2016
12.11

金持ちの御曹司~悪戯~

大人向けのお話です。
未成年者の方、またはそのようなお話が苦手な方はお控え下さい。
また、イメージを著しく損なう恐れがありますのでご注意下さい。
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心浮かれる休日がある12月。
司は足取りも軽く支社長室へ向かって長い廊下を歩いていた。
すると、給湯室の中から声が聞こえて来た。


「ねえ、最近あたしが乗る電車に痴漢が出没するらしくてね、怖いのよ」
「えっ!そうなの?恭子大丈夫なの?あんた胸が大きいから狙われるんじゃない?」
「やだ、止めてよ!冗談じゃないわよ!」
「でもねぇ。どうせ痴漢されるなら支社長みたいなイケメンがいいわよね?」
「あっ!賛成!あたしも支社長が痴漢なら喜んでこの胸を差し上げるわ!」
「・・恭子、あんたそれ本気なの?」
「もちろんよ。女性はね。どこかそんなプレイに憧れてるんだから!あたしなら支社長に押し付けちゃうわ!」



司はいい事を耳にしたと思った。
思わず口元に手を当てニヤリとした。
最近牧野とのラブライフがマンネリ化して来たと感じていたからだ。
言っとくが盗み聞きをしたんじゃねぇ。
たまたま耳にしただけだ。
何しろここは俺のフロアだ。どこで何をしようが勝手だろ?


痴漢プレイ.......


そう言えばあいつの通勤は電車だ。
俺の車で送迎してやるって言っても平社員がリムジンで通勤してるなんておかしいでしょ?
なんて笑ってたよな?
けど、あいつの乗る電車はいつも満員だって言ってたよな?
と、いうことは、あいつも今まで痴漢にあったことがあるってことか?

・・・おい。

待て!

まさか、電車の中で痴漢野郎に喜んで胸を差し出してるなんてことはねぇよな?
俺が知らないだけで、あいつは胸揉まれて喜んでたなんてこと_
いや。あいつに限ってそんなことはねぇか・・
何しろ差し出すほどの胸はねぇもんな。
言っとくが別にサイズのことを問題にしてるわけじゃねぇ。
あいつの胸の大きさがどうだろうが、俺にはベストな掴み心地なのは間違いねぇ。

やべぇ・・

牧野の胸を思い出しただけで、武者震いがする。
想像しただけでイキそうになる。
この前あいつがインフルエンザで寝てるところを我慢できなくて味見しちまったけど、無抵抗な女にヤルってのもいいもんだな。

そっと触れるとぷにゅっとした柔らかさ。
なんか牛乳で作った白いプリンみてぇだよな?
その頂きを彩る俺だけのイチゴが乗っかってるんだが、舌先でひと舐めして咥えてやるとあいつの口からため息が出る。

しかし、痴漢ってのは具体的にどんなことやってんだ?
満員電車の中ってことは、身動きがとれねぇってことだよな?
ヤラレル方はほとんど抵抗出来ねぇってことだよな?
痴漢の奴らどんな手口を使ってるんだ?




司は急いで執務室に戻るとパソコンを叩いた。


・・カチッ


・・カチッ


マジか!
牧野はこんなプレイがしたいのか?

司は考えた。
社内組織の改革も大切だが、男と女の間にも常にチャレンジ精神が必要だ。
この際だ。愛しい女とのラブライフに新しい息吹を取り入れるべきだな。

だが司は電車に乗った経験はあまりない。
だからあくまでも妄想の世界でしか体験できないものだと考えた。
妄想の翼は司を広い世界へと連れて行ってくれる。
その翼でどこまでも飛んで行くと、司の頭の中にあり得ない光景を描いてくれる。
司にとっての妄想はまさに人生の薬味、スパイスであり、活力剤だ。




OL牧野つくしの通勤風景。


電車通勤編。




電車の扉が開き、大勢の人が下りるのと入れ替わるように、つくしは電車に乗り込んだ。
駅を出発すると、満員の電車からいつの間にか人がいなくなっていた。
なぜなら、それは司の頭の中だからだ。
彼の頭の中の電車に乗っているのは、己とつくしの姿以外ない。

つくしは右手にビジネスバッグを持ち、出入り口の扉に向かって立って外を眺めている。
そのとき、背後から近寄る怪しげな男がひとり。
仕立てのいいスーツを身に纏い、イタリア製の革靴を履いた男。
男は背が高く、髪には緩やかな癖があり、そして鋭い目をしていた。
まさに俺に逆らうヤツはぶっ殺すぞ!的な目つきだ。
彼の名は道明寺司。この沿線界隈では名の知れたいい男だ。
彼はずっと一人の女に目をつけていた。
女は高校時代の後輩にあたる牧野つくし。
いつも彼が追いかけ回していたが、逃げられ続け、恋が実ることが無かった。
だが、そんな女がいつもこの電車を使って通勤していると知ってから、彼もこの電車を利用するようになっていた。

そして、ある時からいつも彼女が決めた立ち位置の後ろが、彼の指定場所になっていた。


司は牧野つくしの真後ろに立つと、右手をそっと尻に這わせた。
ビクッとする牧野。

かわいそうに・・

毎日こうして痴漢行為に合ってるってのに、声を上げることもなくじっと我慢してるのか?

