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2016
12.18

金持ちの御曹司~お気に召すまま~

大人向けのお話です。
未成年者の方、またはそのようなお話が苦手な方はお控え下さい。
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他人にはないものを持っている人間こそ、大物になれる。
そして、物静かな人物こそ大物。
それは、まさにオレの事だ。
俺が今こんなふうに思えるのも、ある女との出会いがあったからだ。

司の人生を変えるほどの衝撃的な出会い。
それは17歳の頃。
まさに内臓をわしづかみされ、口から引き出されるほどの衝撃的な出会いから始まった。
それ以来、司の人生はひとりの女性によって左右されることになった。
それまでの彼の人生は至って普通。ただし、それは彼が思っているだけで、周りの人間はそうは考えていなかった。
悪友たちが言った。

『 今までいったい何人の人間がおまえに振り回されて来たことか! 』

だが、そんな過去の話も今はどうでもいい。


それより今の司には悩みがある。
実は昔、牧野が世田谷の邸で司専属のメイドをしたことがあった。
その時のメイドの制服が今、再び司の目の前にあることだ。
執務室に持ち込まれたその制服。
きちんとクリーニングがされ、綺麗に箱に入れられたソレ。
色々あって行方知れずになっていたメイド服。
司はそのメイド服をつくしに着て欲しいと思っている。
そしてもちろん、彼専属のメイドとして傍に仕えて欲しいと願った。

なんとか叶えたいこの思い。
この機会を逃せば一生に一度のチャンスを失うことになる。
あれから何年だ?
いや。年を考えると恐ろしいことになるから考えることは止めた。
それにあいつにしても、このサイズの制服が入るかどうかが問題だ。
何しろあいつの胸はあの当時と比べれば、多少なりとも大きくなったはずだ。

俺の努力のおかげで。

まあいい。

胸のことはなんとでもなる。
むしろピチピチで弾けんばかりの方がいいに決まってる。
そんなことを思えば急にいっぱいいっぱいになる司のスラックス。
準備万端とばかりに立ち上がる興奮の証。
自動発火一歩手前。
まさにむせび泣く寸前だ。
いや。もう泣いているかもしれない。
そうなると、司の妄想は止まらなくなっていた。






邸にある執務室で新聞を広げる司。
コンコン。
ドアをノックする音がした。

「入れ」

その声に入口で一礼をし、足を踏み入れ、立ち止まる牧野。
やはりメイド服は胸のあたりが合わなかったのか、ボタンが外されていた。

「道明寺…」
「牧野、誰が道明寺だなんて呼び捨てにしていいっていった?おまえは俺専属のメイドだ。ご主人様と呼ぶのがあたり前だろ?」
「…はい。申し訳ございません…ご主人様」

あの当時から一度やってみたいと思っていたご主人様とメイドごっこ。
ご主人様とか、坊っちゃんとか、司様とか、旦那様とか色々と呼び方を考えたがどうもしっくりこねぇ。だがいつもとは違うシュチュエーションに燃えることは間違いない。
黒いワンピースの制服に、フリルの付いた白いエプロン。スカートの丈は短く、案の定、胸にある3つのボタンは外されていた。確かに高校生の頃に比べたら胸がデカくなったよな?
それは、ひとえにおれの努力の賜物だろ?


「こっちに来るんだ、牧野」

司は入口に立ち尽くすつくしを呼んだ。
真っ赤な顔に、どこか頼りなさげな仕草の牧野。
ぎこちなく司の傍へと歩み寄った。
途端、司は女の腰を掴み、ぐっと引き寄せ、後ろ向きに自分の膝の上に座らせた。
司の膝を跨ぐような姿勢。白いほっそりとした脚を開き、司のたくましい太腿の外へとかわされた。すると、彼は脚を開き、つくしの腿を大きく開く。

「じっとしてろ」
司が命じる。
「……あっ…!」

手がスカートの中へ差し込まれ、くちゅと音を立て指が2本入れられる。
ソコに飲み込まれた司の指は、つくしの蜜壺の中をゆっくりと掻き回す。
下着を着けるなと言われているつくしの下半身は丸見えだ。

「言いつけは守ったようだな?」

凄みのある声は昔の司を彷彿とさせる。
まだつくしを知らなかったあの頃、狂気と言われていた男の声。

「おまえ、信じられねぇくれぇぐっしょり濡れてるじゃねぇかよ?」

司の片手はつくしの顎を取り、振り向かせた。
すると、口元を、司の親指がゆっくりとなぞっていた。

「けど、なんで昨日の夜は俺の部屋へ来なかった?おまえの仕事は俺の夜の相手だろ?」

夜伽をしろと言われていた女。
つくしは膝の上で身体を強張らせ、目を見開き司の顔を見つめ、息をのんでいた。

「・・も、申し訳ございません。・・昨日は・・疲れて部屋で寝てしまいました」

嘘が嫌いな女のいう事は本当だろう。言うとスッと目を伏せた。

「おまえの態度は使用人としてどうなんだ?決められたことが守れねぇ。主人の言いつけが守れねぇって言うならお仕置きが必要だな。なあ牧野?」

にやっと笑った司は、つくしの下半身に差し込む指を増やし、緩急をつけて出し入れする。
深く押し入った指は角度を変え、内壁を擦る。
中で指を広げ、秘蜜を溢れさせ、身体の奥の疼きを引き出す行為を繰り返す。
司の太腿の上で、身をくねらせて逃げようとする女。
だが、司の手はそれを許そうとしない。脚を大きく開かせ、後ろから伸ばした手で蜜壺の蜜を溢れさせ、水音を聞かせ、容赦なくつくしの羞恥を煽った。

