^^
あきらから真理子についての注意喚起を受けた司。
真理子が何かを企んでいるとすれば、それは自分がこうなったことへの復讐なのでしょうか。
でもあきらが言ったように、司に対して何か出来るとは思っていないでしょうねぇ。
と、なると.....ん?
そして司とつくしの対面はうまくいくのでしょうかねぇ(笑)
コメント有難うございました^^
アカシア
2019.03.02 21:51 | 編集
