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2016
06.19

金持ちの御曹司~魅せられた男~

非常に大人向けなお話です。
未成年者の方、またそのようなお話が苦手な方はお控え下さい。
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ウォール街の近くに巨大な雄牛の銅像がある。
高さ3.4メートル、長さが約5メートル、重さ3200キロ。
本物以上の迫力がある巨大な雄牛だ。
その名はチャージング・ブル(Charging Bull)
まさにその名のとおり突撃する雄牛の姿の銅像だ。
体をひねり、頭を下げ、後ろ足に力をこめ、前方にいる目標に狙いをつけ、今から突撃するぞという姿だ。
そんな雄牛の銅像はウォール街の株式相場の強気の象徴だ。
ちなみにこの雄牛は1987年のブラックマンデー(史上最大規模の世界的株価の大暴落)の後にアメリカのパワーの象徴として設置されたが、これはある芸術家が証券取引所の前に勝手に置いていったプレゼントだったというからアメリカ人のやる事はスケールが違う。


ブルと言えば雄牛のことだが、金融用語ではブル・マーケットと言い、攻撃的で繁盛、上昇相場を表す。角を下から上へと突き上げる雄牛の仕草から相場の上昇を表している。
つまり、株価を上昇させるという願望が込められているのがこの雄牛の銅像で、街の縁起物だ。意外なことだがアメリカ人も縁起を担ぐもんだな。
ついでに言えば俺のムスコも常に雄牛状態・・つまり常に上を向いている。


反対に相場の下げを表すのはクマだ。これはベア・マーケットと言い、相場の下落が続いている市場を表す。熊が前足を振り下ろす仕草、あるいは背中を丸める姿から相場が下降していることを表している。熊の弱気な仕草からそう名がつけられたらしいが、どう考えても熊が弱気だなんて考えられねぇが・・

ちなみにこの雄牛のタマをなでると金運、ビジネス運がアップするとかで、大勢の人間が触れて行く。そんなわけでブロンズのこの雄牛のタマも今では黄金色に輝いている。
まさにキンタマだ!
他人のタマなんて触る趣味はねぇけど、縁起担ぎってことで俺も触ってきた。
これもすべて会社の繁栄のためだ。
もちろん牧野には触らせてねぇ・・・
だいたいあいつが俺以外の男のタマ触ってるとこなんか見たくねぇよ!
俺のタマだけ触っとけば十分なはずだ。

タマと言えば・・
うちの邸にもタマがいる。
タマはタマだがあの婆さんに触っても特別な御利益はなさそうだが・・
だいたい、タマなんて名前は猫がつけるような名前だろうが!
タマ、タマ、なんて連呼してたら猫を呼んでるのかそれとも・・・「たまたま」なのか、
それともキンタマのタマなのかわかんねぇだろうが!

それにしても今どき猫にタマって名前を付ける飼い主なんているのか?
もし俺が猫を飼うなら・・言っとくが俺は犬は苦手だが、猫はまだ試してねぇ・・
・・・つくし猫なら飼ってもいい。


牧野が猫・・・
ま、今でも猫みてぇなところがある。
背中のひっかき傷はあいつの爪がつけた傷痕だ。

牧野が猫になる・・

猫はミルクが好きだよな?
俺の白いミルク・・ちょっと塩辛くてもいけるか?
あのミルクはあんまり溜まると塩分濃度が増すってのは本当か?
牧野に塩分を取らせ過ぎるのは気になるところだが・・
でも、そんなに溜めた覚えはない。
コンスタントに吐き出してるつもりだが・・

まあいい。


もし牧野が猫だったら・・



司は自分自身を味わう猫を観察した・・・・
俺のミルクを欲しがる子猫ちゃん・・その名はつくし。

椅子に腰かけた俺の前にひざまづいた牧野が、ゆっくりとスラックスのファスナーを下ろした。
狭苦しい場所から解放されて大きく腫れあがった司のそれはつくしに向かって頭をもたげていた。
先走った汁が漏れはじめた。

「牧野、舐めろ」

濡れてみずみずしい唇からピンクの小さな舌を突き出してペロペロと舐める子猫つくし。

「もっとしっかり舐めろ」 

どんどん溢れてくる汁を舐める子猫つくし。

「零さず全部舐めるんだ」

その光景を眺める俺。
しゃぶるのと舐めるとじゃ全然違う!
牧野に堪能される俺のムスコ。
まさに腹を空かせた子猫が滴るミルクを美味そうに舐めてる感じだ!
肉の根元からゆっくりと舌を這わされ舐めとられる司の汁。
まじで癖になりそうだ!
時々顔を上げて俺を見るところなんて、おねだりされてるみてぇでたまんねぇ!