「・・・ぁん・・っ・・・ああっ・・!だ、駄目です・・っ・・あああっ!ああっん!」

ゆっくりと、抽出を繰り返す。
中を掻き混ぜ、ねっとりとした蜜を滴らせ、引き抜くと司は我慢しきれず、指を舐めた。

「・・たまんねぇな、その声・・」

顎を取った男の、妖艶な瞳がつくしを見据えた。
耳元に、低く響く男の声だけで、女は益々濡れていた。
興奮を呼び覚ます男のバリトンヴォイス。
どんな女も、その声だけでイってしまうと言われる美声。
だが、その声が愛を囁くのは牧野つくしだけ。

「どうした?牧野?おまえが昨日欲しかったモノをこれから与えてやろうって言うんだ。なにが不満なんだ?」

どうか、お願い。と泣いて言うまで繰り返されるその行為。
俺を求めて泣いてくれ。
俺が欲しいと言ってくれ。
必死に逃れようとする身体を、逃がすものかと己の身体に押し付け、親指で敏感な突起を潰し、擦る。

「・・ご、ご主人さま・・お願い・・・」

震える女の唇から漏れたお願いの言葉。
司がいつも聞きたいと思っていたつくしの懇願。
純真だった女がいつも口にすることを躊躇う言葉が聞けたと司は喜んだ。

「・・いい子だ。牧野。おまえが欲しがるものなら、なんでもやる」

司はつくしを膝の上から下ろし、デスクの上に横たえ、両脚を開くと肩の上へとかけた。

「痛かったら言えよ、つくし・・」


だがその瞬間は突然訪れた。
まさにつくしの身体を貫こうとした瞬間。

「・・・コホン」

司は瞬時に忘却の状態から甦った。
気付けば西田が真正面から見据えていた。

「支社長、いつまでその箱を抱きしめていらっしゃるおつもりですか?」

司はメイド服の入った箱を形が変わるほど抱きしめ、頬ずりしていた。

美しい堕天使と言われる男は、一瞬とぼけた顔になると、言った。

「・・・西田。誰にも言うな!」





***





その日の夜、マンションに帰った司はつくしの出迎えを受けた。
「道明寺。おかえり!」
つくしは司が抱えて帰ってきた箱に目をやると聞いた。
「ねえ?その箱なに?」
学校の制服が入っていそうなその箱。
「これか?なんか邸の大掃除してたら見つかったらしいぞ?おまえのモンだ」
「うそ!あたし世田谷のお邸に何か忘れ物でもした?」

ああ。何年も前に忘れたモノがある。
忘れたなんて言わせねぇ。
それは俺とおまえの懐かしい青春の思い出だ。

「開けてみろ」
言われたつくしはテーブル上に箱を置くと、蓋を取る。
「うわぁ!懐かしい!これ道明寺のところのメイド服じゃない?今のと違うけど、あたしが邸に住み込んでいた時の服よね?」
「これはおまえの着てた服だ」
「うそ!まだあったの?・・懐かしい・・」

その時、ちらっと視線を司に移したつくし。

「・・もしかして道明寺。このメイド服をあたしに着て欲しくて持って帰って来たんじゃない?」
まさに図星。司は慌てた。
「な、なに言ってんだ?そんなことあるわけねぇだろ?なんで俺がそんなこと考えるんだ?」
「ふーん。そっか。じゃあこのメイド服、どうして持って帰ったの?」
「それはおまえに懐かしいだろって見せる為で、別におまえに着て欲しいだなんて思ってねぇ・・・」
しかし言いながら、司の胸に期待が広がっていた。
「・・そう。・・・でも道明寺がお願いするなら・・着てもいい・・」
小声で呟くつくしの言葉に司の顔は緩んでいた。





どちらがご主人様だかわからない。
だがそれでもいい。
そうとも。この挑戦を止めるつもりはない。
何年かぶりのメイド服姿のつくし。
司はその姿に喜んだ。

これであとは、あの妄想通りに・・

・・・行くわけねぇか。

何故こんなことを思い立ったのか、今では理由はぼやけていた。
それに今では司の方がつくしの召使かもしれない。
だが、俺はそれで満足だ。
何しろお願いすれば、メイド服も着てくれる。
もちろん英徳の制服も。
そして彼が一番見たかった姿。
それは、司が買ったセクシーなランジェリー姿のつくし。
いつまでたっても恥ずかしがり屋の女だが、彼の願いは叶えてくれる。

『腹八分目に医者いらず』

そんな言葉があるが、目の前に牧野つくしが置かれれば、食べないわけにはいかない。
八分目だなんて冗談だろ?
全部食べないと気が済まねぇ。
そしてもちろん、他の誰にも渡さない。
牧野つくしは俺だけが食べていい。
それに牧野つくしに味付けは要らない。
ありのままのあいつが一番うまい。

・・だから・・・別に・・
メイド服なんて着なくてもいいんだが、大人の遊び心だと思ってくれ。

昔から食事の作法は一流と言われた俺。
もちろん牧野つくしを食べるとき、マナーを守って喰ってやる。

骨の髄まで残さず綺麗に。

それくらい牧野を愛してる。


禁欲生活だなんて文字は俺の辞書にはない。

愛とはどんなものか知ってるか?

愛する人と、決して離れないことだ。






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