2016
05.14

金持ちの御曹司~昼下がりの2人~

大人向けのお話です。
未成年者の方、またそのようなお話が苦手な方
イメージが損なわれると思われる方はお控え下さい。
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「ねぇ、知ってる?」
「え?なになに教えて?」
「あのね、道明寺支社長のストーカーがいるんですって!」
「ええっ!?そうなの?でも支社長なんて普段からSPがついてるし、そんなストーカーなんてすぐに捕まるんじゃないの?」
「やだ、やっぱりそう思うわよね?」
「うん、思う」
「それがね、なんでもそのストーカーってうちの女子社員みたいでね・・・」
「どうも支社長のマンションの近くで待ち伏せしてるみたいなの。
それも長い黒い髪の女らしいわ」
「え?そこまでわかってるの?」
「長い黒い髪なんて柳の下の幽霊じゃあるまいし・・」
「そうなのよ・・・でね・・」

ガタンッ!!ガタッガタッ!

「あら牧野さんもう食べ終わったの?早いのね?」


***


バァーンといつものように遠慮なく飛び込んで来た俺の女。
まきのー。ここ会社。
おまえの好きな公私混同はしたくないってことで俺の存在は秘密のはずだろ?
なのにそんなに簡単にこんなところまで来てたらバレちまうぞ?

ま、部分的にはバレてるけどよ。

で?今度はなんだよ?

「道明寺、あんたでしょ!」腰に手を当て正面から睨む牧野。
「なにがだよ?」
「あんたにストーカーがいるって話・・。か、髪の長い女・・」
「あぁ?あれか?なんか社内で噂になってるらしいな」
「・・その噂流したのあんたでしょ!」
「あほか。なんで俺がそんなことしなきゃなんねぇんだ?」

ツカツカと近寄ってきた牧野。
今度は思いっきり執務デスクにバンと両手をついて来た。
「どういうつもり?」とひと睨み。
「そんな噂流してどうするつもりなのよ!あ、あたし達のことがバレたら困るじゃない!」

ぜーんぜん。
俺は困まわねぇけど?
そんなに睨むなよ。
またここであんなことや、こんなことしたくなるじゃねぇかよ!
あれ以来ここに座るたんびに思い出して・・
やべぇ・・・
それは・・親指を結束バンドで縛られたこいつが俺の前で膝をついた姿勢でしてくれたこと。


それに俺の妄想その1。

まだ叶ってないがそろそろ叶えたい気分になってきた。
牧野が俺のマンションの前で待っているって話。
もしもこいつがストーカーだったらって話しだ。

牧野が『今日は遅かったんですね・・』とか言って・・
俺は『迷惑だから帰れ!』なんて跳ねつけて・・
そしたら牧野が『どうしてそんなこと言うんですか。あたし道明寺さんが好きなんです!』
なんて言うから、『そんなに好きなんなら俺の言うこと何でも聞くか?』ってなわけで
部屋に連れ込んで悪戯する。

これ。

けどな、今問題なのはそんなことじゃない。

「それよりおまえに聞きたいことがある」
「き、聞きたいこと?」
おまえなにキョどってんだ?
「そ。聞きたいこと」

「コレ、なんだよ?」

『 花沢物産御曹司の恋人か? 』
バサッとデスクに投げつけられた写真週刊誌。

おまえは俺の女だろうが!
なんで類と一緒に写真なんか撮られてんだよ!

「言い訳してみろよ。上手く言い訳出来たら許してやる」

「い、言い訳なんてするようなことは無い・・ただ偶然会っただけで・・」

司は悪魔の申し子と言われた高校時代を思い出したかのように冷酷な表情でつくしを見据えた。
そんな俺の冷たい態度に牧野のコクンと動いた喉のラインに緊張が感じられた。


どうだ牧野。怖いか?
いつもいつもおまえに甘い顔してると思ったら大間違いだ!

南の島で牧野と類が抱き合ってるところを見た俺の態度に、おまえがびびっちまって大変だったのを思い出した。

偶然会っただと?