「いいぞ。いい感じだ」

クソッ!
こいつに昇天させられそうだ!
いや、まだ天国に旅立つわけにはいかねぇ・・

「よし。しゃぶれ 」
「どうみょうじ・・こんなに太いなんて・・無理・・」

潤んだ瞳で俺を見上げる牧野。
太いか?いつもと同じだと思うがそうか?いつもよりデカいか?

「いいから口を開けろ」

子猫にミルクを飲ませてやる。
つくしが司を咥え中身を吸うように口を動かし始めると、司はかすれた声をあげながら、口の中へミルクを注ぎ込んだ。

「飲むんだ、牧野」

さらに深く咥え込まれた司。
舌を肉棒にぐるりと這わされた瞬間、コホンと言う咳払いにはっとした。



「支社長?」
「あ?な、なんだ西田」
「ですから、ニューヨーク証券取引所への訪問の件ですが聞いていらっしゃいますか?」

チッ・・

うるせぇなぁ。
せっかくいいところだったつぅのに・・
なんだよ!その目つきは!
今の俺は欲望と欲求と色んなもんが一緒になってんだよ!
そわそわして、むらむらしてんだよ!
俺の妄想の邪魔すんじゃねぇよ!
司はまるでうるさい蠅を追い払うように西田を執務室から追い払った。
椅子に背をもたせかけ、くるりと回った。

この際だ。もうひとつタマついでに話しておこう。

ある日姉ちゃんが俺に向かってひと言いった。
いや。あれはひと言じゃねぇよな・・ふた言み言はある。

「司、あんたつくしちゃんを泣かすようなことしたら、姉弟だからって許さないからね!」
「な、なんだよ姉ちゃんいきなり・・」
「いい?あんたがもしつくしちゃんを泣かすようなことをしたら、あんたの名前が司じゃなくなるはめになるかもしれないから覚悟しておきなさい!」
「ど、どう言う意味だよ・・」
「あんたあたしの立場を利用してつくしちゃんに水着を着せたらしいわね?」

クソッ、あいつ姉ちゃんに喋りやがったな!
それは姉ちゃんの名前を語って牧野を邸におびき寄せた件だ。
おかげで俺と牧野は大人の水遊びが楽しめたわけだ。
姉ちゃんサンキュと言いたいがここから先の話しが怖えぇことになった。

「今度あたしの名前語って嘘ついたら、あんたのタマなんて化学薬品使って縮ませてやるからね!」
「そうしたら、あんたの名前は司じゃなくて、司子とか司代とか司美になるんだからね!」
「あたしには弟はいなくて、つくしちゃんともうひとり妹が増えるんだからね!」
「お姉さんは悲しいわよ、こんな男が弟だなんて・・」

姉ちゃん化学薬品ってなんだよ・・
枯葉剤とかカドミウムとか、テトロドトキシとかそんなものか?
最後のはフグの毒か・・
どっちにしろ姉ちゃんマジで怖いからやめてくれ!

そんな姉ちゃんもロスへと戻ってホッと胸をなで下ろした俺。
牧野と久しぶりにドライブでも行くかと計画した。
海と山とどっちがいいか聞いたら、この前はモナコで海を満喫したから今度は
山がいいって言うもんだからうちの山荘までドライブすることにした。
それも久しぶりのお泊りドライブだ!
この山荘は俺がガキの頃からよく来た山荘だ。
ちなみに管理人は木村。
昔、世田谷でタマと一緒に働いていたことがある。
だから結構な爺さんだ。

「坊ちゃん、お久しぶりです。よくいらっしゃいました」
「ああ。木村も元気そうじゃないか?牧野と世話になるがよろしくな」
「はい。いらっしゃるのを楽しみにしておりました」
荷物を手にきょろきょろと周りを見回す牧野。
「牧野様、いいんですよ。お荷物はメイドがお運びいたしますので」