やがて、司の右手はつくしのスカートの裾から中へと差し入れられると、尻をもみしだいた。
つくしの前方は冷たいガラス窓。
そこへ司は後ろから体を押し付けると、甘く艶のあるバリトンで囁いた。

「牧野つくし。久しぶりだな」

「ど、どうみょうじ・・?」

体を押し付けられた女はガラス窓に映る男を確認した。

「ああ。俺だ。おまえよくも俺のことコケにしやがったな?あんときの礼がまだだったよな?おまえに特別にいいことしてやるよ」

司はつくしの体をよりいっそう強く窓に押し付け、スカートをウエストにたくし上げ、白いレースの下着の奥へと指を突っ込んだ。

ブスッ・・

あっ・・

途端、口から漏れたのは小さな悲鳴のような声。
つくしは唇を噛んで声を押し殺していた。

だが、司はその声が聞きたかった。我慢なんかさせず、声を上げさせたい。
俺の指で感じているところが、イクところが見たい。

花芽をいじり、指でつまんで潰し、押し広げ、擦る。
強くつまむと、女の体が後ろへしなった。
熱心な男は指と手のひらを使って後ろからつくしを責める。

やがて、ゆっくりと飢えた穴に指を一本すべり込ませた。

「ああ!」

「気持ちいいか?牧野?けどすぐにはイカせてやらねぇからな」

司はつくしの耳たぶを優しく噛んだ。

ひくつくソコを指で擦り上げ、角度を変え、出し入れするたび、ねっとりとした糸を引きながら司の指を濡らしていく女。彼が欲しくて仕方がなかった女の痴態がいま、目の前にある。

「なんだよ?もうこんなに濡らしてるのか?イヤラシイ女だな、おまえは」

司はわざと耳元で囁くと、濡れた指を唇で味わう音を聞かせ、女の羞恥心を煽った。
擦り、湿らせ、俺を突っ込んでイカせてやるよ。

「牧野。前屈みになってドアに両手を突け。尻を出して前に体を倒すんだ」

つくしが言われた通りの姿勢になると、司は両手でつくしの腰を力強く掴む。

「なあ、牧野。指だけじゃ足んねぇよな?俺が欲しいだろ?俺が。なあ、欲しがれよ?俺を」

ビリッ・・と引き裂かれた白いレースは足元へ落ちた。

司はスラックスのファスナーをおろして片手で自身を取り出し、つくしの尻に押し付ける。

「・・まきの・・俺が欲しいだろ?欲しがれよ?本能に従え?」

「・・どうみょうじ・・これは・・仕返しなの・・?あたしが、あんたを好きにならなかったから・・」

司は声をあげて笑った。

「まきの・・違うぞ?俺はおまえを愛したいだけだ」

俺がおまえに仕返しなんか出来るわけねーだろ?
こんなに愛してるのに。
プレイだよ、プレイ。
痴漢プレイだ。

「まきの・・なあ?俺が欲しいだろ?いま何をして欲しいか言ってみろ?」

「でも痛いのはいや・・」
司はもう一度笑った。
「俺がおまえに痛い思いなんかさせると思うか?」

「ああっ・・どうみょうじ・・」

「お願い司って言ってくれっ!」

クソっ!
もうこれ以上我慢出来ねぇ!


これこそ、痴漢プレイじゃねぇかよ!
いいのか?
今日はこのまま行けるのか?
西田、邪魔すんなよ?

司はつくしのかわいらしいお尻に激しく欲望の塊を打ちつけていた。
一回突き入れるたび、ひと突きごとに、上がるつくしの声に、司のソレは益々硬さを増していた。


_まきのッ!_


これが......。


・・これがッ・・・欲しかったんだッ!!






司はハアハアと息をしながら、パソコンの画面に映し出されているつくしの写真を見ていた。右手はイチモツを、いや、マウスをきつく握りしめていた。
流石の司も今回はこのままイキそうになっていた。
右手が無意識にイチモツを握りそうになったところを、かろうじてマウスを掴んでいた。


・・西田がいなくて助かった。
こんな姿、見せられねぇ。


錠前と鍵のようにきっちりと合うふたり。
妄想の中でも最高に相性がいい俺たち。

けど、痴漢な俺がどうしてあいつにお願いしてるんだ?

なんだよ?
結局いつもと同じで俺があいつを追っかけてるだけじゃねぇかよ!


チッ・・

舌打ちした。


まあいい。



ところでクリスマスにはどこにイク?
妄想だけじゃなくて、俺は本物のあいつが欲しい。

なあ。
牧野?
プレゼントはおまえだけでいい。
他には何も必要ない。

この妄想を叶えるために、電車が必要ならすぐにでも用意させる。
いつでもプレイできるだろ?
ちなみにどこの電車が好きなのか教えてくれ。
色も形もおまえの好きな車両にしてやる。
勿論おまえが嫌がることはしない。


なんならジェットにするか?

機長とキャビンアテンダントでもいいぞ?

おい、いいな。それ!

なにしろうちにはどっかの国の次期大統領に負けねぇくらい派手なジャンボがあるからな。




だが司が本当に考えていることは違う。
本当は愛という名の毛布に包まれて_
いや。俺という名の毛布に包んでやりたい。
寒い冬の夜は俺の愛に包んであいつを暖めてやる。

愛し合うという事は、司が妄想するのとは全く違う。
あらゆる意味で、司は自分を見失うほどの熱い思いを抱えている。
抱えきれないほどの愛と情熱を、あいつに注ぎ込みたい。
そんな男が受け止めたいのは、愛する女からの熱いキス。
それだけで十分だ。
我儘を言うつもりはない。
もちろん無理難題を言うつもりもない。
それはあくまでも妄想の世界であって、彼が求めるものはただひとつ。
牧野つくしからのキス。
長く、熱く、愛が込められたキスが欲しい。


あいつと過ごす熱いクリスマス。
牧野が傍にいてくれれば、ただそれだけでいい。
それだけで、俺の心は満たされる。
俺が安らぐのは、おまえの傍だけ。


だから俺はおまえの傍にいたい。



永遠に。






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