もっともらしい答えじゃねぇかよ?


ま、こいつの言うとおりなんだけどな。

今回のことはおまえが悪いわけじゃない。
俺が類に頼んだ。
俺が日本にいない間にこいつに手を出す男がいないか心配だった俺が類に頼んだ。
そうだ。類に見守ってもらった。
まぁ不本意だけどな・・仕方ねぇ・・
俺がいうのも何だが類はいい男だ。
類が牧野の傍にいれば男は近寄って来ることはない。
愛想がないのが幸か不幸か、氷の王子様って感じで女も寄せ付けない。

が、類。おまえ少しやり過ぎた。
俺の牧野の腰に手ぇなんか回しやがって!
しかもあの類のことだ。
写真に撮られてることも知っててわざとやったに違いない!
クソッ!
確信犯め。

けど、こうして牧野がどんな言い訳をするか見てるのもたまにはいい。
何しろこいつにはいつもやられっぱなしだ。
俺は訳知り顔を隠し、こいつの話しを聞くふりをした。

「道明寺、ち、違うの。ほ、本当に偶然会っただけなの」

なんだよ?こいつさっきまでの強気な態度はどこ行ったんだ?
こわばった表情で必死に言葉を探すこいつ。
落ち着け牧野。
それより俺はこいつの願望を知ることが出来て満足してる。

2日前・・・・

「じつはね、あたし見たのよ」
「この前、牧野さんが凄いイケメン男性の車から降りて来るところを!」
「え?あの牧野さん?」
「そうよ、海外事業本部の牧野さん!」
「人は見かけによらないって彼女のことかも?」
「ねえ、そのイケメンが牧野さんの彼氏なんじゃない?」
「でもね。彼女って凄いさばさばした性格でしょ?とても男がいるように見えないけどね」
「それがね?この前カフェテリアで一緒になった時ちょっと面白い話になってね・・」




イケメンは類のことだ。
それは分かってることだ。
それよりも偶然耳にした女子社員の会話。
もちろん女達は俺が立ち聞きしてたなんてことは知らない。
言っとくが別にしたくてしたわけじゃない・・
が、せっかく手に入れたこの情報を生かさないでどうする?
あいつの望みを叶えてやることが彼氏の役目だからな。

それは・・・
ちょっと面白い話のつづき・・

「牧野さんは支社長室に入ったことがあるらしくて、教えてくれたんだけどね」
「支社長のデスクって凄い立派なデスクなんだって!」
「へぇ。そうなんだ」
「でね・・・」

司は最後まで話しを聞くと執務室へと戻った。
思わず口元に手を当てるとニヤリとした。
なんだ。あいつそんなことなら俺に言えばいつでも叶えてやるのに。

そうか・・
あいつ・・
なんだ、あいつも好きだよな。



***



司は自分の前でこわばった表情を浮かべているつくしの前を横切り、執務室のドアをロックした。

むらむらしてる・・

「道明寺、ど、どうしたの?」
なんだよ。こいつまだびびってんのか?
「類のことはもういい」
俺の言葉にホッとした表情を浮かべる牧野。
「それより・・悪かったな。気づいてやれなくて」
司はつくしの傍まで歩いてくると身を屈め、彼女を抱きあげるとデスクの端へと座らせた。
「ど、道明寺?」
両手がスカートの中に入れられ膝を掴まれると腿が大きく開かれた。その間に立つ男。
「やだ、ちょっと、やめて!」
「なに止めるんだよ?おまえの望みを叶えてやるってのに」
「え?ちょっ・・道明寺なんの話をしてるのよ!」
「だから牧野、悪かった。気づいてやれなくて」
「やめっ・・」
「あっ・・」
ストッキングの上から触っても濡れているのが分かる牧野のアソコ。
「だめ・・どうみょうじ・・と、隣に人が・・」
「ひ・・秘書の・・」
「心配するな・・鍵かけただろ?」
司は顔を近づけるとペロリとつくしの頬を舐めた。
「あ・・」
「だめ・・」
「何がだめなんだよ?」リズムよく撫でさする司の指先。
「だって・・あっ」
「下着が・・ぬ、濡れちゃう・・」