久しぶりの長距離ドライブで疲れた俺を見た牧野。
「道明寺、ここまで運転疲れたよね?お疲れ様」
と労う牧野。
「あたし、ここはじめてだから山荘の中を見てみたいんだけど・・木村さんに案内してもらってもいい?」
「ああ、行ってこい。俺は二階で休んでっから気にすんな」


司は二階に上がると子供の頃から使い慣れた部屋へと足を踏み入れた。
すでに運び込まれていた二人の荷物。

ここは昔と変わらねぇな・・

司はメイドが置いていったつくしの手提げバッグから、本がはみ出しているのを見た。
あいつ、旅行に本を持ち歩いているのか?
まあ勉強熱心なあいつのことだ。なんか難しい本でも持って歩いてるんじゃねえのか?
けど、気になる。
最近あいつはどんな本を読んでるんだ?
ブックカバーで覆われた本は何を読んでいるのかわからない。

司は好奇心からその本を抜き出すと、すっかりくつろいだ様子で体をベットへとダイブさせた。





パタン、と閉じられた本。

司は本をベッドのサイドテーブルに置くと後ろめたそうにしていた。

読むんじゃなかった・・

いや、読んでよかったのか?

牧野はまだ下で木村と話しをしているはずだ。
これ本当にあいつの本なのか、と心の中で呟きながらも司は再び本を手に取った。







『 おまえは一生俺の傍から離れられねぇんだよ!おまえは俺の奴隷だ! 』
『 やめて。お願い。もう・・許して・・ 』
『 ダメだ!おまえは一生俺のそばから離さねぇ 』
女はうつ伏せにさせられた。男の指先が女の臀部の割れ目に入れられた。
反対側の手にはローションが入ったボトルが握られている。
『 ああ・・あっ・・・いやぁ・・・』
『 いやじゃないはずだ。おまえに未知の体験をさせてやるよ。きっと気に入るはずだ 』
『 いや・・やめて・・お願い・・』
『 そんなこと言っても俺のが、欲しいんだろ?これが欲しいんだろ?大丈夫だ。すぐに慣れるさ。痛いのは最初だけだ 』
排泄物が出るだけの空間に入れられた指は、粘膜の奥を刺激した。
『 いやっ・・あっ・・ん 』
『 おまえの尻は最高だ 』
『 入れてやるよ、ぶっといのをな! 』
『 あああっ・・・! 』







司は呻いた。



あいつ・・・
エロ小説が好きなのか?
この本は相当読み込まれてるみたいで、かなりくたびれている。
牧野、おまえはこの本をこんなになるまで読み込んでたってことか?
まさか俺が知らないだけで、いつもこんな本を読んでるのか?
モナコん時も持って行ってたのか?
もしかして機内でも読んでたのか?

そうか・・・

牧野は俺にこんなことをして欲しいってことか?
だけどこんなこと本当にしたいのか?
どうなんだ?
そうなのか?
牧野はこんなセックスがしたいのか・・
だから、あえて俺の目に触れるようにバックから本を覗かせていたってことだよな?

司はベッドの上で目を閉じると想像を始めた。
山荘に閉じ込められて弄ばれる女・・・それは復讐に燃える男に囚われた女だ。
俺と牧野の二人だけのめくるめくアブノーマルの世界。
その光景は容易に頭に浮かんできた。

何か準備するものはあるのか?
いや、俺の体だけでいいよな?
小道具は特に必要はないよな?
いや、ローションがいる。

牧野任せとけ。任務は了解した。

食事の準備が出来たと声がかかり、司はダイニングルームまで下りた。
司は隣に座るつくしが、にっこりとほほえんで
「道明寺、疲れはとれた?」と聞かれたとき、呻き声を上げそうになった。
牧野・・おまえ、本当にいいのか?
疲れはとれたかってのは、これから夜に備えて大丈夫かってことを聞いたのか?
そんな爽やかな笑顔で俺にほほ笑んでるけど、本当はかなりアブノーマルな女だったんだな?
今まで気づいてやれなくて悪かったな。


夕食後、司はつくしと部屋へ戻るとごくりと唾を飲んだ。


「なあ、牧野・・・おまえ本当にいいのか?」
一応念のための確認。
「なにが?」つくしは不思議そうに尋ねた。
「本気なのか?」
「え?だからなにが?」
「いや。俺も当然はじめてのことだから、おまえがどれくれぇ本気なのかと思って聞くが・・」
訝し気な顔になる牧野。
「だからなんなの?」さっきまでのほほ笑みは浮かんでない。
「まあ、なるべく痛くねぇようにするつもりだが、大きさが大きさだけに・・」
「大きさ?なんの?」
司は息を吸い込むと思い切って言った。
「おまえ、アブノーマルの世界に興味があるのか?」



司は自分がかなり不適切な言葉を発してしまったことに気づいた。
見る見るうちに顔がこわばる牧野。



「こ、この本、おまえのだろ?」
司はベッドのサイドテーブルの上から本を取り上げてつくしに渡した。
パラパラと本を開くと読み始めた牧野。
頬が赤く染まり始めた。
「ち、違うわよ!」
「じゃあ誰んだよ?おまえのバッグの上にあったんだぞ?」
つくしはぞっとしたようにあえいだ。
「ま、まさか!し、知るわけないでしょ!」
「いまさら恥ずかしがることねぇだろ?心配しなくても優しくやってやるから」
「な、なに言ってんのよ!こ、こんなこと出来るわけないじゃない!道明寺のどれだけ大っきいと思ってるのよ!普通だって大変なのに、無理に決まってるじゃない!」

しばしの沈黙が流れた。

「あ、あたし・・えっと・・・」
「そうか・・」司に言えたのはそれだけだった。
「ま、間違いよ!こんな本、あ、あたしのじゃないからね!」
「そう・・だよな?おまえがこんな本、読むわけねぇよな?」
と、いうことはいったいこれは誰の本なのか?
つくしの手に握られていた本は司に押し付けられた。

「な、なんだよその目は?まさか俺が仕込んだなんて考えてんじゃねぇだろうな?俺はそんなことしねぇぞ!」
「じゃあ、いったい誰の本なのよ!」
 
司はつくしと顔を見合わせた。
この山荘に来るまえに、邸に寄ってタマと話しをした。
まさかタマの本か?
ふたりして記憶をたどる・・
邸に着いて、少しタマと話しをして、こいつが手洗いに行くって言って、戻って来て・・
その時このバッグは俺のそばにあったはずだ。

いったいこの本は誰の本なんだ!

そんなことよりも、今は目の前の女の方が怖えぇ・・


おい!待て!牧野、そんなに怒ることねぇだろ?
さっきのは冗談だよ、冗談。
俺がそんなアブノーマルに走るかよ!

まあ、いつかは挑戦してみたいってのもあるが・・

あぁ?俺、いま口にしてたか?

ま、まきの・・そんなに怒るなよ?
おまえがヤリたくないってもんヤルはずがねぇだろ?

そんなに怖ぇ顔すんなよ。
可愛い顔が台無しだろ?

おい・・

俺は地獄を見るはめになるのか?
業火の炎が燃える阿鼻叫喚の地獄に突き落とされるのか?
地獄の果てまで追いかけるとは言ったが、俺だけ地獄に突き落とされるのか?
冗談じゃねぇぞ!
この前こいつにプールへ突き落されたばっかじゃねぇかよ!
ご、ごめん!
ま、牧野!許してくれ!悪かった!
おまえがそんな変態じゃないってこと、俺が一番知ってるはずだってのに・・


「ど、道明寺が・・どうしてもって言うんだったら・・」

司は一瞬固まったようになり、耳を疑った。

まじか!
思わず目の前の女を抱きしめるとベッドに倒れ込んだ。
ああ、俺はこいつには本当に驚かされてばかりだ!
こいつの恥ずかしそうな表情に、いとおしさばかりが感じられる。

「牧野・・言っとくが俺は別に本気じゃねぇから、そんなことしなくても・・」
「じゃあ、反省してる?」
つくしは尋ねながらにこっと笑った。
「あ、あのね、道明寺・・羽目を外したくなったら、早めに言ってね?」

司はつくしの言葉に自制心が吹っ飛んでいきそうになった。

「で、でも・・この話しは・・もっと先の話しにしてね?」

お、おう。もちろん。

仰せのままにだ!






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