そうだよな・・グチョグチョに濡れたまんまじゃ気持ちわりぃよな・・

「しっかりつかまってろ」首に回された手に力がこもった。

司はつくしの体をデスクから浮かせストッキングとパンティに指をかけると素早い動きで一気に引き下ろした。

下着以外はしっかり衣類を身につけた女と高級スーツを身に纏った男。





くちゅ・・ぐちゅ・・
「やっ・・・だっ・・」
くちゅ・・くちゅ・・
「あ・・」
挿し入れられた指が動いて水音がしてきた。
「ど、どうみょ・・じっ・・」
「・・んだよ?」
ぐちゅ・・ぐちゅ・・
指を増やしたらぎゅっと締め付けて来た。
「あん・・ん・・」
「気持ちいいか?」とお決まりの台詞。
「いっ・・い・・」とお決まりの答え。
まさにみずみずしいとはこのことか?
もったいねぇ・・
司はしゃがみ込むとペロリとひと舐めした。
「ああんっ!」
ついばみ、吸い込み、なぶり始めた。
「あっ、いい・・」
「ど、どうみょうじ・・ね・・お・・ねがい・・」
ぷるぷると震える牧野の体はイキそうか?

司はスラックスのファスナーを下ろすと高ぶったモノを取り出した。

硬く・・

高く・・

つくしにむかって突き出して・・・・

デカいよな?俺もこんなにデカくなってるのは久しぶりだ。
でも心配するな。ぴったり収まるから。

「ど、どうみょじっ・・」
「あ・・あたしを愛してる?」

ああ。俺の命をかけて愛してる。

司は腰をぐっと突き出すと根元まで埋めた。
彼の手はつくしの背中をがっちりと抑えていたが、覆いかぶさるようにゆっくりとデスクへと押し倒した・・

うっ・・
くそっ・・
搾りあげられる・・
さすがに2週間ぶりだと長く持たねぇ・・
けどそんなに簡単にイッたら男がすたる!
ちくしょう!
溶鉱炉なみの熱で俺を溶かすこいつのアソコ。
イカないようにするのは一苦労だ・・

「こ、声・・き、聞えちゃう・・」
「どうみょう・・じっ・・」
「お、おねがい・・」

わかってる・・

たった2週間離れ離れになってただけだ。
なのにこの渇望・・

砂漠で水を求める旅人のようにこいつの潤いが欲しくてたまらなかった。
牧野に会うまでこんな思いは知らなかった。
牧野に会わなかったらこんな思いは知らないままでいたはずだ。
生まれ持っていたはずの俺の情熱は牧野に触れたときしか襲ってこない。
他の女は必要ない。
愛しい女が傍にいたらそれでいい・・
牧野がいればそれでいい・・


「どう・・みょうじっっ!」
「あっ・・」
「あっん・・」
「あ・・んっ」

開かれた唇は司の唇にふさがれ、叫び声は覆い隠された。




***



二人は身なりを整えるとソファに大人しく座り込んだ。


「なんでこんなことしたのよ!」
「なんでっておまえの夢だったんだろ?」
「なんであたしの夢が・・こんなところで・・」
「俺は確かに聞いた」
「誰に何を聞いたって言うのよっ!」
「牧野つくしは支社長のデスクで押し倒されてやってみたい」
「そ、そんなこと言うわけないでしょうが!」
「それはあんたの・・妄想でしょう!」

俺の聞き間違いか?
そうか・・
俺の妄想か・・?

まあいいじゃねぇかよ・・
二人が幸せなら。




今度から替えの下着は俺のデスクの引き出しに用意しておいてやるよ。
もちろんそのことは牧野にはナイショだけどな・・






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